侠客 (上巻) (新潮文庫)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (2002年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156873

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侠客 (上巻) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 全2巻。
    日本の侠客の元祖、
    幡随院長兵衛の話。

    旗本奴、水野十郎左衛門vs
    町方奴、幡随院長兵衛
    で有名な、町方奴の親分。
    「お若いの、お待ちなせえ」
    で有名な歌舞伎の主人公らしく、
    上の世代からしたら結構メジャーな人っぽい。

    一般的なイメージの、
    悪な水野十郎左衛門vs正義な幡随院長兵衛
    って図式じゃなく、
    実は二人は若い頃から認めあった仲って設定。

    幡随院長兵衛の前半生がメインで、
    ここに上記の設定を絡めて、
    ワクワクな物語を作ってる感じ。

    最終的に対立になって、
    悲しい最後に向うんだけど、
    対立してからの話がボリューム的に少ないため、
    若干付け足しな印象。
    構成的にはまとまってるんだけど。
    二つの物語って感じ。
    二つに分けても良かったのかも。
    シリーズとして。

    ただ、さすがの池波先生。
    粋で、人情味あふれる、漢な物語。
    なんだかんだ言って面白い。

  • 幡随院長兵衛の波乱の生涯を書いた上下2巻の作品。
    殺された時に父が告げた「からつ」の言葉から、仇討ちを決意した塚本伊太郎(後の長兵衛)は、父の主君のいる唐津へと向かう。
    父が武士数人と斬り合うシーンから始まり、その後も幾度となく続く波乱万丈な伊太郎の生き様は、目を離すことが出来ない。

  • 「お若えの、お待ちなせえやし」−名調子の主は幡随院長兵衛。その波乱万丈の生涯は、ある刀傷沙汰から始まった。塚本伊太郎(後の長兵衛)は父を殺され、仇討ちを決意。が、伊太郎も刺客の襲われて重傷を負う。その後、親友の旗本水野十郎左衛門の協力で、父の主君であった唐津の殿様の異常な性格を知る。決意を胸に秘めつつ、伊太郎は恩人の山脇宗右衛門の元に身を寄せるが・・・・・・。

    2009.1.28読了!

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