司馬遼太郎が考えたこと〈15〉エッセイ1990.10~1996.2 (新潮文庫)

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著者 : 司馬遼太郎
  • 新潮社 (2006年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101152578

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司馬遼太郎が考えたこと〈15〉エッセイ1990.10~1996.2 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 司馬遼太郎のエッセイを年代別にまとめた『司馬遼太郎が考えたこと』。
    2006年7月、友人との九州旅行の帰りの夜行列車で1巻を読んでから約5年半。再読したり、間が空いたりしながらようやく最後の15巻にたどり着いた。 15巻ともなると、日本人への遺言のようなエッセイが多い。
    土地が投機の対象となる現状、失われゆく美しい自然、日本の将来を憂え、歴史の中から日本の指針を示してくれるような司馬氏のエッセイには勇気づけられる。
    数多くの司馬氏の小説の主人公に生きざまをダイジェストにした「人間の魅力」や、日露戦争に始まる激動の日本を描く「日本の二十世紀」など、素晴らしいエッセイがたくさん収められている。
    歴史好きではない人にも、一読をお勧めします。

  • 私は司馬さんの小説はほとんど読んでいません。このエッセイ集と「街道を行く」くらいですが、その膨大で精緻な知識には毎回敬服します。同時に、現在の日本人が忘れかけている、いや、忘れ始めていることどもについて再考を迫られているようです。このような偉大な知性、巨人はもう現れないのでしょうね。

    現代人の必読書があるとしたら、こういうものなのでしょう。15冊を読み終えてほぼ1年になりますが、やっと私の中に定着してきたようです。これを期にレビューを書かせていただきました。

  • 『日本仏教小論』が、印象に残りました。とくに浄土真宗の成立らへんが。たまたまひとつ前に読んだ『街道をゆく、芸備の道』にも、出だしで安芸門徒について書かれていました。司馬さんの浄土真宗への思い入れを感じました。

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司馬遼太郎が考えたこと〈15〉エッセイ1990.10~1996.2 (新潮文庫)の作品紹介

'95年1月、阪神・淡路大震災、3月には地下鉄サリン事件と大惨事が続く。司馬遼太郎は『街道をゆく』『この国のかたち』『風塵抄』の連載なかばにして、'96年2月12日夜、腹部大動脈瘤破裂のため急逝した。享年72。この巻は、被災者を励ます「世界にただ一つの神戸」、小説家になった動機を明かす「なぜ小説を書くか」「二十二歳の自分への手紙」など、絶筆までのエッセイ95篇を収録。

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