風が強く吹いている (新潮文庫)

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著者 : 三浦しをん
  • 新潮社 (2009年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (670ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167589

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風が強く吹いている (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 趣味で走ろう

    と思った契機になった作品。
    派手さは無いですが、とにかく文章が上手いという印象。
    駅伝本番の、10人それぞれの想いが襷に託されていく情景は、息を飲みます。

    ど真ん中青春小説を読みたい方は是非。

  • 前から読みたいと思いながら、なかなか手がだせなかった作品でしたが、やっと読めました!2017年1冊目。このメンバーでほんとに箱根駅伝目指すの?という感じで読み始めました。でも箱根駅伝にでて一人一人走るところ、特に神童とユキのシーン、そして清瀬がゴールしてシードに入れたところで私も一緒にやったー!と思いました。残念ながら沖縄では箱根駅伝の放送がないのですが、次は映画を観ようと思います。ほんと、走りたくなる作品です。

  • 素人チームが、箱根駅伝を目指すっていう面白設定の話。
    いやー、走りたくなった。
    設定にね、無理があるんですよ。
    でもね、あるかもって思わせちゃんです。すごい。

    スポーツは競争。
    競っている以上は、結果が大事。それもわかる。
    でも、プロセスや人の気持ちも大事だよね。

    久しぶりに読んでいて熱くなった。
    おすすめです。

  • 長い間、読みたい本リストに入れてたけど、箱根駅伝かーと思い先延ばしにしてた一冊。

    しかし、読んだ後の満足感が半端ない。読んで良かった。いや、もっと早く読むべきだった。。めちゃくちゃ面白かった。

    三浦しをんさんの個性的な登場人物は良い。愛らしくて好きだわ。文章も読みやすいし、テンポも良いし、ニヤニヤウルウルさせられるし。何せ読んでて気持ち良い。2人ぐらいには勧めると思う。

    走ぐらいの強心臓が欲しいなー。
    来年は箱根駅伝を見てみようかと思う。

  • ボロアパートの10人の学生が箱根駅伝を目指す。色々な個性の10人が目標に向けてひたむきに頑張る姿に共感する。

  • 三浦しをんという作者は、どうしてこんなに綺麗な人間を書けるのだろう。
    「風が強く吹いている」。この本は私にとって間違いなくベスト3に入る名作だ。てか、読み終わった今、涙と鼻水がとまらない。なのでその勢いのままに書いてみる。

    ストーリーはシンプルかつ明快だ。個性的で人のいい学生たちが暮らす青竹荘に、天賦の才をもつが問題を起こして陸上界から離れた蔵原走が「偶然」加わる。10人揃った住人たちに、世話役のハイジが告げた目標は、「箱根駅伝で頂点をめざす」だったーー

    前半は爽やかでアットホームな練習風景のなかで、走という走る以外は不器用な人間を中心に、俯瞰的に登場人物が描かれていく。予選会まではユーモアと、ちょっとのアクシデントと、感動をまじえた夢物語のようなストーリーだ。
    しかしこの本がすごいのは、箱根駅伝の区間を通じて、一気に10人の走りと心があらわになるところだ。区間ごとに10人がそれぞれ、走ることへの思い、仲間への思い、自分自身への思いを昇華させる。
    走と同様に何となく読者もなじんだであろう青竹荘の住人たち。ここで読者ははじめて、彼らの悩みや、屈託や、なぜ走るのか、仲間をどう思うのかを、真に知るのである。箱根の山を登って急に開けた景色のように、そのひとりひとりのドラマが、最後の駅伝でぐっと流れ込んでくる。このもってきかたが実にうまい。ずるい。
    そして、そんな全員が、とにかく走る。走るってなんだろう?立場も能力も経歴も違う10人だからこそ、一人一人の言葉が胸を打つ。必ずしも走るタイプではない王子や、ユキや、神童のエピソードがあるからこそ、走ることのうつくしさがよりはっきりと、およそ走る経験がない読者に対しても浮かび上がるのである。ここがまたうまいと思う。

    彼らはどんなドラマを生むのか?走るというこの上ないシンプルな運動は、何をもたらすのか?ぜひ読んで頂きたい。うー走りたい!

  • 風が強く吹いている、ってすごく良いなぁ、良いタイトルだなぁと思いました。強く、が良い。

    ネタバレを含みます。

    エンターテイメント小説だから実際にはこんなん無理でしょう、というのは全部棚上げして、この奇跡感は良いなぁと思いました。
    復路は一気にだーっと読んでしまいました。
    襷にかける想いとか、今まで考えていた箱根駅伝という概念をあっさり超え、もっともっと深いものだって実感したなぁ。

  • いや〜面白かった。陸上経験者だからか共感しながらページを繰る手が止まらなかったた。

  • 1年間の練習で素人が箱根駅伝の予選会をパスして、本戦でシード権を獲得する話。
    大団円で終わって物語としてはいいけど、箱根駅伝ファンとしては展開が甘すぎて…という気がする。

  • 3巻くらいにしても良さそうな面白い設定

  • ランニング・ファンタジー小説。陸上未経験者がいきなりバッシュで5キロ16分台で走るわ3ヶ月後には10人全員17分切るわで市民ランナー悶絶。それでも後半は引き込まれていっきに読んだ。襷を繋ぎながら各区間を走らせながら選手の内面を描く展開がとても良かった。走る事が好きならとても楽しめると思う。つっても未経験者集めていきなり箱根でシード権だからね。ファンタジーはファンタジー。でもとても強い物語の力を感じた。

  • 駅伝は、熱い!

    一本の襷に惹きつけられ、
    十人の学生が、青春の全てを
    箱根駅伝に捧げる。

    シンプルなストーリーながらも、
    各メンバーの人生模様を折り込み、
    とっても骨太の小説でした!

  • たった10人の寄せ集め陸上部員で箱根駅伝を
    目指すことになる。
    10人で同じ寮に住み、次第に距離が近づいていく。
    人間、本気になったらできないと思っていたことも
    できるもんだと思えます。
    読み終わった後は、何ともいえない爽快感と感動に
    包まれますよ。(Yuki)

  • 何度目かの再読。プロローグの清瀬が走を見つける場面、「きみだったのか」の一言ですでに泣きそう。10人のキャラとか、箱根駅伝のレース展開とか、苦悩とか、絆とか、強さとか、この物語の面白さはたくさんある。でも何度も読むと、走の走る美しい姿が、美しい言葉で描写されていて、なんでもないところで泣けてきた。最近読んだ恩田陸さんの『蜂蜜と遠雷』の音楽の描写に似たものを感じた。動く肉体を描写することと、奏でられる音楽を描写することには、何か通じるものがあるのか。単純な物語にのせた、作家の比類なき筆力に圧倒された。

  • 努力って、何?勝利って・・・何?
    めざせ箱根駅伝!

  • 10人だけで1年間で箱根駅伝を目指すという話に最初はファンタジー色が強く感じたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていった。物語を通して走の走ることへの考え方の変化や人間的な成長が見られて良かった。普段駅伝を真剣に見ることはなかったが、襷を繋ぐことの重みや1人1人の走る理由等も考えながら改めて駅伝を見てみたいと思った。

  • 走りたくなる。
    モチベーションと努力と仲間で、箱根駅伝出場を叶えた。

    誰でも、どんなことでも真剣にやっていれば、自分なりの目標や意義を感じることができるんだろう。
    目標があるから真剣になると思いがちだけど、真剣にやったからこそ、みえる意義があるのだとこの本を通じて学べた。

    早いではなく強い。
    言葉で表現することの重要性。

    そして、この文章力。すごい。

  • 素晴らしい、なんて素晴らしいんだ・・・

    年始の風物詩である箱根駅伝を描いた小説だが、
    そこに込められている様々な人物の想いは、
    筆舌に尽くしがたいものがある。

    こんな感動作を産み出した著者の筆力には恐れ入るばかり。

  • 正月の楽しみ、箱根駅伝。今年の正月も例に漏れず箱根駅伝を堪能し、さらに本も読みたくなり手にとった一冊。理由は異なれど「走る」ことをやめてしまった走とハイジ。偶然出会った二人と竹青荘に住む陸上に関してはほぼ素人の住人たちが目指したのは、学生ランナーの憧れ『箱根駅伝』だった。箱根駅伝で襷を繋ぐという一つの大きな目標に向かい、仲間と共に走り続けることで「走る」ことの意味や愉しさに気付いた走。ほぼ初心者に箱根駅伝は無理だろうと思ったが、そんな当たり前のことは綺麗に吹き飛ばしてくれる爽やかで温かい友情物語だった。

  • 三浦しをんさんの作品の中で群を抜いて読み返した回数が多い。何度読んでも、同じところで鳥肌が立つし、何度でも心が震える。陸上が好きだったのに途中で諦めてしまったことを後悔もするし、現役時代あんなに長距離走を嫌っていたはずなのに、読む度に走り出したい衝動に駆られる。でも、もしかしたら、あの時に諦めていたからこんなに心が震えるのかもと最近思う。

  • B913.6-ミウ  300049020

  • 何回読んでも良い!

  • 駅伝の話である。
    私が今まで読んできた三浦しをんの中で一番ページ数が多いのがびっくり。
    文庫で600ページ以上!
    そして、何よりもその量を感じさせないくらいに、一気に読み進めてしまう内容の面白さ。

    最初、主人公はハイジなのかと思いきや、走とハイジのバディものであることが判明。
    走る…ただそれだけの行為に、いろんな思いがあふれる様、各キャラクターの心理描写は見事というべきところ。
    ジョージとジョータの双子設定が、最初、桜蘭高校ホスト部のふたりのような感じかな? と思いきや、似ている部分や似てない部分もあり、まぁそういう表現になるよなぁと。

    面白かった! に尽きる一冊。

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