MOTHER2: ギーグの逆襲 (新潮文庫 く 16-4)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101166148

作品紹介・あらすじ

ぼくはネス。家の裏山に隕石が落ちるまでは、赤い野球帽をかぶるふつうの野球少年だった。でもあの夜から、ぼくと仲間たちのとんでもない冒険が始まった。超能力を使う金髪の美少女ポーラ。メカに強い秀才ジェフ。そして神秘の国の王子プー。地球の未来を救うため、勇気と知恵と愛で巨大な敵に立ち向かう。糸井重里制作総指揮、帰ってきた名作RPG感動巨編オリジナル小説化。

感想・レビュー・書評

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  • 原作が盛りだくさんシナリオのせいか結構カットと圧縮が多いかな。その中でもジェフのオリジナルエピソードにはかなりの尺が割かれていたけど…。
    ムーンサイドはないけどデパートの屋上の戦いとか、ロボットになる前の決意のシーンとか、ポーキーとネスの逆上がりのシーンとか印象に残る場面も多い。ほんとうにちょっとだけ駆け足気味なのが惜しい…。
    正直原作ゲームのシナリオが分かりづらいからポーキー=ギーグの方が話がスッキリするというのはある。全体的に原作の不気味さは薄れていたけどこれはこれでありだと思う。

  • MOTHER2やってないけど読んでみた。ラノベ調の文体に慣れなかったけど、物語は面白かった。

  • 34689

  • 原作を改変しすぎではないのか。

  • ゲームも好きだけど、これはこれでまた大好き。MOTHERがBROTHERになっていたっていう、あとがきの言葉がすべてだと思うけど、ゲームではなかった要素がいろいろあって面白かった。まさか、こんなにポーキーが憎めなくなるとは思わなかったしジェフの設定もゲームとは違うけど好きだった。そして、なによりあの土星さんフォントの完全再現は素晴らしい。かわいすぎてたまらんのです。

  • ポーキーについて。
    ゲームとは違い、最終的に彼は生まれ変わって、幸せな家族の一員となっていたのでほっとした。ハッピーエンドかどうかは別として。

    ただ、彼がああなってしまう前に、そのままの彼が受け入れられなかったのは、悲しいけど〜
    ミンチ家みたいな家庭、ありそう。

    ネスの存在はポーキーの最後の良心だったのにね。

  • ドラクエの小説書いている人ですね

    どせいさん文字が出てくる小説です

    小説もなかなか面白かったと思います。

  • 原作のゲームはクリアできなかったけれど、文庫本なら最後まで読み切ることができる。
    ゲーム原作なんて、と思う方もいらっしゃるでしょうが、原作のゲームよりさらに作りこまれたキャラクターと物語に、引き込まれることうけ合いです。
    何度も読み返したため、ソフトカバーの表紙がぼろぼろになり、自力であの真っ赤な色のハードカバーに作り変えました(笑)

    この本があまりにも素晴らしすぎて、三作目のMOTHER3が発売された際、一部で大論争を巻き起こしたことでもその方面では有名です。

  • ハッピーハッピー村 ゲップーさま タッシーウォッチング隊(+原始人)

  • 10年以上振りの再読。前作が一人の視点で固定していたのに対して、各キャラクターそれぞれの視点を用意し、しかも肉付けがしっかりとなされているのがいいです。その為、ちょっとお人好しのネスやオシャマなポーラがイキイキと動きまくってます。そしてジェフに至っては大胆なキャラクター付けがなされており、初読時の驚きは大きかったですね。それは敵役のポーキーに対してもそうです。ゲームプレイ時に気になっていた部分を素敵に補完してくれました。
    ただエピソードについては詰め込み過ぎな気も。サクサクとストーリーが進むので、読み易くはあるのでしょうが。そうそう前作に引き続き、遊び心に溢れている部分とブラックな部分の味付けは好みです。

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著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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