真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156385

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ『真田丸』がはじまったので、図書館でみつけた五巻を読んでみた。
    秀頼誕生が描かれ、信繁は35歳くらいになっている。全く歴史に疎い自分には、難解な内容だが、思っていたよりも読みやすい文章なので、今のところ全巻読める気がしてきた。

  • 秀吉、前田利家死亡

  • 39

  • 覇者の後継ぎは幸せか

  • 豊臣秀頼誕生、秀吉、前田利家の死、石田光成の佐和山蟄居まで。向井佐助少年が成長していく。2016.1.9

  • 今年の読み納め。
    秀吉、利家亡きあとのごたごたの中で、草の者デビューした佐助のみずみずしさが光る。(そしてまた筆下ろしエピソード…)
    臨終の前の利家とまつの会話がいいなあ。薩摩守の意味深なセリフ、三成救出大作戦も面白い。いやほんと面白いなあ、この小説は。

  • 秀吉歿後をにらんで武将たちが動き始めるが、そんな時秀吉側室の淀の方が懐妊し秀頼が誕生する。そして世継ぎの秀頼の将来を案じながら秀吉が63歳の生涯を閉じる。
    天下の行方は混沌に・・・。真田家では秀吉の世継ぎに命運を賭ける昌幸と徳川から嫁をもらった長男・信幸との関係が。

  • 前田利家がもっと長生きしたら、歴史は少しでも変わったかもしれないと思う。
    もう少しで関ヶ原。

  • 前田利家が亡くなると、家康の動きが活発になってくる。真田家は表だった動きは無いが、草の者の冷静な判断と先を見越して動いている。必要な「情報」をいち早く掴み、正確に判断できる者が、有利に事を運べる。そのことはいつの時代も変わらない。今はネット情報などであふれかえっているが、本当に大事な情報を生かせる者は、ほんの一部だという現実と変わらない。次巻以降、真田家と草の者の動きが楽しみ。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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