まんぞく まんぞく (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1990年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156552

まんぞく まんぞく (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 時代小説
    子供時代に暴漢に襲われ、父とも慕っていた家来を殺された旗本の娘は、成人すると深夜に覆面をかぶって武士にいたずらをするようになりました
    そして襲われたり襲ったりして、最後は女に戻る話

  • ちょっとした出来事が、波を呼び、それが大波になって押し寄せてきて逃げられなくなる。さらにその余波がまた繋がりあって翻弄される。この先どうなってしまうのだろうと楽しく読ませてもらった。
    直接的ではないけれど自分が原因で、父のように慕っていた人を暴漢から殺された真琴。仇を打とうと始めた剣術が、めきめきと頭角を表していき、次第に剣術そのものに魅了される。旗本の後継ぎという自分に与えられた立場も省みず、我が儘に暮らす。無礼な侍との出会い、信頼する恩人からの優しい説教のお陰で心境に変化が。
    主人公がいい人ではなく、壊れている。お鳥見女房の「主要人物がみんないい人」を読んだ直後なのでそれがまた良い。
    女々しい女と男らしい男たちが出てくるのも珍しいなあ。
    最後の急展開で「?」となってしまったけれど、落ち着くところに落ち着いたので読後感はさっぱりしている。この作家の別の作品も読んでみたい。

  • L

    作家が大御所。この手の読み手語りかけ文は個人的に興ざめなのだけれど、まぁまぁすんなり。
    真琴が曲がった剣の道と曲がった性格を突然180度変わっちゃうところが、なんていうか乙女というか可愛いというか、所詮おこぼだな、的な。
    平太郎の良きオトコぶりもいまいち端的すぎて伝わってこなかったかな。

  • まんぞくです!

  • 一気読みでした。

  • 十六で浪人に襲われ家来を殺された真琴は、それをきっかけに女剣士となる。
    道場に通い腕を上げ、ただの敵討ちのためでなく剣の道が面白くなり、養女となった叔父の苦労も知らず、自由気まま。
    だが、叔父の病状が進むにつれ真琴を取り巻く状況にも変化が訪れる。
    最後はまんぞく、まんぞく?

    2014.6.30

  • 家来を殺され、自らも暴行されそうになった女剣士の成長を描く長編。女剣士といえば池波作品の「剣客商売」に登場する佐々木三冬を思い出すがこの作品の主人公「堀真琴」もゾクゾクする魅力を秘めた姿に描かれている。圧巻池波正太郎。

  • 二人の無頼浪人に暴行されかかり、腹心の家来を惨殺された堀真琴が、剣の道に入り、男装の麗人として生きていく様を描いた物語。

    一人の人間として、そして心根はあくまでも女性として、細やかな女心の機微も描いた筆致は流石の一言。

    平成の世で、仕事に生きつつも己の生き方に迷う女性は大いに共感できると思う。

    たった一行だが、剣客商売の佐々木美冬が登場するのがちょっと嬉しい。
    ぜひ、二人を出会わせてほしかった。

  • まずまず面白い。
    こんなものを読んでないで、早く〆切のせまった原稿を書かねばならないのだが・・・

  • 名前につられて購入。ちびちび読みます

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