ルート225 (新潮文庫)

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著者 : 藤野千夜
  • 新潮社 (2004年12月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101164311

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ルート225 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • すごく読みやすくて、面白かった。
    パラレルはよくあるけど、これは少し他と違って不思議で笑えて、切ない話だなと思った。
    主人公、ダイゴ、マッチョなど登場人物が非常に魅力的。

    読み始めたときはまさかこんな切ない思いをさせられるとは思わず、いい意味で裏切られた素敵な小説だった。

  • 14と15。謎は解けず。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。

  • 【あらすじ】
    公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。
    中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。
    学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。
    おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。
    一体どうして?
    必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。

  • 『公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。』

  • 現実とは微妙にずれたパラレルワールドに来てしまった姉弟。

    元の世界に戻るために色々と試行錯誤して、最後はちゃんと帰ってこれてハッピーエンド。・・・にはならなかったという事実に驚愕。

    パラレルワールドを扱った話で、もちろん元の世界に戻れないものもあるけど、この物語全体の雰囲気と姉弟のノリからはそれは予測できなかった。
    そんなんで終わっちゃうの!?とは思ったけど、逆にその苦さが良い。普通のハッピーエンドだったらつまらなかったし印象にも残らなかったと思う。

    それにしても姉よ、もっと弟に優しくしてやってくれ。尻に敷かれ過ぎて可哀相。あとデブでさえないマッチョが、すごくいい奴なのが好感持てた。

  • 主人公は中学生の女の子、エリ子。ダイゴという弟がいます。ふとしたことから家に帰れなくなり、道に迷ってしまいます。迷った末にやっと家に戻ってきたと思ったら、そこはどこか違和感のある世界。

    ネタバレはこちら http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120312/1331538627

  • 兎に角結末が気になり、夜が更けるのも忘れ、一気に読み切ってしまいました。

    人生には、時に、どうしようもなく不条理で理不尽な問題が起きてしまいます。
    しかし、必ずしもその全てが乗り越えられ、解決できる問題とは限りません。
    中には、諦め、受け入れることで前に進まなければならないこともあると思います。
    この本は、そんな人生の厳しさと、その中で成長していくことの大切さを教えてくれます。

  • 重たい事もサラッと流すところが面白かった。よく考えると、くらーい話し。

  • 一人称の若者の言葉で書かれた藤野さんらしい作品。
    パラレルワールドに入ってしまった兄弟の物語。

    理論社のYAシリーズとして書かれているらしく確かに、読みやすくサラサラと進む。だが!内容が薄いわけではない。

    表紙のイラストがラノベみたいなので損をしていると思う。買う時恥ずかしかった・・・。

    藤野さんの言葉回しが絶妙で、やはりこの人は好きな作家だ。

  • 初めて読んだ小学生の時
    ラストに衝撃を受けました!
    立ち読みでしたが
    あまりに面白かったので
    お小遣いを貯めて
    買いました 笑

  • 終わり方がいい こう終わるからいい

  • 中学生の時、図書館で読んだ本。懐かしくて購入。コメディチックでほのぼのとする感じなんだけど、ちょっと切ない。

  • 読み終わった時、急に怖くなった。もしかしたら本に集中してる間に私もA'の世界に来てしまっているんじゃないかって..

    本の世界から戻ってくるたび不安になり、自分の本物の世界か疑い、何度も怖くなったっけ。

    ホラーやミステリーの苦手な中学生の頃の私にとっては怖くて、不安になるお話だった。
    ホラー小説なんかじゃないのに、私にはホラーのように感じた。

  • トリップした世界はどこかいつもと違う世界
    いなくなった両親、変わらない友人
    ほんの少しだけズれた世界で、姉弟はどうやって生きていくのか。


    結局元に戻れないところも、すごくおもしろい
    表紙が少し子供っぽいのが意外
    なんだか少し切なくなる話

  • よくこの世界が厭で違う世界に行きたい行きたいって言ってる人がいると思うけど、結局異世界に行ったところで、そこで上手く生活していかなきゃだめなんだぜ。この世界でやりくりできない人間は異世界でもだめだめだと思う。逆もしかり。

  • パラレルワールドもの
    子供なりに元の世界に帰ろうと試行錯誤したり
    なんとなく新しい世界になじんでいったりするが
    やがて「両親がいない」という現実に手も足も出なくなっていく
    だけどそれが、生意気な姉にとっては他人の
    ありがたみを知るきっかけであり
    優しすぎる弟には自立の契機になったりする

    細かい部分に暗示的な描写が多く隠されているように思うが
    お姉ちゃんが弟の背中にラクガキする場面はなんかいやらしくてよかった
    ラストのメールのくだりも、テレカとの対比で深い

  • 姉弟の会話が面白かった。読んでいて二人を見守るような感覚でいられた。

  • 一回目読んだ時には後味悪くてイマイチでした。
    再読すると、これはこれでアリ!と思えた不思議作品。
    何が琴線に引っかかったのだろう?
    次に読み返したらわかるんだろうか。

  • 最後が少し残念でした

  • ラストがあまり他では見られないオチだったのでびっくりでした。全体としてはとても読みやすくて王道といえば王道のストーリーで好感が持てます。

  • 過酷な状況を前向きに生きようとするおはなしは好きです。

  • ハッピーエンドじゃないけど、バッドエンドじゃない。そういうことを何回も繰り返して、人は少しずつ成長していくのかもしれないと感じた。

  • 深読みせずに素直に読めばよかったな、と心底感じた小説

  • 表題ルート225とは225の平方根=15・・・終章ルート256とは16のこと。という書き込みを見たときに、そうか~~平方根の事でもあるのかぁ~~と・・・(めちゃ数学が苦手なもんでさっぱりそんなことに思いもよらなかった・・・)
    15歳の女の子が16歳になる話だよ。って事を暗に示唆していたのね。
    この作品は最初にDVDから入ったので、すんなりとこのパラレルワールドともいうべき流れに入っていけました。
    私はいつも主人公目線で読むんだけど、これって「ダイゴ」・「母親」・「マッチョ」目線で読み返してみると新たな発見があると思う。
    切ないけれど、世の中は理不尽な事があるんです。という成長過程をさらっと描き、色んなことを受け入れて大人になっていくのでしょう。
    でもこのパラレルワールドだってもしかしたらエリちゃんが、現実で辛いことがあって作り出したお話だったのかも知れないけど・・・・
    それは読者がどうとらえるか・・・・ですね。

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公園に弟を迎えに行って帰ってきたら、家からママがいなくなっていた…。中2のエリ子と中1のダイゴが迷い込んだ、微妙にズレたパラレルワールド。学校もあるし、普段と変わらぬ日常が続いているようなのに、なぜか両親がいないのだ。おまけに、死んだはずの同級生が生きていたり、プロ野球選手がちょっぴり太っていたり。一体どうして?必死で試みる母との交信から二人の軽やかで切ない冒険が始まる。

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