アミターバ―無量光明 (新潮文庫)

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著者 : 玄侑宗久
  • 新潮社 (2007年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101166537

アミターバ―無量光明 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「アミターバ」とは阿弥陀のことで、その名は「無限の光明」を意味するそうです。現役僧侶の著者(芥川賞作家)が描く臨死期の世界に触れたとき、在宅でたくさんの方の看取りをしてきた私にとって、すとんと腑に落ちた瞬間でした。
    生と死は全く別の世界ではなく、絶え間ない時間の流れの中でこんな風に行ったり来たりしながらいつの間にか旅立っていくんだろうな、と思える幸せな瞬間でもありました。
    これから看護師を目指す皆さんにいつかはぜひ読んでいただきたい一冊です。

  • 人は死ぬ。私もいつか経験すること。死ぬときはどうなるんだろうという不安が少し和らいだ。

  • 2012.5.18.fri

    【経路】
    本会でNさんに借りて。
    「読んだら死ぬのが怖くなくなるという帯で買ったものの疑問が残った。読んでみてー」と言われて。笑

    【感想】
    人は、じぶんが知らないもの計り知れないものに恐怖する。その最たるものが「死」だと思う。
    死ぬときって苦しいの?
    死んだら何処にいくの?
    そんな不安に行き先と考え方のガイドブックとして差し伸べられたのが著書。小難しく思う仏教の概念を分かりやすく記してある。
    読んでまず頭に浮かんだのは、作中の主人公のように病院で管につながった、今は亡き祖父と祖母だった。
    「死」に対して悲観的では無かったふたりに思えたけど、向こう側に渡るとき、こんなに穏やかであったらいいなと願った。
    正直作中にじぶんを投影するのはまだ難しい。ただ、もしじぶんの死を身近に感じたとき、こんなガイドブックを読んだっけなって思い出せたら、記憶が交錯することや死の気配と肯定的に向き合えるんじゃないかなって気がする。

    【メモ】
    ・玄侑宗久、住職
    ・説かれている日本仏教の重要な内容を、万人に開かれた、平易なかたちの「小説」であらわれたもの。
    ・日本の死者の書。
    ・臨死体験を化学的研究の成果や、意識と物質のつながりの量子論や、トランスパーソナル心理学を用いて、宗教と化学の観点を結びつける表現。
    ・仏教は死へのガイドブック

    【内容メモ】
    ・ガンのわたし、娘の小夜子、住職の婿の慈雲。
    ・生きてきたお返し;オタメ
    ・天地に仁なし。良い人も悪い人も神様の物差しには関係者ない
    ・日付が分からない。寝たときも今日。起きたときも今日。時間をまとめてあげる作業。人によって過ぎ方は違う、慌てることはない。纏める煩悩がなくなって自由な頭。
    ・父さんが会いに。脳の錯覚?ドッペルゲンガー。量子のテレポーテーション。
    ・四国?
    ・地獄はないけど極楽寺はある?
    ・アミターバ。無量の光。アミターユス。阿弥陀。計り知れない存在の意思や思いが実現したのが極楽。
    ・臨んだものがかたちになるのが極楽浄土。
    ・イエスキリストの復活
    ・前妻とあの世でなかよくやれるか?、天使、戦争で兄が死ぬと弟と結構のひきあい

  • 救われました。

  • 僧侶の書いた死の話だが、のっけから量子論だのアインシュタインだのに言及しているあたりに驚く。まあ題材が題材な物だからどうしてもオカルティックになってしまうのだが、それでも死を目前にし、そしてそれを迎えるところの迫力は圧巻。随分泣けましたね。

  • 死後の世界。
    生きているものは 必ず死ぬ。
    それは今日か明日か
    死がいつきても
    心構えができていれば
    怖くないかも。。。

  • 110120byBS  死者の視線から

  • おばあちゃんが死ぬ話。

    図書館。

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