剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)

  • 223人登録
  • 3.91評価
    • (22)
    • (15)
    • (26)
    • (1)
    • (0)
  • 11レビュー
著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1988年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156491

剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • これからの大治郎と佐々木三冬に期待。

    天魔で笹目千代太郎を討った大治郎、かっこよかった。
    大治郎がどんどん成長して、今後が楽しみ。

    また、今までの登場人物が、ところどころで登場してくるのが、剣客商売の楽しさでもある。小兵衛の人徳だなぁ。

  • この巻で大二郎が一気に成長したように思える。
    そして三冬との距離も縮まりつつある。
    旧友、敵討ち、念者、詐欺、なんでもござれ

  • やっぱり面白い。
    シリーズ4作目。登場人物などはお馴染みだが、関係性が濃密になってきて、読んでいて心地いい。いつまでもこの世界を読んでいたい、と思わせます。

  • 小兵衛の剣友の息子、千代太郎との勝負は、さすがの小兵衛をも、勝てぬかもしれない、と思わせた。親子の決意と、父に似ていく大治郎の変化が面白い。
    男色女房約の弥五七の話は、珍しく小兵衛がおもしろ半分に始まった件で、最後は悲しい結末に。

  • さいとうたかを先生の漫画では弟子の八百長エピソードで完結していたので続きが読めて嬉しい次第。

  • 剣客商売四作目。
    池波氏の作品を読んでいるとドッキッとすることがある。以下の一文などがよい例かも。

    **
    「おお、久しぶりじゃな、蛤は……」
    小兵衛がそういったのは、三月三日の雛節句から仲秋八月十五日まで、江戸の人びとは蛤、浅蜊を口にしない。それは春から夏にかけてが、この貝類の産卵期にあたるからだ。現代では、食物に対する人間の、そうしたこころづかいが絶えて久しい。

  • ひたすら面白い

  • 剣で人を殺すことを厭わない、恐れない、それどころか愉しんでいるものは、すでに人ではなく鬼だ。
    ましてや天狗のように跳々と舞い、並外れた剣客が幼い姿をしている不気味。
    表題の天満から始まる、シリーズ四冊目。少しずつ変わってきた大治郎の変化が面白い!

  • 作者の筆にいよいよ勢いが出てきた感じ。
    シリーズ中、第四作目となるこの巻が
    私の中ではベスト1、2を争う。

    この巻に収められている作品一つ一つが、
    大変な個性を持ち、どれも面白い。
    小兵衛が、愛弟子に許した「なれ合い(八百長)試合」を、
    皮肉な事に自分が審判役を務めることになってしまい、
    そこには思わぬどんでん返しが待ち受けていた
    「雷神」や大治郎が、知人の見舞いを父に頼まれて
    行った先の箱根で、起こった事件が描かれた「箱根細工」、
    鬼熊酒屋にやってくる奇妙な人々の事が描かれた
    「夫婦浪人」、「鰻坊主」など題名を見ただけで
    どんな話なのだろうと興味をそそられる面白い作品が
    沢山入っている。

  • 94年21刷本

全11件中 1 - 10件を表示

池波正太郎の作品

剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)の作品紹介

音もなく小兵衛の前に現われ、「秋山先生に勝つために」、8年ぶりに帰ってきたとうそぶく役者のような若侍の正体は?次々と道場を襲い相手を一撃のもとに殺していく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作。愛弟子に〔なれ合い試合〕の許しを求められ、苦衷を察して許可を与えた小兵衛が、皮肉にもその試合の審判を引き受けることになる「雷神」など全8編。シリーズ第4作。

剣客商売〈4〉天魔 (新潮文庫)はこんな本です

ツイートする