道ありき 青春篇 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101162027

感想・レビュー・書評

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  • 敗戦後、教職を辞し、病に臥せた著者がキリスト者となり、…前川正さんとの件に思わず涙。

  • 美しい文章

  • あまりなドラマティックな展開に、事実は小説よりも奇なり、という言葉を思い出す。小説を読んでから作者の人生に興味をもち、読んだ作品。
    高校の教師に「三浦綾子は護教の文学だから」と言われたのが、今ならわかるけれど、その頑固さ、一途さが、なんとなく自分を重ねて読んでしまう一因なんだと思う。

  • 結婚までの青春時代の自伝。終戦を教師の時に経験し、今まで教えてきたのは何だったのかと自問しつつ辞職する。病苦との格闘の日々、徐々に人のために生きるという意識になる過程が読む側に心打つ。14.3.11

  • 名作

  • ブックオフ秋葉原、¥350.
    健康であった時、なんと無意識に生きていたことだろうと、その時わたしはつくづくと思ったものだった。p343

  • 著者の自伝的小説。
    長い闘病生活を送られてきたんですねぇ。
    あの「氷点」を書いた方でも、うらぶれた時期があったんだと驚きました。

  • 三浦綾子の壮絶な人生を垣間見ることができます。

  • 素晴らしい本でした。自分にも、いろいろと変化のあった一年。その年の瀬に、この本に巡り合えた縁に感謝したい。私は特定の宗教感に根ざした生き方をしていないけれど、この本に登場する人達の慈愛の深さには、本当に心打たれました。揺れ動く感情の機微を赤裸裸に語る著者の自伝。事実は小説よりも深く、悲しく、美しい。究極の愛の物語。大絶賛です。

  • 信じてきたものが敗戦によりあっけなく崩れ、虚無感ばかりの生活。そこから出会うたくさんの人たち。会えるものなら、私は前川さんに会いたい。そして綾子さんに恋がしたい。

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著者プロフィール

1922年4月、北海道旭川市生まれ。1959年、三浦光世と結婚。1964年、朝日新聞の1000万円懸賞小説に『氷点』で入選し作家活動に入る。その後も『塩狩峠』『道ありき』『泥流地帯』『母』『銃口』など数多くの小説、エッセイ等を発表した。1998年、旭川市に三浦綾子記念文学館が開館。1999年10月、逝去。

「2023年 『横書き・総ルビ 氷点(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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