素晴らしい日本野球 (新潮文庫 こ 10-13)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101158136

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  • 発語訓練」改題。パスティシュものの嚆矢で、想像力の暴走が楽しい。フラナガン物が秀逸。初出の「ブルータス」から注目。奥の細道」や唐獅子源氏」につながる。まねて「シンポジウム制服」として大学の学部学科内容紹介を兼ねて、各科で制服の意味を論じるという作品を書いた。「カノッサの屈辱」に通じるものがある。

  • それまでのくすぐりを散りばめたお楽しみ箱だったり、思いの滲み出る東京物語だったりとは違って、虚構世界の構築ぶりが好事家にはSFである!ってカテゴライズされそうな新ジャンルの小林信彦だった\(^o^)/

  • こういう作品をもっともっと読みたかった。小林信彦の、マイベスト。

  • アホすぎる。『メイプル戦記』を読んだときと同様の衝撃にみまわれた。

著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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