- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101153315
作品紹介・あらすじ
「十両盗めば首がとぶ」「悪代官なんていなかった」「芝居の開演は朝七時」「江戸城の糞尿汲み取りは葛西村の権左衛門の独占商売」などなど、現代人から見ると新鮮でおもしろい"江戸の常識"がこの一冊にギッシリ。庶民、商人、武士、大名、将軍さまの暮らしぶりが、小粋に飄々とした語り口で綴られている。時代小説ファンの座右の書としてもオススメ。
感想・レビュー・書評
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「十両盗めば首がとぶ」「悪代官なんていなかった」「芝居の開演は朝七時」「江戸城の糞尿汲み取りは葛西村の権左衛門の独占商売」などなど、現代人から見ると新鮮でおもしろい“江戸の常識"がこの一冊にギッシリ。庶民、商人、武士、大名、将軍さまの暮らしぶりが、小粋に飄々とした語り口で綴られている。時代小説ファンの座右の書としてもオススメ。
(2004年)
— 目次 —
第1章 花のお江戸のまんなかは…?-江戸城内の仕事ぶり、暮らしぶり
第2章 大名暮らしも楽じゃない-大名の気苦労さまざま
第3章 花は桜木、人は武士と言うけれど…-お侍にもピンからキリまで
第4章 広いお江戸の取り締まり-町奉行所、火盗改などの実体
第5章 旦那衆と江戸ッ子が入り乱れ-江戸の町人の生活模様
第6章 粋にいなせにお祭りさわぎ-町人の娯楽、ア・ラ・カルト
第7章 通は見栄張る、張れなきゃ野暮天-江戸の遊廓、花街ご案内
第8章 罪があるから罰もある-犯罪と刑罰見本帖詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20181230読了。
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江戸時代の生活、社会のルール、文化、風俗などを平易に解説した書。知っていることも多かったが、「あだ」=「なまめいた風情」、「いなせ」=「いきで勇み肌」、「いき」=「すっかりあか抜けがし、そのうえ色気があること」、「勇み肌」=「貧乏人が侠気を衒うこと」、「伝法肌」=「ともすれば暴力を振いかねない嫌われもの」、「鉄火」=「意地を張ることの強いさま」など、江戸っ子の気質を表す用語満載で、なるほと納得。死刑の方法、同じ死罪でもこんなに種類があるとはビックリ。
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江戸
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あまり覚えていないけど、読んでいるときは楽しかった。この手の本は読みあさったので、今更驚けない。
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江戸については知らないことが多すぎる・・・・・。学ぶべき点は多々あるね。
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『おもしろ江戸の雑学』昭和63年10月永岡書店 改題,再編集
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3年前の衝動買い。
読んだものは今だが。むー。微妙。 -
江戸雑学な本。
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題材が興味深いのと文章が読みやすいので、説明文が苦手な私も楽しく読めました。当時の川柳が多く紹介されていますが、それもこむずかしさがなくとても面白かった。