- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101160412
感想・レビュー・書評
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機長だからこそ書ける飛行機での出来事。
航空関連の裏話が面白い!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特にあらすじも読まずに何気なく手に取って。
想像と違った(笑)。
もっと、緊急事態を解説するような本かと思いきや、航空事情あれこれに関するただのコラムでした。
まぁ、自分の周りにはパイロットやフライトアテンダントの知人はいないので、そういう意味では十二分に面白かったけれども(シミュレーションの話とか、部品の融通の話とかね)、でも、全体として特にテーマがある訳でもなし、なんとなーく、ふぅーん、で終了、という感じでした。 -
パイロットのエッセイってだけで面白くないわけがないですよね。
特殊な職業ものは誰が書いてもそれなりの面白さになるのは間違いないと思う。
知らない世界を知れるのがいいですよね。
あー、パイロットになりたいw -
先日、成田~パリ 12時間のフライト(もちろん往復)を経験したことがありますが、「…落ちないよね…」 そればっかり考えていました。
そんなフライトの中、機長は一体何をしているの???
…
なかなか楽しく読めました。
また機会があったら、長時間のフライトを経験してみたいです♪ -
機長からアナウンス読了。書かれたのが十年前なので、単に航空エッセイとしてもさることながら、世界の移り変わりを強く感じさせられる部分がいくつもありました。特に給与に伴うクオリティの低下については…うむ…今となっては胸に突き刺さるね…だから時間がたって読むエッセイは楽しい
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軽妙な言葉により航空業界やコクピット内でのパイロットの実情が語られている。ほ~,そうなっていたのか,と納得できる点も多い。本書は「内部のぶっちゃけ話」的なリード文が付けられているが,筆者が本当に主張したいことは,航空機の安全性と経済性だと思う。
唯一気になるのは「・・・だが。」という形で文が終わる点。自分のリズムと合わないだけだが。 -
小旅行のお供に携帯した文庫本であります。下呂温泉。
飛行機の旅ならより気分が高揚したかもしれませんが、私は航空機は好んで乗りませんので。
もつとも下呂は近すぎて空路はございませんが。
国内旅行ではなるべく汽車を駆使します。陸続きの土地にわざわざ飛行機で飛ぶのはつまらないのであります。沖縄へ行つた時も、飛行時間を少しでも減らさうと、福岡まで汽車で行き、福岡空港から那覇まで飛んだものです。
元A社(と作中で表記される)パイロットの内田幹樹氏の第一エッセイ集です。A社とは全日空のやうです。なんて言はなくても皆知つてゐるのでせうね。
酒の席での話が面白いから本にせよ、と求められて書いたものであります。当方は航空業界の知識がないので、なるほど「へえ」と思ふ内幕話が満載です。
人気のYS-11は、パイロット仲間には不評なのですね。パワーが無いし、コクピットは暑すぎたり寒すぎたりで最悪であると内田氏は語ります。また、国産といはれてゐるが、部品はほとんど外国製なのだとか。
格安航空券に関する話などは「内部の人間」らしく、一般の乗客とは少し異なつた意見のやうです。航空機に於るサアビスとは何か、これは提供する側と享受する側との間で溝があるのではありますまいか。それは航空業界に限つたことではないでせうが。
ま、ここは余計なことは考へず、気楽に読めばいいのでせうね。
http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-197.html -
機長さんって何をしているのだろう?そう思って手に取ったのがこの本だった。
ところどころ専門用語が出てくるが、さほど読みにくいという印象は受けなかった。航空事情の裏側を垣間見たような気分になった。
パイロットやCAになりたい人はこの人の他の著書も読んでみるとよいと思う。