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みんなの感想・レビュー・書評
作中の一遍「秋の炬燵」。季節の移ろいと老境にさしかかる秋山小兵衛の心境を写し取った実にいい題名だ。シリーズ第8弾。どの話も心地よい読後感だか、不思議と内容は覚えていない。だから推理小説とは違い何度でも読める。一気に読むもよし、1日1篇ずつ読むも又よし。私は起きがけの珈琲代わりに寝ぼけ眼で毎朝1篇ずつ読んだ。
剣客商売シリーズも8作目になって、小兵衛・おはるの夫婦ぶりも堂には入ってきた。
美冬の出番が少ないのが少々残念。
秋山小兵衛は、神様みたいなもので、彼の匙加減次第で多くの血が流される(といっても悪い奴らの血ではあるけども)。隠居の身の剣術が得意なおじいちゃんがここまでやっていいんか?と思うこともままあるし、正直やり過ぎだと思うこともある。しかし、その圧倒的なスーパーマン的な強さの上に、剣術修行などで培われた人間としての良識で彼の全人格を余す所なく覆っていて、人として生を受けたのであれば、こうあるべき的な純な良識を絶対に崩さない、とういう安心感が今までのお話で築き上げられているから、彼の行動は全て読者に容認されるのだろう。
全巻から打って変わって、むやみやたらの殺戮がなくなった。読みやすくなった。10.11.24
・9/17 読了.未読の巻を読んでいって穴埋めしていくのは面白い.完読するのが楽しみだ.
哀しい境遇から「狂乱」した男の話、狐が気弱な男にとりつく話など、ちょっと趣向の変わった話が続きました。
中学校時代から何度も読み続けている池波正太郎もの。
たぶん一番最初に読んだのがこのシリーズ。
食べ物に対する興味も、江戸時代の言葉、作法も全てこれで覚えた。
読まないと人生損だぜ。
同じ時期から池波正太郎が好きだった人を人だけ知っている。
江戸時代に生きる剣客が主人公の人間ドラマです。全巻、どのストーリーをとっても、良くも悪くも人間くさい物語が展開されています。剣客と銘打っていますが、剣術よりも人間の心に重きを置いた作りだと思います。個人的には、第8巻の『狂乱』がおすすめです。
足軽という身分に比して強すぎる腕前を持ったがために、うとまれ、踏みにじられ、孤独においこまれた男。秋山小兵衛はその胸中を思いやり声をかけてやろうとするのだが、一足遅く、侍は狂暴な血の命ずるまま無益な殺生に走る…表題作「狂乱」。ほかに、冷酷な殺人鬼と、大治郎に受けた恩義を律儀に忘れない二つの顔をもつ男の不気味さを描く「仁三郎の顔」など、シリーズ第8弾。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50534933.html

ふと読み始めた剣客商売もはや8巻。
もう新刊は出ないのだから大事に読まないと・・^^;
表題作にもなっている「狂乱」はさすがの迫力。
もう少し違う歯車が噛み合えば違った結末になったのに・・・...





