びんぼう草 (新潮文庫)

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著者 : 群ようこ
  • 新潮社 (1994年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101159133

びんぼう草 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 一番最初に群ようこにはまった作品

  • 一度読みたいと思っていた群ようこの本を古本屋で見つけたので買ってみた。短編小説集。
    おもしろかったけど、裏表紙にある「元気百倍の小説集!」ってのは違うやろ。そうでもないのもあるよ。
    「爪をみがく女」が好きかな。内田春菊の感末解説にもあったけど、登場人物の名前を明かさず、ただただ「まじめな人」としてるのが独特の読後感をつくった気がしました

  • ゆるい気持で読めて面白いよーと会社の同僚におすすめしてもらった、群ようこさん。あるあるある…と共感してしまうところがいっぱいあって面白かった。特に「友だちの子供」と「おかめ日記」が好きです。カメヨばーちゃんみたいな老後を過ごしたいなぁ。群ようこさん、他の作品も読んでみよう。
    これで2016年読み納めです。2017年も良い本に出会いたい。

  • 群ようこさん「びんぼう草」、1990.11刊行、1994.2文庫化、群さん36歳の時の作品です。短編7話、エッセイかなと思う小説も2~3ありました。今のゆるさとは違ったしゃきっとしたゆるさwでしょうか(^-^)猫を扱った「ぶー」、秀逸でした。「爪をみがく女」も面白かったです。

  • 2003.6母から借りて読了。

  • トラちゃんが面白かったので購入。
    今回はあんまり…でした。
    私は動物と本の事を書いた作品が好きです。

  • 今となっては内容も思い出せない、5年前に読んだ本。

    5年前の自分は、一体何をやっていたんだっけ?

    小学校の先生をしていた。

    今は巡り巡って、中学校の先生をしている。


    5年前の私へ。


    昨日ね、痴呆の進んだ祖父が、夜中に泣き叫んだんだよ。

    もうおじいちゃんは、普通の会話が成り立たないくらい、痴呆が進んでる。

    それは、仕方のないことだと思う。だから、今おじいちゃんが出来ること、をきちんと理解して、それを受け入れる。わたしにできることはそれだけ。だから、そこに関して深い悲しみとかは、ないんだ。

    でもね、昨日本当に悲しかったのは、
    おじいちゃんが夜中に騒いだときに、うちの父親が、

    なんでそんなに文句を言うんだという祖父に、
    「それはお前が馬鹿だからだ。」
    と、言い放ったの。


    その言葉を聞いて、祖父が逆上して、泣き叫んだんだよね。


    わたし、お父さんと、未だうまくやれてない。
    そこのとっかかりがうまくいかない限り、わたしは男の人と、うまく関係を築くことが出来ないのではないかと思う。


    でも、できないよ。「自分の父親を馬鹿にする父」尊敬できないよ。

    逆に言えば、私こそ心底、父親を馬鹿にしている。


    私がいけないんだろうか。

    私が父を馬鹿にしてるから、父は祖父を馬鹿にするんだろうか。




    悲しくて。

    おじいちゃんが泣く声が耳から離れないの。


    わたし、すごく嫌な気持ちを胸に抱えてる。

    人を馬鹿にするって言う、すごく嫌な気持ちを。

    わたしは、その思いを持っている限り、

    人に馬鹿にされるような存在なのだろう。


    どうしたら、うまくやれるんだろう。

    おじいちゃんを、いたわってあげることだけ。
    今できることは、それだけ。

  • 短編集。
    なんとかほぼ読んだけど、うーーーーーーーん。きっと読ねば読むほどの内容なんだろうけど、今いち内容が頭に入らず残念・・。売りに行きますねって感じです。
    群ようこは私には向いてないのかも・・・。短編集だけど、終わりがよく言えば日常的で起承転結があまりなく淡々とした感じ。日常的ならそれはそれでいいんだけどねー。私には少しありきたりすぎたかな=

  • 2013 12/23

  • この小説にはお金持ちは出てきません。
    失業して仕事を探す女性や、一人暮らしのフリーランス・ライターの女性といった、つつましやかに自分らしく生きている女性が主人公の短編集です。
    失業したりしてもどのお話も悲壮感がなく、どことなくのんびりした雰囲気なのは、マイペースで周囲におもねる事のない主人公ばかりだからかもしれません。
    多分どれも作者の群ようこさんがモデルだろうと思いました。
    それに時代も影響しているように思います。
    今だったらもっと切迫感がただよっていたかも・・・。

    今よりもっとお金のなかった若い頃に読んだ本で、その時は共感度100%でした。
    最初の「満員電車に乗る日」の、銀行の残高が323円しかなくて窓口で677円を入金してATMで千円おろしたなんて話は、人ごとじゃないと共感しつつも笑えてずっと記憶に残ってました。

    作者独特のユーモアと感性を感じる本です。

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びんぼう草 (新潮文庫)の作品紹介

こんな生活、もう嫌だ。私、やめます。めでたく退職、地獄の満員電車にオサラバしたものの、あまりの赤貧状態に音を上げ、再就職する羽目に。ところが…。会社勤めに悩む全ての人々に贈る「満員電車に乗る日」。親戚から結婚しろとうるさく迫られるフリーライターがめざす意外な人生を描く「シジミの寝床」など、フツーの人々を力強く応援する、一読爆笑、元気百倍の小説集。

びんぼう草 (新潮文庫)はこんな本です

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