春の嵐 (新潮文庫―剣客商売)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (2003年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157405

春の嵐 (新潮文庫―剣客商売)の感想・レビュー・書評

  • 剣客商売では珍しい長編。とはいっても幾つかの話に分かれているので短編集のように読みやすい。

    大治郎の名を騙る辻斬り?が暗躍し田沼、松平を巻き込む大事件に。。。

    ってなかんじですが、今まで出てきたキャラクターも再登場。三冬さんもどこかしら母親の感じが出てきてさすがにうまいなぁと。

    大治郎がイマイチ活躍しないのと、最後の斬り合いはあれでいいのか?と思わないこともないですが、やはり剣客商売は面白いと思わせるに十分でした。
    しかし史実では、松平定信の遺恨は尾を引いて結局田沼さんは酷い目に遭わされるんだよねぇ。。剣客商売の中ではとても良い人に描かれているのでかわいそう。
    悪いやつランキングでは一橋の治済がトップか?

  • 十巻にして長編。それとは気付かずに読んだのは、本棚から出すやいなやブックカバーをかけてしまうので、表装裏のあらすじを読まないからだが、こんな展開も初読みならではで面白い。一章「除夜の客」から二章に移る時に、これは二話完結なのだなと軽く思ったものだが、物語は徳川宗家を巡る陰謀に、剣客商売フルキャストで大治郎の無実を晴らすべく立ち働く様は感動的だ。初登場・菓子屋の芳次郎が愉快なキャラなだけに、今後の活躍が期待される。

  • 4年ぶりに続篇を読むことになった剣客商売シリーズ。
    10巻目となる本書はシリーズ初の長篇ですが、いつもながらのテンポのよい展開、読みやすい筆致でスイスイ読み進めることができました。
    今回はあらすじがあらすじなだけに、秋山小兵衛を中心に話が進みます。相変わらず元気なおじいちゃんだ。したがって、大治郎や三冬は殆ど活躍しません。このふたりが好きな自分からすると少し物足りなく感じるところ。
    また、若干のしこりが残る結末は、今後どのように決着されるのか気になりますね。
    とはいえ、あらためて火がついた剣客商売。続篇を読み進めることとしよう。

  • 剣客商売第10巻。これまでになかった長編物です。1巻丸々続いているので、話の続きが気になって気になって結局一気に読みきってしまった。。。弥七と傘徳の捜査にもかかわらず惨殺がくり返され、大治郎は取り調べのため評定所に呼ばれて一行に好転の兆しが無い。どう犯人を追い詰めていくのか?どういう結末になるのか?を考えると読み進めないと気になってしょうがなかったです。

  • 20141227 シリーズ中盤で初の長編。小兵衛が元気。ストーリー的に大治郎の出番が少ないのが残念。以外の脇役の揃い踏みで飽きない。安心して読める本。

  • 剣客商売シリーズで初の長編。秋山小兵衛の息「大治郎」を名乗る辻斬り男を捕えるため、秋山チームが勢ぞろいで結集。
    この作品は食べ物の描写が多く、上手い池波作品には珍しく食べ物のシーンは冒頭にしか登場しない。しかし、その鯛と軍鶏の食事の描き方はやはり秀逸!

  • ニセ大治郎が闇討ちをしまくるわけだが、大治郎でなければ濡れ衣を着せられたまま刑死だろう。普段の人徳や父親の存在を意識させられる。

  • このシリーズを読み始めて 初めての長編。
    やはり 私は長編のほうが落ち着いて読むことができる。

    秋山大治郎と名乗るものが 人を惨殺する。
    しかし、それは 小兵衛の息子 大治郎ではなく 
    ニセモノ大治郎だ。
    なぜ?
    大治郎に対して 恨みがあるものか
    それとも 小兵衛に対して 恨みがあるものか。

    松平越中守定信と田沼意次との確執を巧妙に
    利用しようとする 人物がいた。
    一橋治済が フィクサーなのだ。
    松平越中守定信の激情で直情型。
    田沼意次の私情を挟まない公平な姿勢。
    それが 際立ちながら・・・物語は進む。

    今回は 傘屋の徳次郎の自分の勘に愚鈍なほど忠実さが
    なんともいえないほど 素敵だった。
    戸羽平九郎の 悪そろしいまでの必殺技。
    杉原秀の 謙虚な姿勢。
    ごぼう 松の 精を吸いつくす魅力

    歩をわきまえた しっかりした人たち。
    いい作品だ。

  • 読み始めてびっくり。長編ではないか。
    ハラハラ、そして、もどかしい思いをしながら、読み進めました。
    総力戦で、見えざる敵と戦う。堪能致しました。
    不二屋の芳次郎、いい味出してるなー。

  • 剣客商売シリーズ第十弾

    今回は長編。
    秋山大治郎と名のる男が江戸の町で暗殺を繰り返す。
    この男は果たして誰なのか。
    その裏には、田沼、松平を巻き込む大きな陰謀が渦巻く。


    大治郎と名のる男が暗躍しているせいで、本物の大治郎は身動きがとれず…。ほとんど出番がなくて残念。偽大治郎が本当に憎らしい。でも三冬は本当にいい奥さんになったなぁと感じます。早く三冬さんの母親姿も見たいものです。

  • 剣客商売初の長編。 学生の頃に読んでいれば、歴史がもっと好きになっていたかも。田沼意次の印象が変わった。

  • 大治郎が窮地に追い込まれる。
    このシリーズは スキマ時間に少しずつ読んでるので
    長編はちと つらい・・(読みふけってしまう)

  • 剣客商売のシリーズ10。
    初めての長編物。
    登場人物勢揃い、しかも政が絡んでの筋書きでかなりおもしろい。
    小兵衛がなぜおはるを嫁にしたのか、なんだかわかる気がする。
    若いけどしっかりした、できた嫁だと思う。
    見習いたいなぁ(*^^*)

  • 長編はどっぷりハマれて嬉しい。

  • 初の長篇。オールスターキャストが楽しめる。

  • 10巻目にして剣客シリーズ初の長編。相も変わらず小兵衛親父の活躍ぶりが眩しい。小兵衛の指示の下、まめに働く秋山ファミリーの面々も頼もしい。めちゃ頼りになる親父がいて大治郎は道を誤らなくていいなぁと、父がすでに世にいなくなって久しい僕は羨ましく思う。

  • ふむ
    長編もいいな

  • これまでと異なり、1冊1話の長編。秋山大治郎の名をかたる辻切りに父小兵衛が挑む。権力を巡っての裏の陰謀も楽しめた。10.12.5

  • ・9/16 剣客シリーズを立て続けに.これでシリーズ4冊目.古本でまかなうためにどうしても順番が飛び飛びになってしまう.今回も短編集というよりは長編らしいが、前回の「新妻」も何かしら関連のある短編集だったから、どっちでもあまり変わりはないかもしれない.
    ・9/18 これもあっという間の読了.このシリーズは完璧に娯楽だからすらすら読めてしまう.場面が変わるところがちょっと億劫だけど.やっぱり長編は落ちに行くまでが長くてもどかしい.もう少しすっきりする結末がよかったな.

  • ひたすら面白い

  • 除夜の客
    寒頭巾
    善光寺・境内
    頭巾が襲う
    名残りの雪
    一橋控屋敷
    老の鶯

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