- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101154510
作品紹介・あらすじ
後漢末の頃。貧しいが高貴な血を引く劉備は、世を救うという大志を果たすべく、関羽、張飛と桃園にて義兄弟の契りを結ぶ。跋扈する黄巾賊の征伐に乗り出した彼らは、智謀に優れた人物、曹操に出会う-。これぞ王道の「三国志」!波乱に満ちた群雄割拠の世を描き切る、壮大で華麗な歴史スペクタクル。
感想・レビュー・書評
-
兄貴や、関羽のような深い絆で結ばれた友人は、最高の宝だと思ってる。
桃園の時は、兄貴のおっ母さんも嬉しそうだったなぁ・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつか読もうと思ってはいたものの…実は避けていた三国志
しかし読みやすい文面と臨場感溢れる戦いの場面、何より人間臭さみたいなのが滲み出ててめちゃめちゃ面白い!!
昔の言い方だな、漢文ぽくてよくわからんみいたいなのは随所であるけれどそれもまた良い
三国志でも解釈する人によって違うらしいので吉川英治さんシリーズを読み終わったら色々読み比べたい
それにしてもこれから長い戦いなんだろうな… -
読みやすく、流れるような、表現豊かな美しい文章で、歴史小説が苦手な私でも楽しく、無理なく、三国志の世界に入っていくことができました。
-
友人に薦められて読んでみました。
なんと言っても、私は歴史が大の苦手、人や土地の名前を覚えられない記憶障害アリ(顔貌記憶障害でもある)、読める自信はカケラもなかったのですが、なんとか読めました。
善も悪も極端だし、人が刀でばすばす首を刎ねられたりすることには慣れませんが、エンタメだと割り切ることで楽しめています。
中華人民共和国の方々の大陸的思考って、こんな感じなのかぁー、という興味も湧いています。続きも読むぞ。 -
一度は読んでみたいと思っていた三国志
1800年前の壮大な中国大陸の治乱興亡の歴史を最後まで読めるか三国志ナビを頼りに最後まで読もうと思う -
ほんの序盤、ズッ友3兄弟の馴れ初めや、世界観の設定紹介程度。呂布や曹操が絡み始めたところ。
先はまだまだ長いから…じっくり読む。
三国志はどの作家もそれぞれに好きだけど、KOEIが入り口の私には吉川三国志が一番楽しい! -
漢字一文字の深みが好きな人にはたまらないと思う。表現が秀逸。中文を読んでいる気さえしてくる。どれだけ活躍しても不当な扱いを受け、それでも大志をいだき続ける劉備は超人すぎると思ったが、境遇が少し落ち着くと色恋に走った。人間らしさを感じた。その後どう自分を律するかが、人生の分かれ道なんだろう。
-
三国志、目標、全巻集めます!
-
多少言い回しに難しいもの最初感じたが慣れると、さっと読めました。
-
授業で三国志演義の白文を読んで、なにこれわからないと思ってから、いつか読まなきゃと思っていたので学生が終わる前にチャレンジしました。三国志はいくつもあって何を読んだらいいかわからなかったのですが、どうやらアタリを選んだようです!とってもおもしろい!創作が大きいとのことですが寧ろ読みやすければそれが嬉しいです。いままで三国志をマンガもアニメも映画もドラマも?何も見たことが無かったので、名前だけ知っている人がどんどん血を通わせていくのがすごく楽しいです。いまのところ、関羽がかっこよくて好きです。本当になにもストーリーを知らないので誰も死なないで欲しいです笑
劉備が母親孝行だったり、3人の義兄弟の様子などを見ると、中国の儒教的な教えだなあと思います。文化も感じられるので、そういった面でも、興味深くて飽きないですね。