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- Amazon.co.jp ・本 (445ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101154893
作品紹介・あらすじ
短くはあれ、義経は、思うざまに生きたぞ。頼朝の追捕の手を逃れ、姿を隠していた義経だったが、若き頃、その身を托していた奥州の藤原秀衡を頼り、平泉に向かうことを決意する。大仏殿勧進のための山伏姿に身をやつした主従は、安宅の関を弁慶の雄弁と機智で通過し、無事平泉にたどり着く。衣川に館を構え、つつましい生活をおくる義経だったが……。義経の逃避行とその最期を描く二十巻。大河歴史小説完結。
感想・レビュー・書評
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ラストシーンは普遍的なものだと思う。
それは源平合戦であれ、戦後日本であれ、変わらない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦後復興期に7年続いた週刊誌連載小説の完結編。義経の最期とその後の世情が情感たっぷり描かれる。ラスト、ささやかな「幸せ」を噛み締める麻鳥の言葉がジーンとくる。
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