忍びの旗 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156194

感想・レビュー・書評

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  • 池波正太郎の数ある忍者小説の中でも、これは飛び切り面白く、引き込まれる。

  • 源吾の最後が爽やかで良かった。

  • 最初は未熟さが感じられた源五郎ですが、後半、“自分の思うまま”に行動し始めてからは、グンと格好良くなりましたね。いつの時代も組織を抜けるのは大変なことです・・・。
    あと、山岸十兵衛が男らしい!

  • 20150615読了
    初めての池波正太郎作品。
    ちょっと回りくどいというか、山場がない(小さな山がたくさんある)というか。いまいちテンポが合わなかった。

  • 甲賀忍者・上田源五郎の流転の生涯を描いた作品。しかし、単純な忍者小説では終わらず源五郎にとっての家族というものを主題にした文学である。私の暮らす埼玉にあった武州鉢形城も作品の中で重要な役割で描かれる。

  • ちょっと毛色の変わった忍びの者のお話

  • 掟と言う物は 恐ろしい
    忍者たるがゆえんの面白さ
    面白かったです

    BY G

  • 全1巻。
    池波先生忍者シリーズ。
    小田原征伐。

    うーん。
    忍者シリーズで一番別枠かも。

    一応小田原征伐の、しかも小田原目線ってんで
    少し珍しくて期待したんだけど、
    あまり史実と関わらない。
    主人公個人の物語。

    小田原以後は甲賀VS主人公の逃走劇。
    といってもあんまり盛り上がらない。
    なんか物語中盤ですでに終わってしまってる感じ。
    他の物語との関連性も薄い。

    個人的にはいまいちぐっとこなかった。

  • 2009/12/18完讀

    忍者・上田源五郎

  • 少し、人間臭い臭いもした忍びの主人公でした。
    それにしても、忍びは、大変ですね...........
    http://blog.livedoor.jp/maikolo/archives/51056441.html

  • 090227(n 090312)

  • 池波氏は絶対忍者萌えだと思うんだ(真顔で)。

  • 山田風太郎を読みすぎて忍をピンク色メガネで見すぎていたと気付いた

  • 関が原後、親の仇の義父、抜け忍

  • 著者の戦国忍者シリーズ。忍者・上田源五郎の生涯が描かれている。登場するのは武蔵・鉢形城主・北条氏邦とその家臣・山岸十兵衛。彼らを探る任務と愛する者を守り抜くことを両立しながら、生涯を全うする姿を堪能しよう。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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