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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
大河ドラマになりそうな人生。気位の高い女性。もっとキリスト教と密接な関係があるのかと思ったが、思いの外宗教臭がしない。光秀も見直した。
ガラシャ最期のシーンからは涙流しながら読みました…
忠興も決して悪い夫ではありませんし、その他の人物も魅力的でした。
お気に入りです。
出てくる人々皆が皆それぞれ個性的で素敵。
玉の両親である明智夫婦の睦まじさに非常に萌えた。忠興もやり方は間違っているものの玉さんの事を本当に愛してるんだと思えた。その他いろんな人に愛されまくりの玉さんだった。
明智の謀反の引き金を引いたのは領地ぶんどり→蘭丸のわがままってことでOK?
でてくるシーンが上下巻あわせて3回ほどしかないのに蘭丸がぶん殴りたいぐらいイラつく子供。
後半以降のキリスト教に傾倒してからの玉の行動が、キリスト教詳しくないのでよくわからない。どうして禁教になるのがわかっていて身近な人をそれでもキリスト教に入れたがったんだろう。
そのあたりだとむしろ玉にどうしてもキリスト教をやめさせたかった忠興の気持ちのほうがわかる。
高山右近もぽっと領地を捨てたけれどもそれで路頭に迷う家臣とかいなかったんだろうか。
宗教ってなんなんだろう。
キリスト教の『信じるものは救われる』という教えを守るガラシャ。
とても感慨深い本でした。
今年の大河ドラマを見ていて、
この方が気になったので読んでみました。
三浦綾子さんの作品は「氷点」とか「塩狩峠」なんかを
中学生くらいの時に読んだ以来でした。
歴史小説を書いているなんてちょっと意外。
「細川ガラシャ」夫人って名前は知っていたけど
大名の奥様でキリシタンだった、くらいしか分からず
どんな人生だったのか
読んでよくわかりました。
明智光秀の娘ということで
なかなか大変な人生だったんですね…。
戦国時代の大名の妻というのは
本当に人権が無くて、
読んでいて痛ましくなってしまいました。
三浦綾子さんだからななのか、
“どうして細川玉(ガラシャ)がキリシタンになったのか”
丁寧に描かれていて
読み応えがありました。
ガラシャって恩寵という意味だったんだ。。
キリスト教は洗礼受けてもいい宗教だよね。
人は原罪がありキリストは人の罪のため
磔刑された。信じれば天国にいける。
うーーん。完璧。
ところで信長を殺したけど明智光秀は当時の
人からしたらそんなに評判悪くない
(もしくはいいほう?)だった気がするね。
特に戦国時代だし。
良い本だった。
物事はひとつの側面から見るものはではないんだなーと。
反対側や他の側面から見るとこうも違うのかと驚き。
後半。父、明智光秀の謀反本能寺の変の後、秀吉の征伐により光秀の三日天下により、玉子(細川ガラシャ)は、逆臣の子となり、人生の憂き目をみる。
時代ものは、主人公一人一人に芯が通っていて、哀しくもあり、ロマンがある。
故人である三浦さんによる心理描写は、孤独の淵、絶望の淵にあっても志を持つという気高い精神に溢れていると思う。
暴君のぶながのむごい仕打ちに耐えかね、ついに明智光秀は織田家に叛旗をひるがえした。しかしその天下はあまりにも短く、玉子は逆心の娘として苦難の日々を過ごすことになった。 父母一族は亡び、夫や子とも引き裂かれた玉子は、秀吉のキリシタン弾圧の中、洗礼を受けることを決意する…。強者の論理が支配する時代に、命をかけて信念を貫いた細川ガラシャの生涯を描く感動の歴史ロマン。キリスト信者ならではの視点の著者初の歴史小説。
感情表現がすごく豊かですっと入り込めます。もちろん玉子は立派な人なのですが、忠興よりも彼をとおしてキリストを愛しているという感じで、その二人の心の埋めようのない距離がかなしい な…
○2008/06/17
まさかというか、歴史小説でこんなに感動すると思わなかった。ドラマ・映画でよくあるように、その時スポットの当たった人物にすごく肩入れしてしまう、っていうの自分にはないと思ってたんだけど……うん、ガラシャが好きになりました。
玉子の的を得たというか、真っ直ぐで正直な言葉が一つひとつ沁みる。"生きのびることの厳しさは、同時に醜さ、むなしさでもあると玉子は侘しかった。"
前半の夫婦離れ離れになる切ない時期から信仰へと移って、最後のあたりがものすごくいい。特に初之助にぐっときた。
忠興との最後の場面に"逢ふと見てかさぬる袖の移り香の のこらぬにこそ夢と知りぬる"が来たのが、味土野でよりも印象的。
上下巻で下巻の評価の方が高くなるなんてことが初めての本だった。もらえてよかった。これはまた絶対読み返したい。
一気に信仰に目覚める玉子。
キリスト系書物を暗唱できるようになったり、すごい力。
まわりの人々もどんどんキリシタンになっていく。
…うまくいきすぎやせんか?
「信仰は人ぞれぞれ」という細川幽斉の考えが、私にはうらやましい。






