- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101156330
作品紹介・あらすじ
なぜ映画を見るのかといえば…。人間はだれしも一つの人生しか経験できない。だから様々な人生を知りたくなる。しかも映画は、わずか2時間で隣の人を見るように人生を見られる。それ故、映画を見るとその人の世界が広がり、人間に幅ができ灰汁ぬけてくる。その逆に映画を見ようとしない人は…。シネマディクト(映画狂)の著者が映画の選び方から楽しみ方、効用を縦横に語りつくす。
感想・レビュー・書評
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読了 20230719
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なぜ映画を見るのかといえば……人間はだれしも一つの人生しか経験できない。だから様々な人生を知りたくなる。しかも映画は、わずか2時間で隣の人を見るように人生を見られる。それ故、映画を見るとその人の世界が広がり、人間に幅ができ灰汁ぬけてくる。その逆に映画を見ようとしない人は……。
シネマディクト(映画狂)の著者が映画の選び方から楽しみ方、効用を縦横に語りつくす。
再読。私自身が、劇場で最も映画を観ていた時期よりも前の作品ばかりだが、題名の一つ一つが懐かしい。クラシック作品は今後の課題。 -
映画はたくさん見るべきだ
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解説を書いているアリエール・ペンて何者なんだろうか?
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池波さんの主観が映画のテクニカル的な要素を含めて説明してあって面白い・
舞台演出とか映画を作る側の気持ちになって映画を見てみようと思えた
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"映画が好きな池波さんの映画に関するエッセイ集。映画好きは、同じような感覚でいるのではないかなぁ~。
時代劇の時代考証などに触れているところは、さすが池波さん、なるほど~とうなってしまった。" -
「なぜ映画を観たり、小説を読んだり、芝居を観たりするかというと、人間というのは一人について、人生はひとつしかないから・・。映画を観るということは、自分の知らない人生というものを、いくつも見るということだ」。
人がなぜ物語りが好きなのか明らかにされている。それ以外にも、総合エンターテインメントとしえの映画の素晴らしさが語られている。 -
映画を見るといろんな人間の人生が見れて人として豊かになる。
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得をしようと観るわけではないけれど、観る事で得をする。