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みんなの感想・レビュー・書評
SONYに対する危機感について、よく話が出てくるが、この本が書かれた時から8年が経ち、ここに書かれている危機の状況になってしまうとは、、、
・経営
変化の時代
社員の危機感の欠如
・ソニーフランス立ち上げ
フランス語、英語、ワイン、音楽、クルマ
・Edy、Felica、AIBO、VAIO
・IT戦略会議議長
5年でアメリカを抜いてIT大国になる
・原価をベースに売価を決める時代は終わる
サービスを売る
携帯電話はタダで提供し、通話料を得る
この本の中に、会社はだれのためにあるか?という疑問がある。事件が起きると、社員は会社を守ろうと不祥事を隠そうとする。「会社のために」というのが、「ある特定の人のために」変わってしまう。アメリカでは、株式会社は株主のためにある。株主の投資に報いるのが企業の役割ということである。一方、日本では従業員が大切だという考え方もある。会社は雇用のためにあるというのが日本の考えだ。会社は、様々な要素が複雑に影響し合っているのである。
出井さんの生活や性格が垣間見えるような本です。この人、ワインばっかり飲んでるやん!!ってつっこみたくなります。
実はこの手のビジネス界の偉い人の本はいけ好かなくて嫌いだ。いわゆるビジネス本とか、経営論とか、うんちく本の類。が、たまたま本屋でなんとはなしに手にとってしまって、ぱらぱらと中を見たら、なかなかおもしろい。ビジネス本、というよりは、エッセイ集。ビジネスマンの書くエッセイってのもおもしろいかも、と思って買ってみたわけだが。これが非常に良い本だった。やっぱり、トップが危機意識がないとダメなのだ。わが組織も、なんとなく、SONYと共通点がある。過去の栄光がある。ブランドがある。でも今は社員(組織構成員)がそのブランドにあぐらをかいている感があり、時代に取り残されつつある。…で、そんなときに、出井さんは社員に叱咤激励、自分の生の声で訴えかける。翻ってうちの組織はどうだろうか…。んーむ。SONYはまた再生しそうだが、うちはまだまだ先行き暗そう…。 (2003 Sep)
出井さんの社員に向けたメッセージを出版したものです。CEOの一面とチョイ悪オヤジの一面も覗けて面白かったです。
当時ソニーの会長兼CEOであった著者が、ソニーの未来を、そして日本の未来を、極めて現実的な視点からコメント。2005年にソニーの売上不振が原因で退任されたらしいが、私達や現代の日本社会がどうしてもマイナスに考えがちな事柄をプラスに考えられるように方向性を転換してくれるところが良かった。じゃあどうすれば良いのか?まで踏み込まれてはいないが、それは本書の目的とは違う気がする。日本社会がIT企業に今後どう対応していくべきなのか、どの企業にも共通する経営上大切な側面とは何か、などなど、経営の勉強にもなる。特に、「判断しない、というミス」と「価格が消える日」の話が興味深い。ゴルフやワインの話ばかりのところが結構あったが、それには個人的に興味がない。






