剣客商売 四 天魔 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 60
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157344

感想・レビュー・書評

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  • 20111121

  • 4巻目にきて、凄腕の剣術使いが2名もあらわれた!
    表題作品は、意外にあっけないくらいに決着がついて、逆にそれが真剣同士の戦いというものを浮き彫りにしていてるようだった。

    あと作中に出てくる食べ物がめちゃくちゃ美味そう!
    鴨飯とか鰻とか蛤とか…もう夕餉という言葉だけで、涎がでてしまう。

  • 毛饅頭のお話が、意外に引っ張られて、続いてでてきたりするのが面白いです。

  • 秋山親子強すぎる

  • 勝つとわかってはいるが、対決の描写はわくわくする。10.10.24

  • ・11/21 記念すべき500冊目は、剣客商売最後の本となった.
    ・11/25 読了.全16+1冊完読.やっぱり順番に読んでいくのが一番だと、読み終わってから気付いた.厳密にはまだこのシリーズ関連の本が少しあるけど、それもいつか読もうと思う.
    後日談:502冊目だった.

  • 剣客商売4作目。
    いつもそうだけど、今回は特に食べ物の描写がおいしそう。大治郎の頼もしさも日々高まりつつ、純情な面も見れておもしろかった。どの作品もやはり良質な短編集。

  • 安定した面白さ。
    突出してもいないが、外れない。

  • 雷神
    箱根細工
    夫婦浪人
    天魔
    約束金二十両
    鰻坊主
    突発
    老僧狂乱

  • 音もなく小兵衛の前に現れ、「秋山先生に勝つために」、八年ぶりに帰ってきたとうそぶく役者のような若侍の正体は? 次々と道場を襲い相手を一撃のもとに殺していく魔性の天才剣士と秋山父子との死闘を描く表題作。愛弟子に〔なれ合い試合〕の許しを求められ、苦衷を察して許可を与えた小兵衛が、皮肉にもその試合の審判を引き受けることになる「雷神」など全8編。シリーズ第4作。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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