おとこの秘図〈中〉 (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1983年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (638ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156170

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おとこの秘図〈中〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「男というものは、金のちからを軽く看てはならぬぞ。そしてまた、金のちからに振り廻されてもならぬ」。

    元禄時代、旗本の妾腹の子として生まれ、父から疎まれ、剣の修行をし、剣士として生きようと決めた男の物語。父からの執拗なまでの廃嫡の策謀を受ける。

  • 注:このカバーの絵は,「侍女を『想像で』写生する」主人公の図。

  •  剣客としての人生を過ごす

  • 2010/03/07完讀

    五兵衛繼承家業之後,度過一整本平凡的生活…雖然有時有任職,發生一些奇怪的事(佐和口和お玉一干人等行跡可疑),但主要還是在為後面鋪梗,沒有太大的轉折。五兵衛出手揍了將軍,這不就跟さむらい劇場劇情幾乎一樣(我越來越怨恨先讀過那一本了,讓我完全喪失新鮮感…)

    五兵衛從臨摹お梶送他的春宮畫開始,迷上了畫圖,開始大量繪製精美的春宮圖,把主角換成自己和身邊的人,以撫平他對性冷感的妻子的不滿。就這樣十六年過去,收到お百合的來信,原來お梶過世了(可是在さむらい劇場裡還活著阿???),お百合來江戸找他。闊別十六年,お百合已是亭亭玉立的人妻,於是被五兵衛所染指,甚至欲迎入府邸納為小妾。

    五兵衛常常找お百合,還欺騙家臣說是在當公儀隠密,度過一段瘋狂的發情期。後來お百合終究還是逃回京都,不願被困在武家屋敷中。五兵衛正想追到京都去,沒想到幕府真的找上門來要他當公儀隠密和吉宗的影武者,一起找出殺害吉宗集團的真面目。五兵衛並得知,真正幕後黑手是以前很照顧他的尾張屋,不禁開始思考以前喜平治一干人等究竟是何方神聖?

    **

    比起日本女性喜愛的作品,我比較有共鳴或者愛讀的書多半是日本歐吉桑口味的書,像池波大師的書就是。我想我已經很努力地突破性別去喜歡他的作品,書中的男性染指身邊的女性或下僕的劇情我都司空見慣了,但是讀到五兵衛追お百合,霸王硬上弓這段,讀起來我還是有點生氣。不容分說還要把お百合納為小妾,對家臣說謊,讓我有點討厭五兵衛。雖然我知道,這就是人性,這就是男人(男は本当に都合のいい生き物…)

    --
    「人を申すものは、おのれのためだけに生きているのではない。」
    「人は生まれたのち、すぐさま死ぬることに向かって歩みはじめる。死への道中が、すなわち生であることが、頭ではのみこめていても、身にこたえてはおらなんだのじゃ。この一事も、しっかりのみこめていたならば、当然、柴田宗兵衛が、いずれは死ぬることも、おのれの一命とて、いつ絶たれるか知れたものではないゆえ、いのちあるうちに、仕てのけねばならぬことが、はっきりと、この目に見えていたはずなのじゃ。なれど、相手に死なれてしもうては、もはや、為すすべもない。われながら、あきれ果てたものよ。」
    「おのれが気にそまぬ主人に仕えるほどなれば、むしろ、退身をし、浪々のみとなったほうがよい。これが侍と申すものじゃ。男と申すものじゃ。…心と心が通い合わぬ主従なぞは、あって無きに等しいのじゃ。そのような主人と家来なれば、世の中に、害毒をもたすだけのことよ。」
    「世の中のことは、みな、このような勘違いから成りたっているのではないかと、な。(中略)わずかに一つの家のことのみにてもそれじゃ。まして天下のこととなれば、これはもういうまでもないこと。勘違いがよい方にはたらいてくれるならよいが、悪しき方へはたらいてしもうては一つの家だけのことにはとどまらぬ。天下の政事ともならば、その波紋は万民におよぶことになる。いや、そのようにおもうてくると、まことに人の世は恐ろしい。」

    (638page)

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