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- Amazon.co.jp ・本 (656ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101157047
感想・レビュー・書評
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寺田屋事件から急に征韓論決裂にワープし、かと思えば西南戦争は描かれずに終わるという、「西郷と大久保」をめぐる史伝としては破天荒な体裁の小説。なんでそんな構成があり得るのかと思って調べてみたら、新聞連載小説なのだということが分かり、ひとまず納得。
ついでにWikipediaで調べたところ、海音寺潮五郎は西郷隆盛をめぐる小説を多数書きつつも、なぜか寺田屋事件まで描いて小説を締める常習犯?であることが分かった。なんだかな。
直木賞選考委員として、池波正太郎の作品をこき下ろしているという。世論は知らんが、私の評価はまったく逆。詳細をみるコメント0件をすべて表示