池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1991年3月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (578ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156590

池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 80年代「銀座百景」に書かれた日記エッセイ集。 健啖家で美味しいものが大好き、時間ができると銀座に通い、映画を観、 馴染みの店や時には新しい料理屋を見つけ入ってみて「旨い」「まずまず」 「まずい」。 それから少しの買い物をして帰ったら執筆。という日常がつれづれと書かれているだけなのですが、昭和銀座風物誌の ような趣があります。古本屋で見つけてから、何度も何度も読み返してしまう好きな本。銀座という場所や食べる事・呑む事が単に「好き」というより、自分の生活の中でとても大切にされていた事が伝わってくる。

  • 「銀座」を舞台にしたエッセイ。読んでいると「粋」というものを感じる。ただのエッセイではなく昭和末期から平成になるまでの世相を写した現代史でもある。

  • 資料番号:010667988 
    請求記号:915.6イ

  • 川口松太郎さんから「・・・・・銀座日記をよむと、少し食べすぎ、のみすぎ、見すぎ(映画)という気がする。とにかく大切に・・・・・」と言われたという。
    銀座日記を読んでいると、本当に池波さんは映画を見ることと美味しいものを食するのが好きなんだなぁと感心する。
    そんな池波さんも平成2年5月3日午前3時逝去なされる。享年67歳。
    まだまだ、書いてもらいたかった。
    池波さんは「死」について作品の中でいろいろ書いている。
    「人間は生まれた瞬間から、死に向かって歩み始める。死ぬために、生きはじめる。そして、生きるために食べなくてはならない。何んという矛盾だろう。」

  • 失礼だがご老体にしてこの食欲は凄いなと。夕食の後に夜食とか天ぷらそばと酒を嗜んだあとにせいろを一枚とか、この食欲があって作品にも活力が出ているのだなと関心する。進み行く文字列の中に月日は明示されてはいないがその時折の事象が記されており、自分の10代の頃と重ね合わせ色々と思い起こさせた。それにしても作者は揚げ物が好きだったんだなぁとつくづく感じる。豚カツ、天ぷら、メンチカツとこの三つの文字はかなりのページで探し出せるのではないだろうか。あと僕のよく行く所も一ヶ所あり時期によって頼むメニューも一緒だったのが訳も無く嬉しかったりして。何はともあれ面白かった。

  • 機会があるたび、何度も読み返す本です。

  • 文庫本で、半分くらい読んだ。

  • 美味しいものが無性に食べたくなる。腹が減る。

  • 銀座タウン誌「銀座百点」連載をまとめたもの。死ぬ直前まで書かれた。前半は、健康に気をつけなきゃと言いながら、どうしてもおいしいものを食べたくてしかたない池波さんが、かわいすぎる。後半は、だんだん彼の生きるエネルギーがなくなっていくのが良く分かる。読者には寂しい感じがするけど、人生は、いつか終わるんだ。

  • 一本筋の通った文章はさすがだ、というのが読み始めた最初の感想。自分の好きなことを堪能して、独りそれで充足してしまう辺りがとても男性的な方だなあ、がその後の印象。ご飯を作る奥さんが大変そうだ。

    とても力のある文章で読みごたえがありました。他の小説も読んでみたいです。

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