幕末動乱の男たち〈下〉 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1975年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157061

幕末動乱の男たち〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日米修好通商条約を無勅許調印というか違勅。一回堀田正睦が伺いを立てているから。井伊直弼はそれを朝廷に詫びるでもなく、不埒な態度。志士達の怒りが頂点に。
    吉田松陰は純粋、激烈。義を重んじる。だからこそ教育者として人材を育てることが出来たのであろう。

    山岡鉄舟。彼も義の人。そして、それは天皇ではなく、あくまで徳川への忠誠。ここが、松陰との違い。旗本だから自然なのか。

    ここに出てくる人は、日本を本当に憂、行動をおこし、列挙からの独立を守り抜いた人達。

    大久保利通。政治家で現実的で、頑固。でも根っこのところは、西郷と繋がっていて、日本の独立を、守ろうとした人なんだろうな。

    暗殺者。階級制度の歪みから暗殺者になってしまったのか。吉田東洋と桜田門外とを必要悪の暗殺と述べているのも興味ふかい。

  • 幕末の男たちの生き様を描いた史伝。下巻は吉田松陰、山岡鉄舟、大久保利通、三刺客伝(田中新兵衛、岡田以蔵、河上彦斎)が収められている。僕が特に感銘を受けたのは『山岡鉄舟』。自分を磨くことにかけてのストイックさ、禅と剣術を通じての自己研鑽の凄まじさ!
    何事にも誠意をもって取り組む彼だからこそ、江戸の街を戦争の惨禍から救う事ができたのだろう。今、僕は東京に住んでいるのだが、もし山岡が、西郷がいなければこの街はどうなっていたのだろうとか時々考える。

    山岡以外の史伝も非常に読み応えがある。
    さすが海音寺!と思わせるような史伝集。☆5つは当然でしょう。

  • 上巻と違い大物もいるので、自分的には若干冗長的。
    吉田松陰
    山岡鉄舟
    大久保利通
    三刺客伝
    (田中新兵衛)
    (岡田以蔵)
    (河上彦斎)

  •  1997年6月29日購入

     1997年6月30日初読

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