てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)

  • 119人登録
  • 3.63評価
    • (7)
    • (20)
    • (24)
    • (1)
    • (0)
  • 16レビュー
著者 : なかにし礼
  • 新潮社 (2003年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101154213

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大阪出身の春男と所帯を持った九州出身の照子。照子さんは美人で気が強く、結婚式の最中に敵の飛行機が近づいてきたときは花嫁衣装のまま誰よりも先に防空壕に飛び込んだりする決断力もあります。

    パン工場を始めた夫婦は4人の娘、春子、夏子、秋子、冬子に恵まれ、商売に精を出していきます。突っ走り気味の照子さんと、優しく落ち着いた春男さんの組み合わせは最高。

    大阪弁の会話ってなんでこんなに面白いの。きつい言葉(あほんだらとか)も関東人の私にはあまりきつく聞こえない。アメリカ軍の元でパン職人修行をした春男さんが大阪弁と英語を混ぜて話す箇所はおかしかった。サンキューですねんとか。

    中を読むのも楽しみです。

    10年以上前に「てるてる家族」という題名でテレビドラマにもなったのですね。見ていなかった。

  • 舞台は戦後まもなく大阪池田の栄町商店街。復員後佐世保で修業しパン工場を始めた岩田春男とその妻・照子と、春夏秋冬の名を持つ賑やかな四姉妹。ある日映画で見かけたテレビジョンに照子は強く惹かれ、テレビジョン付喫茶店は儲かる!と始めた喫茶店・シャトーはその通り連日大入りで大繁盛する。その勢いに目をつけられ、梅田スケートリンクに二号店を出すことになるが、そこで娘の春子と夏子はフィギュアスケートの道を進むことになるのだが…… 2003年度後期朝ドラ「てるてる家族」原作。日本のどこもかしこも再生へのエネルギーに満ちていた戦後、「これからがあたしの青春なんや!」と“天の声”を信じて猛進する人一倍パワフルな肝っ玉お母さん・照子と気弱な“あかんたれ”だが優しいお父さん・春男と個性豊かな四姉妹が織りなすホームコメディー。

    てるてる家族再放送ありがとう!ありがとおおおおう!!!(いきなりなんだ)噂には聞いていましたが予想以上にすごい朝ドラでした。あまちゃん超えてお気に入りの一作になりました。最終回の余韻もさめやらないまま「てるロス」にならないようあらかじめ買っておいたこの原作本を読むことにしました。あくまで原作でありドラマの内容とは大分違っているのですが、ドラマが上手く原作を取り入れたりアレンジしているんだな~ということがわかるのでドラマに満足した方は是非これも読むといいです。時折クスッと笑えるのもいい。ドラマでは描かれなかった春男と結婚する前の照子が(短いですが)書かれているのもいいと思います。なので照子主役のスピンオフみたいな感じ。まだまだ序盤なので感想は短いですが多分ドラマとは違って春子夏子がメインとなっていくんだろうなー、ドラマではやらなかったエピソードとか楽しみだなー。

  • 以前に観たドラマの原作。
    パワーいっぱいの照子さんに元気をもらって、前向きな気持ちになりました。
    みんなが力一杯生きていた昭和の良き時代って感じ。

  • <上> 2003.9.25 〜 29 読了
    <中> 2003.9.29 〜 30 読了
    <下> 2003.9.30 〜 10.1 読了

  • 昔、朝ドラで放送されていた「てるてる家族」の原作です。タイトルにもある照子とは、4人姉妹のお母さん。元気いっぱいの照子から、こっちまでパワーをもらいます。 熊本学園大学:(み)

  • 照子さんが可愛い。
    猪突猛進の照子さんとほんわかしつつ、きっちり考えてる春男さん。
    大好きな大阪が舞台だし、言うことなし!

  • 池田、佐世保などを舞台とした作品です。

  • 上中下巻、一気に読みました。NHKのてるてる家族の原作です。
    春子、夏子、秋子、冬子の4人姉妹の生い立ち、その母親の気持ちを、おもしろおかしく描いてます。4人姉妹の母親は、ドラマでは浅野裕子が演じていますが、とてもFITした感じ。
    あとがき読んで気が付いたのだけれど、これ実話だったんだって。
    タレントで一躍有名になった夏子のモデルは、いしだあゆみらしい。
    3巻通して、とても素敵なお話でした。 
    夢を見なければ、スタートラインにすら立てないということ、今の時代じゃすっかり忘れられている気がしました。。

  • モデルになった家族があるとはいえ、フィクションとは思えないくらい血の通った作品。
    母は強し!

  • (三冊すべての感想です)
    新聞に掲載されていたときから読んでいました。戦後直後から高度経済成長を迎えるいわゆる「懐かしの昭和時代」の物語ですが、家族のあり方を考えるのに参考になる一冊だと思っています。

  • ずいぶん前にNHKの朝ドラ「てるてる家族」がやっていたのを見ていたので、原作も読みたいと思っていて、今回ようやく。

    とにかく読みやすかった!
    やっぱり関西弁が心地いいのかも。
    照子がこうと決めたらどんどん走っていくのを、春男がいい感じでブレーキかけてるような感じがした。
    いい夫婦だなぁ。

    読みながら、当時の阪急梅田駅のあたりはきっと栄えてたんだろうなって想像した。
    池田に住んでたら、さぞかし梅田は華やかに見えただろうなぁ、とか。

    それから、岩田家はやっぱり裕福だったんだなーとしみじみ。
    これ読んで、スケートにずいぶんお金がかかるらしいことがとてもよく分かった。

    2010.1

  • もうめちゃくちゃ面白くて
    どんどんページが進みました。
    最後の最後にモデルの家族がいるとわかり、しかも有名な人たちで
    そういえばドラマ化したときもそんな話題があったなと
    何となく思い出しました。

  • 【図書館】2006/07/13/〜数日で全部読んでしまった。面白かった。

  • NHKで「てるてる家族」が好きで読んだ作品。
    やっぱり、面白かった。照子さんのバイタリティ。大阪の女って、活力があって太陽って感じですよね。好きだなぁ。

  • NHK連続テレビ小説『てるてる家族』の原作。
    家族モノに弱い私にとって、なかなか好みな一作です。
    とにかくパワフルな照子さんの肝っ玉母さんぶりがすごい。
    九州出身のハズなのに、大阪人より大阪人らしいアクの強さ、思い込みの激しさに、「この人の娘だったらキツイなぁ」と思いつつも、どんどん惹かれていきます。
    実在の人物(なかにしさんの奥さんの家族)をモデルにしているので、その思いもまたひとしおな感じ。
    長女、次女(=いしだあゆみ)のふたりにかける情熱がとにかくすごいんだけれど、三女、四女は見事なまでに放っておいてしまうところなんか、子どもの視点で見ると「ひどい!」って思うんだけど、そんなところもまた人間らしいというか……。
    たぶん、なかにしさんがモデルとなったお義母さまに愛情を持っていたからこそ、嫌みなく描けているんでしょうね。
    文庫で上、中、下と三冊に分けられるくらいの長めの小説なんだけれど、無理なくすうっと読み切れます。

  • 【あらすじ】<BR>
    舞台は戦後復興期の大阪・池田市。復員してパン工場を始めた岩田春男と照子の夫婦には、春子、夏子、秋子、冬子の四人の子供がいる。妻の照子は人一倍負けず嫌いな性格だが、彼女のアイディアで始めたテレビ喫茶が大当たり。四姉妹もすくすく育ち、長女の春子はフィギュア・スケートで見る間に才能を発揮する。夢を抱いて奮闘する一家の姿を描く、涙と笑いと感動の「国民的ホームコメディー」。
    <BR>
    【感想】<BR>
    今年読んだ本のなかで一番おもしろかった!戦後っていうと暗くて貧しいイメージがあったけど、こんなに明るくたくましい時代でもあったんだ……と目から鱗。
    読みやすい文章なので、「読むぞ!」と、構えないで読める作品だと思います。
    この小説が原作のドラマ(「てるてる家族」)が年末にNHKで再放送されるみたいなので今から本当に楽しみ。

全16件中 1 - 16件を表示

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

てるてる坊主の照子さん〈上〉 (新潮文庫)の単行本

ツイートする