浮沈 (新潮文庫―剣客商売)

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著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (2003年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101157467

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浮沈 (新潮文庫―剣客商売)の感想・レビュー・書評

  • これが最終巻
    そして 田沼意次の時代も終わる。

  • 最終巻読了。途中「健康そのもののような女であったがあの世へ旅立ったのは、おはるのほうが先である。」なんて書かれて以降、いつおはるが凶刃に斃れるかとドキドキ(それは杞憂というものだったが)。小兵衛の寿命や、その小兵衛より先に逝ってしまう登場人物のことなど、本シリーズを締めようとする著者の想いが伝わるようだ。読み始めると、もう止まらない文体にはまり、他の積読本を差し置いて読んだが、良かった!

  • ・・・終わってしまった。ここまで楽しんで読んでいましたが、最終巻ほど読みたくないものはありません。でも最終巻でも面白かったです。主役たちのその後や没年が記されてくるあたりは、ファントしては心苦しいものがありましたが、最後まで主役は主役の、脇役は脇役の光を失ってません。最後まで読めて幸福でした。これから番外編も読むつもりですが、これも最後を読むのは辛いな・・・。

  • 最後の剣客商売。
    登場人物の行く末をもっと知りたかった。

  • 20140914 シリーズ最終巻。行間に寂寥感が漂ってるような気がする。又、一巻から読みたくなるのが池波正太郎なのだろうな。

  • 剣客商売最終巻。小兵衛の最後が描かれなかったのは意外。

  • 剣客商売シリーズの最終巻。
    「何が正しいか」よりも「どう生きたいか」をこのシリーズを読みながら考えるようになりました。時には周りに流されながらも、自分にとって大事なものを忘れないようにしようと思いました。

  • シリーズ最終作。
    93歳まで生きてたった生命力強すぎ!

  • 安牌。
    時に読み返す。

  • 剣客商売(1)からずっと読んできましたが、作者急逝のため未完。池波さんの晩年が近くなるにつれ、作品にも読み終わった後、一抹の暗さが残るようになったと思います。総評で★4。

  • 時代小説。「剣客商売」シリーズ第16弾。長編。

    「浮沈」

    シリーズ最終巻。小兵衛は66歳となった。事件が終わるのは67歳である。
    四谷時代の門人、滝久蔵と蕎麦屋で出会う。久蔵は父の敵を討ち、その助太刀をしたのが小兵衛である。
    しかし久蔵は小兵衛の姿を見てもそれと気づかない。

    一方、そのとき小兵衛が討った山崎勘介の息子、勘之介とばったり出会う。
    その勘之介が夜の闇討ちに遭い、小兵衛らに助けられるが重傷を負う。
    久蔵は金貸しの平松多四郎からの借金をなかなか返さず、ついに死に陥れるのだ・・。

    勘之介も多四郎の息子の伊太郎も、敵討ちはせぬという。
    新しい時代の幕開けで、武士の時代の幕引きと言えるかもしれない。

    とにかく、前作で気になっていた又六と杉原秀が思ったとおり結ばれたのですっきりした。
    93歳まで生きる小兵衛の未来が少しだけ書かれていて、ああ、本当にこのシリーズは終わるんだなと思った。

    またこのシリーズを再読したいと思います。

  • 剣客シリーズ・16 事実上の最終巻
    池波さんが亡くなられたので これがラストになるわけですが・・
    3大シリーズは全てその状態なわけですが その中でもこの剣客商売は
    一番後引かないシリーズだったかなと 個人的に思います

    まあ もともと内容的にはつらつというか前向きな雰囲気を纏った作品ですからね^^

    そろそろ剣客商売 読み直ししてみようかな? と思ってます^^

  • 田沼意次の時代が大きく変化していく。
    小兵衛も66歳となり 振り絞る力が・・・せつない。
    26年前 滝久蔵の助太刀をした。
    そのことで 滝久蔵は評価されて出世するのであるが。
    しかし、薄汚れた 滝久蔵を見つけるのだった。
    借金を 踏み倒そうとする。

    一方 助太刀をしてきった 山崎勘介の息子 勘之介にであう。
    その 勘之介の 潔さ 礼儀正しさに 小兵衛は驚く。

    借金を踏み倒された 平松多四郎は その顔ゆえに
    処刑されてしまう。
    女郎と遊ぶ息子 伊太郎は 滝久蔵は問題にせず
    さらし首になっているのを 取り返そうとする。
    小兵衛は それを手伝う。

    小兵衛は 凛として 無外流の 霞の剣を 大治郎の前で見せる。
    長編は 読みやすい。あぁ。これで 最後なんですね。

  • 剣客商売シリーズ16作目

    小兵衛66歳の秋から翌年にかけての物語。

    26年前、門弟の滝久蔵の仇討ちの助太刀をした小兵衛。
    久蔵は無事に敵討ちを成し遂げ、小兵衛も同じく助太刀をしていた山崎勘介と死闘を繰り広げた。
    それから26年たち、蕎麦屋で久蔵を見かけることになる。
    その直後、自分が斬った山崎の遺児、勘之介とも出会うことに…。



    ついに、最終巻となってしまった剣客商売シリーズ。
    顔のせいで人から誤解され、処刑された金貸し平松多四郎。その息子の伊太郎は仇討ちはしないと言う。そんなことは古めかしいと。
    そして、田沼も失脚。
    本当に時代はどんどん変わっていく。
    これからあと数十年もすれば世の中はひっくり返るのだから。
    最初の頃の明るい雰囲気と変わって、段々と生きることの哀しさを感じることが多くなったこのシリーズ。
    この巻の最後には小兵衛は75歳。少し小さくなってしまった小兵衛が切ない。
    でも、これからまだ彼は18年も生きることになる。
    自分より随分と年下のおはるを見送り、弥七も見送り、宗哲先生も見送ることになるのだ。どれだけ辛いことを見てきただろう…と考えてしまう。
    そんな中で、又六とお秀さんの結婚は一際うれしいニュースでした。

  • よく耳にする剣客商売、思い立って図書館で借りてきました。
    他の方のレビュー見て気がついたんですが最終巻だったんですね(汗汗

    また機会があれば他の本も読んでみようと思います。

  • 14年前に読み進めていたシリーズの最終巻(16巻)をようやく読み終えた。田沼意次が活躍したころの江戸時代中期に、剣術ひとすじに生きた剣客父子の活躍を描いた池波正太郎の代表作の一つ。長いシリーズの中でいろいろな登場人物が出てくるが、この最終巻ではどのような晩年をおくったがわかる。

  • 剣客商売の最終回です(泣)

    人気シリーズであったろうに、生前にちゃあんと始末
    されて読者が先々まで安心できるようになってます


    おはるが先生より先に逝くなんて・・・

  • 最終巻。まだまだ読みたいのに。

  • 終わった。悪くない締めくくりだが。

  • この辺りになってくると、著者池波氏の体調が思わしくないせいか、
    物語を取り巻く時代背景にも暗雲が忍びよってくる。
    当然、登場する主人公たちにもあまり晴れ晴れとしない出来事が起きてくる。
    このシリーズも最後まで完結せずここで終わっているんだよね。
    でも絶筆して終わったわけじゃないから、池波氏はこれで終わりのつもりだったのだろうか。
    まぁ、田沼意次の没落までは、見たくない気もするけれど。

  • 剣客商売最終巻。最も込み入ったストーリーであるとともに、人生を感じいる巻だった。18年かけた書かれた作品を3ヶ月で読んだ。10.12.25

  • 深川十万坪
    暗夜襲撃
    浪人・伊丹又十郎
    霜夜の雨

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