ぢぞうはみんな知っている (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.20
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本棚登録 : 182
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101159294

感想・レビュー・書評

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  • 群さんエッセイはもう読み始めると止まらない!!。
    あぁ、どうしてこんなにくすくすと笑えてしまうのか!!
    面白いと思うところがきっと群さんと私は同じなのだろうとつくづく感じながら一気に読んでしまって(>・)/。

    群さんエッセイに登場するにゃんこちゃんを私なりに分析すると、どのにゃんこちゃんたちも特徴が、ぷっくりと太り、足が妙に短くて、表情は無愛想・・・なんて想像しちゃう♥。

  • ねこのしいちゃんの話が染みた。

  • 初めて読んだ。軽快なテンポのエッセイ。同年代の女性に受けそうな話題。関西の人かと思ったら東京だったのが意外。2018.9.19

  • テーマによりおもしろいおもしろくないの波が激しいエッセイだった。
    周囲のおかしな人をおもしろおかしく書いているページはさすがのキレ味で、麻雀仲間の編集者Pさんの話は笑いながら読んだ。
    ただの愚痴になってしまっていたり、人を批判するだけのものもあり、それは残念。しかし群さんの境遇や、これだけエッセイを沢山書いていればおもしろおかしいネタは出尽くすであろうことを考えると、仕方がないとも思う。
    群さんの鬱憤の大きな原因になっている母と弟。初期のエッセイでは魅力的な二人だっただけに、寂しい。

  • こんな凄まじい家族がいるということに、驚きました。
    世の中本当にイロイロな人がいるのですね。

  • 最近、群さんのエッセイばっかり読んでるが、共通する部分があり過ぎて、とても面白い。麻雀好きの熟女?Pさんの話が特に…。

  • 2013 2/19

  • 群さんの飼い猫“しいちゃん”のエピソードがおもしろい。
    繰り返し読んでしまった。

  • 抱腹絶倒。とにかく一人で大爆笑。

    群さんは私の大好きな映画「かもめ食堂」で知り、また素敵に着物を着こなしている姿に憧れ、読み始めました。

    知的で清楚で、それでいてきりっとした表情のある方だな~と思ってました。

    思っていました? 

    そうです。 本を読むまでは・・・・・

    でも、読んでますます好きになりました。



    群さんのエッセイなんですけど。

    お母さんの浪費癖に頭にきながらも、そのお金を払う。

    大好きな猫達に癒されながらも、振り回される。

    マージャンに明け暮れて、年下の男の子に目をつける友人の話。

    お母さんの浪費癖は、私だったら深刻な問題になりそう。

    きっと群さんも本気で頭にきているんだろうけど、どこか余裕が感じられる。

    女一人で生きていくって、こうやって折り合いをつけていくことなのかもしれない。

    笑いながらも力をもらえるような本です。

  • 群さんちってすごいんですねぇ。お母さまがそんなすごい人とは知りませんでした。お母様と弟のために家のローンを払い続けたり、あれこれ買い与えたりする群さんもすごいし。他人の話なので、読めるけど、自分の身近にこんな人がいたら、やだな〜と思ってしまいました。

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2023年 『老いとお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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