勝海舟(一) (新潮文庫)

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感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101153056

感想・レビュー・書評

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  • 子母沢寛の小説です。
    前々から気になっていた本で、今回挑戦してみました。
    苦戦しました。個人的だと思うんですけど、江戸っ子言葉を文字にしているところが本当に読みづらかったです。
    勝海舟の父親・小吉など、チャキチャキの江戸っ子旗本を描こうとしたんでしょうけど、江戸っ子言葉は・・・文字には向いていないと思います。
    そのせいか読むスピードが本当に遅くなってしまい、読み始めたのは12月だったのに3ヶ月半もかかってしまいました(^_^;)

    勝海舟の父親・小吉のエピソードが前半を占めています。
    当然、勝海舟は麟太郎少年として出てきます。
    随分前に勝海舟のドラマを観たことがありますが、その時も小吉の事を物語の序盤に語っていましたので、小吉のエピソードが前半を占めていたのは面白かったです。

    意外だったのは、今巻で長崎伝習所までを描いていること。そう、年齢は30代中盤までを描いていました。

    もしかしたら咸臨丸辺りから長く描かれるのかなぁ。

  • 司馬遼太郎で幕末にはまった。勝海舟について知りたく、本書を取ったが、難解。物語が頭に入ってこない。わたしの読解力の問題と思う。

  • 図書館に頼んで全巻購入してもらったのですが、どうも私は歴史モノではこういう小説より吉村昭先生のような方が合っているらしく、オリジナル設定も加えてあることで、もう少し歴史を勉強してから読む方が面白いかな、と思いました。

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