剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)

  • 1758人登録
  • 3.95評価
    • (286)
    • (217)
    • (280)
    • (19)
    • (2)
  • 244レビュー
著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (2002年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157313

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)の感想・レビュー・書評

  • シリーズものに手を出してしまった。
    これほど胸躍る時代小説だとは露知らずに。

    剣の腕が立つ親子の活躍を描く短編集。
    ミステリあり、サスペンスあり、アクションあり、官能あり。
    およそ思いつくあらゆる娯楽小説の面白さが詰め込まれている。

    石田衣良のIWGPが好きなら、このシリーズにもハマること間違いなしだ。
    二作目も読みたくてウズウズしてしまう!

  •  痛快の娯楽時代劇。剣の道に生きる秋山親子の周りで起きる、いろんな出来事に老練な小兵衛と真っ直ぐな大治郎が立ち向かう。

     登場人物たちも魅力に溢れ、物語の中に惹きつけられる。

  • 確かにおもしろい。田沼意次時代ってのも今までになくってオモシロイ。、

  • 「もういい歳なんだから、ムーミンばかり読んでないで池波を読みなさい」とゴーストに囁かれて読んでみた。

    改行の多い独特のリズムのある文章がするすると入っていく。
    退職して悠々自適、40歳下の妻をもらってて、男装の美少女からも惚れられて、剣を握れば敵なし…ああ、なるほどオヤジのラノベです。BLも出てくるし。
    人物描写にさほど深みもなく、剣客としての苦悩も描かれているわけではない。ストーリーも謎ときの要素もなく、悪事もすぐバレる。

    あと、料理の描写って、そんなに美味しそう??田螺汁がうまいって2ページに渡って書いてるけど、内容はなく、全然惹かれない。

    これが、「粋」なのか??これが「大人の嗜み」なのか?
    まあ、通勤列車の中で何も考えずにサクッと読むには最適で、
    「暇つぶしとしての読書」
    としての本としては素晴らしい。ただそれだけ。(それだけでもいいんだけどね。)

    これを大絶賛する人とは、読書に求めているものが
    (根本的に違う…)
    のであろう。と池波風に思ってみたのだった。

  • こちらは池波正太郎の代表作で、全16巻あります。
    「長いな~」と思われるかもしれませんが、一話ずつの短編を組み合わせた流れになっており、集中力が疑わしい方でも気楽に読めること間違いなしです。

    時代は江戸、40歳も年下の若い女性を妻にする60歳ご隠居、秋山小兵衛が数々の事件を前に大活躍。
    この翁は、ふだんは家でゴロゴロして、歳若い妻とイチャイチャしたり、酒とおいしい食事を食べ歩いたりして、ご近所さんから慕われる好々爺のですが、悪事が起こったとなると颯爽とした身のこなしで、バッタバッタと悪党を退けます。これがまた痛快!愉快!
    魅力的なのは小兵衛翁だけでなく、妻おはるや息子大治郎などなど個性溢れ人間味豊かな登場人物の成長するさまに、ぐんぐん引き込まれていきます。

    丸山家夫婦は、ふだんただ単にイチャイチャゴロゴロしているだけなので、こんな味のあるカッコイイ人たちが実在したらアッパレだなあと感心しながら、一気に16巻読んだのでした。

    時代小説にありがちな、説教臭さも感じさせないのもよいです。
    「ちょんまげ・チャンバラが苦手」と仰る方も、この人間ドラマの妙に唸るでしょう。
    大人の上質な時間つぶしにぜひどうぞ♪

  • ドラマを観てファンになりました。
    藤田まことさんの秋山小兵衛は最高です。

  • 藤田まことって秋山小兵衛にぴったりだったんだなー。

  • 時代劇ものは避けていました。
    途中で飽きそう、言葉が難しそう、人の名前がわかりづらい、日本語が難しい等々、、

    全てを覚悟の上で読み始めたんですが、すんなり世界観に引き込まれてしまった。

    書き手の描写の上手さが、
    成せる業としか思えない。

    ストーリーは基本短編で50ページ程度
    なのに少しの焦りもなく、描写に手抜きもない。
    話に無理もない。
    かといって単純かというとそうでもない。
    読みごたえも心地よい。

    それに収まる規模感にしている。

    主人公は秋山小兵衞とその周り幾人かの人たちで織り成されるが、話は徳川家や大名家などを絡めて、大きなストーリー感で綴られている。

    おはる、三冬、大治郎などの人間模様も見所!

  • 全16巻。
    池波3大シリーズもこれで終わり。
    さみしい。



    剣客ものがあまり好きではなかったので
    読むのが最後になってしまった。
    けど。
    いいなあ。
    一番好きかもしれない。
    いいなあ。

    「鬼平」「梅安」は、
    どちらも漢としてのたたずまいにシビれるのに対し、
    「剣客」は、より人生を感じさせる。

    というのも。
    「剣客」は主人公が親子。
    もちろん親父がメインだけど息子も主人公。
    嫁たちも。



    年老いて尚スーパーマン、
    とぼけた親父「小」兵衛と、
    鬼平の息子とは大違い、
    純粋で固すぎる息子「大」治郎。
    いいなあ。

    「鬼平」「梅安」と最も違うのが、
    かれらが年老いていくこと。
    スーパーマンな親父の元気がなくなっていき、
    堅苦しい息子が親父のようにさばけてくる。



    もうね。
    ずっとニヤけてしまう。
    親父が元気なくなるあたりは気分も暗くなるけど、
    なんたってスーパーマンだからすぐ復活してホッとするし、
    孫の名前つけるので意地はったり
    息子心配してヒステリーとか、
    普通の老人像が他2シリーズと違ってすごく身近。

    周りの身内たちから
    親父に似てきたって言われる息子とか
    すごい嬉しくなる。
    自分が実際そうなると、
    照れくさくて嫌だけど。

    スリリングな事件を解決しながら、
    ずっと漂ってる暖かい感じ。
    いいなあ。
    すごく。


    3大シリーズの中で、
    唯一、完結しているシリーズでもある。
    実際にはまだまだ続くはずだったんだろうけど、
    話の途中で終わっていない。
    ただ。
    もっとずっと読んでたい。

    しばらく抜けたくないので
    番外編に行こう。

  • TITLEの歴史小説に関する雑誌を読んで、ついつい『剣客商売』を買ってみた。<BR>が、男の小説。おやじのロマン。<BR>微妙すぎる。<Br><Br>後半は慣れてきて、気にならなくなったけど、おやじのロマン過ぎて、あほっぽく感じる。<BR>でも、まぁ、最後までかるーく読めた。話の展開として面白くなくはないが、喜んで読みたいとは思わない。<BR><BR>あぁ、これを読んで喜んでるおやじが多いかと思うと悲しくなるよ。<BR>でもま、多分、女のハーレクィーン的な感じなのだとしたら、ま、なんとなく許せるけど。

  • 長らく積読だったが、先日『池波正太郎を歩く』を読了したのを機に読み始めた。藤田まこと扮する小兵衛をケーブルテレビの時代劇チャンネルで観たこと数回。しかし、原作はドラマ以上に情景が浮かぶ筆致で、自分の中の小兵衛像はドラマに影響されない。息・大治郎を第1話の冒頭に持ってくる書出しも振るっている。「 」付きの江戸言葉が、何とも心地よく頭の中に響いてくる。

  • おもしろい!まだまだ続きが読みたくなる!

  • 読みやすいが、自分の人生の糧にはならなかったように思う。

  • これは完全に、必殺仕事人の世界だ!

    秋山小兵衛が、中村主水に重なる。

    読み出すと止まらなくなる…

  • とうとう手を出してしまった感。
    母方の祖母がずっと読んでたのを、そんなに面白いのかと見ていたのは20年以上昔のこと。
    自分で読んでみたら、なんとも面白い。
    一話一話ちょうど良い長さなので、ちょこちょこ読みやすい。
    ぱっと見、そうは見えないのに実はものすごく強いというヒーローが大好物なのかもしれない。
    そんな小兵衛と生真面目そうな息子の大治郎(こちらも強い)をにやにやしながら読み進めました。
    しばらく楽しみが続きそうです。

  • 思っていたよりずっと読みやすい。色恋の古今の変わらなさとくだらなさ、筋書きの面白さがとても気に入った。

  • 父の本棚にあって初めて読み、大人になって自分で買った。自分にとって時代小説の基準はこの作品かもしれない。

  • (プレゼント本:茂樹さん)

  • 鬼平とはまた違った世界観。時間の流れも周囲の状況も異なるが、人間観察と食べ物の描写が素晴らしい。

  • 今も芸能人の年の差婚(基本的には、女性の方が若い)はゴシップニュースになるけれど、昔から資産と権力のあるおじいさんと非力な若い女性のカップルは存在してるんだなぁ・・。人間の本質は変わらないな(呆れ)

  • 20150308 シリーズのスタート。ここに全てがある。何回読んでもリセットされて新鮮になれる。

  • 剣客商売シリーズの第一巻。時代小説の醍醐味が詰まっていて、本当にうまいな~とうならせられる。藤沢周平とまた一味違う粋な感じ。時代小説は硬派なものも多いが、この「粋」こそが江戸のエッセンスだと個人的には思う。
    剣客を引退した父と、道場を開いたばかりの息子が物語の中心となっている。この二人が、剣の腕を頼りに、江戸で起こるいろいろなトラブルをうまく治めてゆく(と、こう書くと陳腐に聞こえるが)、気持ちのいい小説。他の登場人物もそれぞれ面白い。

  • 池波作品はこれが初めてになります。
    独特な「」()の使い方に強い違和感がありましたが、
    最後の方にはだいぶ慣れてきました。

    現段階では可もなく不可もなくといった手ごたえだったので、今後の展開に期待したいです。

    ちなみに巻末の解説でさらりと先の話をバラされてしまったのにはガッカリでした。

  • 友人にすすめられて読んでみた。なかなか今まで時代小説というものを敬遠していた(言い回しについていけない、時代背景や想像ができない、という恐れがあり・・・)のですが、これ、すごくおもしろい!ぐいぐい引き込まれる。登場人物も個性的かつ魅力的。恐れてた言い回しなんかも問題なし。そして次の巻がすぐに読みたい・・・。

全244件中 1 - 25件を表示

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)に関連する談話室の質問

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)に関連するまとめ

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)を本棚に「積読」で登録しているひと

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)のKindle版

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)の単行本

剣客商売 (新潮文庫―剣客商売)の文庫

ツイートする