問いつめられたパパとママの本 (新潮文庫)

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著者 : 伊丹十三
  • 新潮社 (2005年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167336

問いつめられたパパとママの本 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 赤チャンハドコカラクルノ?空ハナゼ青イノ?
    ナゼオ月サマハボクガ歩クト追ッカケテクルノ?
    四次元ノ世界ッテナアニ?
    ママハイツモオ化粧シテルノニドウシテ肌ガアレテルノ?
    当たり前のことだと思っているけれど
    いざ聞かれるとどうしてなのか答えられない、
    そんな子供からの想定質問集に
    伊丹さんがわかりやすくユーモアたっぷりに答えてくれました。
    カバー装画:伊丹十三

    ほぼ日の伊丹十三特集(http://www.1101.com/itami/index.html)で
    伊丹さんのことを知ったのがきっかけで読んでみました。
    そして本当にこの人は万能型の人だと実感。
    文章はもちろん物理学の知識とか画才だとか
    この1冊だけでもその多才ぶりが詰まっています。
    普段疑問に思わないようなことでも原理を知らないことって本当に多くて。

    風が吹いて涼しいと感じるのは
    皮膚に接している飽和状態に近い空気が飛ばされて
    乾燥した空気に入れ替わることで
    皮膚からの水分蒸発が盛んになって気化熱を奪われるから。
    物質が濡れるためには
    イオンからできているか、分子の中にプラス・マイナスの電気の片寄りのある
    極性結合を持っているか、外から電力が近づくと電気の片寄りを起こすものか、
    のうちの一つに属さなければならない。
    物が燃えるためには
    燃料が存在すること、燃料が発火点以上の温度に達すること、酸素の存在
    が必要不可欠となっている。

    しかしこれを子供にどう説明するかというのはだいぶ難しいんではないか。
    たとえうまく説明しきれなくても好奇心の芽を摘むことはしたくない。
    そこからが問いつめられたパパとママの腕の見せ所なのかも。

  • ◆きっかけ
    Amazon読みたいリストからの移動 2016/8/4

  • 思った以上に科学的で、それをわかりやすく文章化されていてすごい。
    伊丹さんの語り口調が面白いので、雑学というより真面目な、雑学の本

  • するするーっと読めてわかりやすい。文章にも教養というか気品があって、読んでるこちらの背も思わず伸びてしまう。てけとーに生きてるうちに調べないでほっといてる疑問とか、言われてみればなんでだろ、ってな疑問まで、伊丹十三がずばっと解決。いや、かっこいい。こういうかっこよさが文章で出せるってのもかっこいい。しかし、これをこのまま子供に見せてもわからんだろう。これをどう子供に伝えるか、それは伊丹十三の前書き等を参考にして親が自主的に考えていくべき領域なのだろう。ちなみに僕のLINEのアイコンはこれに出てくる「伊丹十三が描いた反芻する米軍兵士」である。

  • もうちょっとヒネた内容かと思ったら真っ当に科学へのアプローチを説いた本でびっくり。

  • 結構マジメな科学啓蒙本。タイトルからすると「赤ちゃんはどこからうまれてくるの?」という例の質問が思い出されるが、もちろんそれも冒頭に載っているのだが、それ以外は主に自然科学分野の「素朴な疑問」に答える形。個人的には「どうして貧乏な人にお札を刷って配らないの?」に代表される社会派の質問をもう少し読みたかった。

  • こどもの「なぜ?」にちゃんと答えられるパパとママになってねというのがテーマ。
    いろんな疑問に答える形式。
    ・どうして同じ温度なのに日陰よりも日なたの方が暖かいの?
    ・どうしてガスの火はガス管の中に入らないの?
    ・どうして猫の目は光るの?
    など、わかっていたようで実はわかっていなかったことが明らかになったのでよかった。
    ちなみに、猫の目が光るのは網膜に光が反射するためではございませんので。

  • 「空ハナゼ青イノ?」「ナゼドンドンオ札ヲスッテ貧乏ナ人ニアゲナイノ?」「ゴムマリハドウシテハズムノ?」
    子供たちが何気なく口にする、ちょっと答えにくい素朴な日常の疑問を。その一つ一つを伊丹氏が確かな知識に基づき、ユーモアを交えた軽妙でセンスの良い回答で答えてくれます。
    ちっとも堅苦しくなく、するすると読めて文章のセンスも一流!

  • 子供たちの様々な疑問に正面きって答える投書欄のような本。

    大人も勉強になるような科学的考察を加えていたり、答えにくい質問にも「僕はこう思う」と正々堂々自分の考えを述べたりしています。

    著者の子供に対する目線の低さ、真実の前では年齢など関係ないという姿勢が感じられる本です。

  •  R25の書評で見かけて以来ずっと気になってるんだけど、なかなか本屋さんでお目にかかりません。Amazonで買うのもなんだか味気ないので、そのうち出会ったら買おうと思ってる本。

     「空ハナゼ青イノ?」「ナゼドンドンオ札ヲスッテ貧乏ナ人ニアゲナイノ?」なんて子供に聞かれたらなんて答えよう!?当たり前すぎてうまく説明できないこと、複雑すぎて簡単に説明できないこと・・・それをどうやって子供にわかるように説明するのか、かなり興味あり。

     でもAmazonの書評に、

     「いかにやさしく書いていても理科的なことが書いてあるので、小学校から理科嫌いだったという人は、やっぱり読まないほうが無難かも。 」

     ・・・どき。 

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