人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)

  • 235人登録
  • 3.73評価
    • (16)
    • (35)
    • (39)
    • (1)
    • (0)
  • 18レビュー
著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1999年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156798

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 今回の賊将編の方が、面白い。西郷さんや大久保さんや木戸さんとのやりとりもたくさんあり、なかなが良かった。ただ、孝明天皇崩御のくだりは、正直ゾクッとしました。また、西南戦争時の熊本城焼失のお話なども面白い。

  • 「人斬り半次郎」池波正太郎◆幕末に活躍した人斬り半次郎こと、中村半次郎の生涯。うーん…正直あまり彼の魅力が伝わってこなかった…。どこからが創作なのかは分からないけれど、女好きの調子乗りみたいなキャラで。この人が時代を変えた!という人ではないから書きにくいのかもしれないけれど。

  • 静の西郷に動の桐野。対照的な師弟を軸に描かれます。
    「西郷をあやまらせたのはおはんたち」、この通りの桐野です。
    女に酒、西郷への盲目的な服従。
    桐野独自の意見が無く思慮も浅いので主人公としては物足りない。
    けれど、岩倉や大久保など権謀術数に長けた魑魅魍魎の中で格好良くもあります。
    豪傑桐野の一代記でした。

  • 維新成った後の半次郎改め桐野利秋の激動の時代の後半生が描かれる。利秋が惚れ、従った西郷隆盛も時代の混乱と維新後の国づくりの中で薩摩隼人としての描かれ方がイイ。
    作品の最後で佐土原英助が言う一言がまたイイ。「桐野どん。おはんな、この世に遅く生まれすぎた人でごわすなあ・・・おはんな、豪傑ごわす。もしも秀吉や信長の世に生まれちょったら、賊将の汚名も着ずにすんだろうに・・・・・」

  • 幕末編は世間から認められない半次郎に肩入れして読んだが、賊将編の半次郎は嫌い。

  • 保有状況:所有&購入日:40670&購入金額:740

  • 維新後、半次郎が桐野利秋と名を変え、陸軍少将になった絶頂の時代から、西南戦争で戦死するまでの物語。西郷隆盛が幕末編よりもクローズアップされている。下手をすれば西郷隆盛が主人公といってもおかしくないくらいに。桐野利秋の存在感が少し薄くなっているような気がする。しかし、この本で西郷隆盛に興味をもつことができたので良し。

  • 人斬りとして名を馳せ、のちに陸軍少将となった薩摩藩の中村半次郎の生涯を描いた小説。
    幕末の人斬りとしては岡田以蔵、田中新兵衛なども有名だが明治維新を迎えられたのは中村半次郎だけではないか?西郷隆盛の右腕として働き、低い身分から剣の腕前で立身出世した彼には惹かれるものが多い。
    司馬遼太郎の翔ぶが如くで彼に興味を持ち、この作品を読んだが彼のことを良く知ることができた。
    強いて言えば、西南戦争時の描写は西郷隆盛に焦点を当てられており、桐野利秋こと中村半次郎についての記述が少なかったことが個人的には物足りなかった。

  • 明治維新の熱とその速度を改めて知った。半次郎は将としては失格だと思うが人間的にはまっすぐでおもしろいね。扱いにくそうであるけど。
    しかし、この維新を成し遂げたのが30代の人物が中心という事を改めて知って驚嘆した。200年以上続いた体制を変えるだけでなく、新しい国を創る礎を造るって想像もつかない苦労と困難があったはずであろう。

  • 維新のなった後、中村半次郎が桐野利秋になるあたりからのお話。ジャンプマンガなら生き残るんだろうキャラクター。豪傑である。

  • 池波正太郎著【人斬り半次郎 賊将編】読了。大政奉還から西南戦争までを舞台に、中村半次郎と西郷隆盛、そして維新成立後の政府の物語。とても読みやすく引き込まれたのは、単に時代のヒーローとして物語を成しているのではなく、経済や財政、改革後の国家という視点で書かれているからだと思える。

  • 人斬りとして有名な薩摩藩士中村半次郎(明治以降は桐野利秋)の戊辰戦争~西南戦争で戦死までの生涯を描いた小説。『幕末編』に続く続編。半次郎の一貫して筋の通った生き方もさることながら、主役では無いはずの西郷隆盛にどうしても目がいってしまう。特に、下野する際の大久保利通との別れ、西南戦争勃発を知っての反応、そして城山での最期のシーンは本当に感動するものがあった。

  • 幕末編に比べてしまえば
    明るさや素直さがなくなり、
    また、死へと知らず知らずに突き進んでいく様は
    悲しかったが、陰鬱な様子はなく
    淡々と物語が進む

  • 人斬り半次郎 賊将編

  • 時代は変わり、中村半次郎は桐野利秋と名前を改め、陸軍少将となった。しかし高い理想を抱く西郷は、新政府のやり方に納得できない。ついに征韓論争に敗れ、桐野たちを連れて帰郷。桐野たちは必ず戻ってくると信じて帰郷し、やがて西郷とともに乱を起こして、ついには城山に追い詰められる。<br>
    桐野の過信などから城山で最期を迎えることになった西郷。桐野は西郷のことを慕い、考えているのに、西郷の考えを理解できていなくて、ああいう結果になってしまって切ない。そんな西郷と桐野の最期の会話がなんだかよかった。桐野は追い詰められてもやっぱり桐野。最期まで自分らしく生きている桐野はやっぱり格好良かった。<br>
    恋愛のほうは、おたみは何だったの?って言うくらいあっさりしていて。尼を辞めて太った法秀尼改めお秀と再会。しばらくまた求め合ったけど会わなくなって。女中を抱いちゃったりもして、帰郷の時その子がついてきたいと言うのを必死で説得したりして。帰郷したら幸江が出戻ってて一緒に住むようになって。最後、城山に立て篭もってた時は幸江のもとに法秀尼が現れたりして。ホント、困った男だ。なんだかんだいって、そんな桐野が好きなんだけどね。

全18件中 1 - 18件を表示

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

人斬り半次郎 賊将編 (新潮文庫)のKindle版

ツイートする