- Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101156422
感想・レビュー・書評
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池波さんの真田太平記のなかではちょっと展開がお休みな所だが、よくよく考えるとここがポイント。
家康、秀頼と淀君、そして真田の考え方の推移。楽しくて仕方ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久々に読んだので、人間関係を思い出しながら、だった。
大坂の陣にだんだん近づいていく予感。
楽しみ! -
加藤清正も真田昌幸も死亡。。豊臣家を必死に守ってきた清正、無念。
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加藤清正さん、カッコイイっ!
そして、人の命ははかなくて、誰がそのときに生きていたか否かで、別の人の人生が変わることもあるのだなぁ…と思いました。
関ヶ原のときもそうだったけど、慎重になり過ぎたり、連携がうまくいかずにもっさりしてたら、ときの運を逃すこともあるよね。
大坂の陣もしかり…。
この巻で真田昌幸さんは紀州九度山でお亡くなりになりました。
合掌。 -
6月上旬
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真田太平記9巻
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豊臣秀頼が歴史の表舞台に現れ始めるころを描く巻。
戦国時代の武将が、病み衰え、亡くなる場面が描かれる。
その中にあって、徳川家康一人健在を誇る。
偶然なのか、必然なのか。
この本にあっては、それは「忍び」による必然として描かれる。
歴史の檜舞台の役者を引き摺り下ろす力を持つ「忍び」。
にもかかわらず、表だって報われることはない。
ではなぜ、そんな力を持ちつつ、報われず大きな役割を、命を的にかけつつ果たすのか。
そこが判然としない。