上意討ち (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1981年5月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156095

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池波 正太郎
池波 正太郎
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上意討ち (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「成熟した男と女が、出会いの度に何も彼も忘れて、楽しみ合うのが色事というものだ」

    「男女の心底にひそむものは、言葉や態度に出さずとも『色事』のうちに判然とにじみ出てしまうものだ」

    収蔵の「色」(土方歳三の話)の一節。以前、元カノとの色事の中で「今日はどうしたんだろう?」というほどの時があったが、後から振り返ると結婚をする気のない私から離れ、他の男と結婚することを決めた上での最後の色事があの時だったのだと気づく・・。

    その他にも、表題作以外にも剣豪・塚原卜伝を描いた「卜伝最後の旅」などを収蔵。

  • 全て短編作品を盛り込んだ11の話からなる作品。
    老若男女問わずいろんな人が主人公で
    武士町民農民問わず、新選組まで後味の良い作品ばかりだった。
    池波先生最高です!
    新選組で言うと池波正太郎作品の「幕末新選組」(文春文庫)の永倉新八
    作者は違うけど、
    土方歳三で言うと司馬遼太郎作品の「燃えよ剣 上・下巻」(新潮文庫)
    なんかこのおさらい?のような感じだった。
    身分や性別、生い立ちが違えど
    人生いつどんなタイミングで
    転んだり起き上がったりするのか
    ボーッとしてたらいかんな、と。
    一話一話噛み締めて読んでほしい内容

  • はじめての池波正太郎。
    短編集だからか、「え、このあとどうなったの?!」という終わり方の話が多いように感じた。
    でもそれがいい余韻というか、読み手にいろいろ想像させる余地を残してくれているなと。
    特に「激情」。しょっぱなから?!と驚いた。次の「上意討ち」に進むまでにちょっと時間がかかった。
    他の話も、素直に次に進めないものが多くて、登場人物のその後や最後の台詞の意味なんかをついつい考えてしまう。おもしろかった。

    ビッグネームだけに読むのをずっとためらっていたけど、ほかの作品も読んでみようと思う。

  • 池波正太郎短編傑作集と言っていい作品で11の短編からなっている。なかでも「剣友 渡辺曻」、「色」、「龍尾の剣」は新選組の近藤、土方、永倉らの姿が異なった視野から描かれ楽しめる。

  • THE池波節がきいている作品集。

    読み切るのが…。正直つらかった。


    鬼平・剣客は好きなんだけどなー。前半は名もない武士や武家の小話風。後半は歴史に名を残したあの人やあの人を題材に。 わっちは前半の話群のほうが読みやすかった。新撰組マニアは後半に。といっても局長・土方話デス。

  • 就活のネタ作りのために読んだ(動機が不純)
    でも特に話せるものでもないかな…。

    初池波作品。
    宮部みゆきの江戸時代の話やら、しゃばけシリーズやらを読んでいたおかげでそんなに抵抗はなかった。
    池波作品は人気が高いけど、どの作品が良いんだろう。
    模索中。

  • 自分が買ったのは、この短編集に塚原ト伝の話があったからという偏りっぷりです。
    「ト伝最後の旅」という話です。
    他の小説や一般的な認識と違い、無敵と言われたト伝の老いてからの弱さに視点を置いた興味深い小品です。

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