機長からアナウンス (新潮文庫)

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著者 : 内田幹樹
  • 新潮社 (2004年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101160412

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機長からアナウンス (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ・全員が居眠りで目的地通過!? ・「三大悪気流」の空港とは!? 元旅客機機長の作家の経験が詰まった楽しいエピソード集です。これを読めば、飛行機に乗りたくなること間違いなしです!!

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50087825

  • パイロット出身の作家がパイロット事情について語るエピソード集。この職業をイメージすると、責任感の強い非の打ち所がないような人を想像するが、この本を読むとパイロットと言っても人間なんだな、と思わされる。コックピットの中では3S(Salary, Schedule, Sex)の会話が繰り広げられておる、パイロットとCAの関係は医者と看護婦のような関係とは似て非なる関係。。。などなど。次に飛行機に乗った時にはコックピットの中でどんなことが起こっているのか勝手に想像してしまいそう。

  • 「たとえば、プロのパイロットになりたいのであれば、二〇〇〇フィートで飛びなさいという指示だったら二〇〇〇フィートできっちり飛べなければいけない。一九九九フィートでも二〇〇一フィートでもダメだという気持ちが必要だ。
    でも同時に二〇〇〇フィートといわれて一九〇〇だって今は大勢に影響ないじゃないかという大胆さがないとまた務まらない。そういう大胆さと繊細さの使い分けができるかどうかが、いちばん必要だと思う。」

  • パイロット・イン・コマンドが面白かったので、内田機長のエッセイを読んでみた。
    こんなに饒舌なパイロットがいたら、さぞ面白いだろう。
    とはいえ、何十年も空の安全を支えてきた人なので、主張はとても合理的である。
    パイロットは半年ごとのライセンスで、他の専門職よりも大変なのだなあ。

  • UFOを多くのパイロットも目撃しているとのことで、見たことはない僕も信じるようになったほど妙に説得力がある。
    続編の2便と重複している話もあるが、文章に引きつける力があり、どんどん読める。

  • パイロット作家の航空業界エッセイ

    スチューワーデスとの気になる関係ではパイロットとCAの恋愛模様を

    コクピットの中ではUFOに遭遇した話など

    誰もが気になる話があります。

    また、パイロットのライセンスは半年しかなくて、身体検査や技能検査を半年に1回しないといけないので、医師や弁護士に比べて大変です。

    関西空港なんて沈んでしまえでは、着陸の際に区域制限があって大回りさせられる 管制が良くないなどそうなんだと思えます。

    一風変わったエッセイ

    おすすめ度  ★★★★☆

  • 内田幹樹さんは、小説も上手いがエッセイも上手い。
    軽妙な語り口の中に誰もかけないような真実を上手く隠している。
    空港行政や官制に関する話は、一般の我々の目に触れにくいが、その道のプロフェッショナリティにかかるやバッサリ両断であり、「本当にこんなことでいいのか!」と行政が心配になる。

    著者が亡くなった後も静岡空港の件など箱モノ行政の弊害が続いており、根が深そうだ。嘆かわしいことである。

  • 三時間で一気読み。軽い内容で読みやすい。小説「査察機長」を読んでいたので、もう少しインパクトがあるかと思ってたけど、肩透かし・・・。読みやすいけど、心に残らない。普段、覗くことのできないコクピットの中やパイロットの話は面白いが、もっと詳しく描かれてた方が胸に残る。サラーッと読めてしまった。
    エッセイだとしても、これは内容(もしくは描写)が軽い。まだ、小説は一冊しか読んだことないけど、この作者は小説の方が面白いのかな。

  • 機長だからこそ書ける飛行機での出来事。
    航空関連の裏話が面白い!!

  • 特にあらすじも読まずに何気なく手に取って。
    想像と違った(笑)。
    もっと、緊急事態を解説するような本かと思いきや、航空事情あれこれに関するただのコラムでした。

    まぁ、自分の周りにはパイロットやフライトアテンダントの知人はいないので、そういう意味では十二分に面白かったけれども(シミュレーションの話とか、部品の融通の話とかね)、でも、全体として特にテーマがある訳でもなし、なんとなーく、ふぅーん、で終了、という感じでした。

  •  長年航空機のパイロットをしてきた作家が、航空業界の裏側を赤裸々に語ったエッセイ集。
     パイロットとフライトアテンダントの実情、専門家から見た航空機事故、パイロットならば誰でも体験する(?)「未確認飛行物体」との遭遇、過去に出会った忘れられない客のこと、日本の航空行政についてなど、関係者だったからこそ話せる裏事情が満載。
     航空業界に興味がある人なら、読んで損はない一冊。

  • パイロットのエッセイってだけで面白くないわけがないですよね。
    特殊な職業ものは誰が書いてもそれなりの面白さになるのは間違いないと思う。
    知らない世界を知れるのがいいですよね。
    あー、パイロットになりたいw

  • 先日、成田~パリ 12時間のフライト(もちろん往復)を経験したことがありますが、「…落ちないよね…」 そればっかり考えていました。
    そんなフライトの中、機長は一体何をしているの???

    なかなか楽しく読めました。
    また機会があったら、長時間のフライトを経験してみたいです♪

  • 機長からアナウンス読了。書かれたのが十年前なので、単に航空エッセイとしてもさることながら、世界の移り変わりを強く感じさせられる部分がいくつもありました。特に給与に伴うクオリティの低下については…うむ…今となっては胸に突き刺さるね…だから時間がたって読むエッセイは楽しい

  • 機長とスチュワーデスとの関係がよくわかった。
    傍目には、すごく関係が深そうだが、
    内部からすると、違う職場のような感じもあるらしい。
    特に、国内線では接点が少ないとの事。

    業界の常識に詳しくなるのによいかも。

  • 軽妙な言葉により航空業界やコクピット内でのパイロットの実情が語られている。ほ~,そうなっていたのか,と納得できる点も多い。本書は「内部のぶっちゃけ話」的なリード文が付けられているが,筆者が本当に主張したいことは,航空機の安全性と経済性だと思う。
    唯一気になるのは「・・・だが。」という形で文が終わる点。自分のリズムと合わないだけだが。

  • 小旅行のお供に携帯した文庫本であります。下呂温泉。
    飛行機の旅ならより気分が高揚したかもしれませんが、私は航空機は好んで乗りませんので。
    もつとも下呂は近すぎて空路はございませんが。
    国内旅行ではなるべく汽車を駆使します。陸続きの土地にわざわざ飛行機で飛ぶのはつまらないのであります。沖縄へ行つた時も、飛行時間を少しでも減らさうと、福岡まで汽車で行き、福岡空港から那覇まで飛んだものです。

    元A社(と作中で表記される)パイロットの内田幹樹氏の第一エッセイ集です。A社とは全日空のやうです。なんて言はなくても皆知つてゐるのでせうね。
    酒の席での話が面白いから本にせよ、と求められて書いたものであります。当方は航空業界の知識がないので、なるほど「へえ」と思ふ内幕話が満載です。
    人気のYS-11は、パイロット仲間には不評なのですね。パワーが無いし、コクピットは暑すぎたり寒すぎたりで最悪であると内田氏は語ります。また、国産といはれてゐるが、部品はほとんど外国製なのだとか。

    格安航空券に関する話などは「内部の人間」らしく、一般の乗客とは少し異なつた意見のやうです。航空機に於るサアビスとは何か、これは提供する側と享受する側との間で溝があるのではありますまいか。それは航空業界に限つたことではないでせうが。
    ま、ここは余計なことは考へず、気楽に読めばいいのでせうね。

    http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-197.html

  • 機長さんって何をしているのだろう?そう思って手に取ったのがこの本だった。
    ところどころ専門用語が出てくるが、さほど読みにくいという印象は受けなかった。航空事情の裏側を垣間見たような気分になった。
    パイロットやCAになりたい人はこの人の他の著書も読んでみるとよいと思う。

  •  社会人になってから、出張で飛行機に乗る機械が増えた。
     最初のころは墜ちたらどうしようとか、不吉なことを散々考えたりしたものだが、回数を重ねる内にだいぶ慣れてきた。
     それでもそれはただ慣れたというだけで、飛行機の事をすべて理解したというわけではない。
     飛行機には解らないことがたくさんある。そんな飛行機業界の裏話をエッセイとしてまとめたのがこの本だ。

     著者は実際に航空会社で機長をしたことがあり、最近はミステリー作家としても活躍しているようだ。異色の経歴の持ち主である。
     文章は平易で読みやすいし、へぇなるほどねぇと思わせるようなエピソードも多い(飛行機内には新幹線と違い鋭利な突起部分が無いこと等)。それこそ旅行や出張で飛行機に乗った時なんかに機内で読んで過ごすにはちょうどいいのではないか。

     エッセイとして、読んでいてなかなか楽しい本である。一編ごとの長さもちょうどいいし全体の長さも長すぎずいい。表紙の写真もキレイ。ただ自分が書いた小説から長々と引用するのはどうかと思う。
     続編である『機長からアナウンス 第2便』もある。

  • 映画「ハッピーフライト」の元ネタ。
    この作者も早世が惜しまれる作家の一人ですね。

  • 男子なら誰もが興味をもつ「コクピットの中」を、30年以上に渡りパイロットを勤めている著者が、バラエティ豊かに語っている本。

    サラッと読むエッセイとしては、内容の濃密さと刺激される好奇心とで、良質な作品と思います。

    パイロットの裏話、コクピットの裏話、スチュワーデスや地上係員との丁丁発止、航空会社と空港や官僚との軋轢、などなど、どれも自身の経験から語られているので当たり前ではありますが、圧倒的な説得力があって楽しめます。

    惜しむらくは、自分以外のことを書いている部分で、伝聞や憶測に基づいた記述がされていることですね。「それくらい取材しろよ」と、思わず突っ込んじゃいました。

    (2005年読了)

  • 当時現役パイロットだった筆者が、コックピットの、CAの、航空の内輪話をライトな語り口でつづるエッセイ。ライバルに見える会社同士の意外なやりとりとか、垣間見る世界はなかなかにおもしろい。

  • 元パイロットの作家のエッセー。スチュワーデスの国内線と国際線の気質の違い。気流が悪い空港内などなど。飛行機の客室には柔らかい素材、角がない部品しか使われないが、作者の目線からは新幹線の内部は安全に見えないという。そんな見方もあるのか。

  • 航空業界の裏側を垣間見れた様で楽しかったです^^

  • 知り合いのベテランCAPが言ってた台詞
    「揺れない操縦が上手いってわけじゃない」
    同じことが書いてあった。

    この本によるとCAが乗務中に愚痴りにくるのか!?
    暇なんだなw

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機長からアナウンス (新潮文庫)の作品紹介

旅客機機長と言えば、誰もが憧れる職業だが、華やかなスチュワーデスとは違い、彼らの素顔はほとんど明かされない。ならばと元機長の作家が、とっておきの話を披露してくれました。スチュワーデスとの気になる関係、離着陸が難しい空港、UFOに遭遇した体験、ジェットコースターに乗っても全く怖くないこと、さらに健康診断や給料の話まで-本音で語った、楽しいエピソード集。

機長からアナウンス (新潮文庫)のKindle版

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