桃色トワイライト (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167596

感想・レビュー・書評

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  • こんな人が友達にいたら、とても楽しそうと思うものの、
    実際には頭の回転の速さについていけないだろう。
    回転が早いだけでなく、とても頭が柔らかい。

    “「なんのために」と目的を問うようなヤボな真似はよしとくれ。「ただ漫画のために・・・・・・!」と答え、荒野に倒れ伏した勇者に幸あれ。”

  • 頭は賢いが性格がだいぶおかしい面白メンバーと女子飲み会した時の会話のように楽しいエッセイです。

  • この著者、終始ノリノリである。
    著者の日常が面白すぎて、自分は結構つまらない毎日を過ごしているなと思ってしまった(笑)

  • 腐女子の生態を恥ずかしげもなく晒してくれて、とにかく面白い。

    電車で読むのは危険。

  • 文庫版で再読。
    やっぱり面白いな~
    クウガがちょっと観てみたくなった…

  • もう安定の面白さ。よくもまぁ日常生活をこんなにも赤裸々に面白おかしく書けるなぁと感心する。
    そして飽くなき探求心と豊かすぎる妄想力にはもう脱帽いたします。
    解説でも書かれてるが、日常で面白いことがあって、友達に話して笑いは取ることはできても、それを文章にするのはほんとに難しいと思う。
    やはりしをんさんは天才である。

  • 今回も面白かった。三浦しをんと友人でない事が悔やまれる。是非!友達になりたい。友達になって話題を提供し合いたい!

  • きっと、小説を書いている三浦しをん氏と、エッセイを書いている三浦しをん氏は別人だ。
    (以前、原田宗典氏のエッセイと小説を読んだ時もそう思っていた)
    絶対、1号と2号がいるに違いない。
    本作の解説では、もっとたくさんいるんじゃないか説も浮上していたけれど、最低限2人いると私は踏んでいる。

    そしてやっぱり、彼女のエッセイは、文系の独身女性にはいろいろな意味で恐ろしい。
    私はいわゆる腐女子ではないし、BL創作に理解はあるけれど、熱く語れる何物をも持っているわけではない。それでも恐ろしい。
    彼女のエッセイに対して、共感と理解を持つことが恐ろしい。
    「わかるわかるーー!!」というアレだ。
    が、わかっちゃいけないのだ。

    理解してはいけないし、ましてや共感を持っちゃいけないし、「ていうかコレ、あたしのこと?」とかも思っちゃいけない。
    そう冷静に分析する自分もいるのに、ページをめくる手はどんどん進む。そして、「あーあー。あるある!」とか呟いちゃう。
    そんな背徳感(きっと違う)を味わえるエッセイだった。

    ところどころ、夜中に1人で爆笑してしまって、いわゆる「ツボ」に入ってしまい、いつまでもひくひくと引き笑いをしてしまう。
    電車で読むにはお勧めしない。
    人目を忍んで読むといいと思う。

  • しをんさんのエッセイはもう笑うために読むといっていいかも。
    期待を裏切らない爆裂エッセイ。
    ひきはじめの風邪くらいなら治ってしまいそう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「ひきはじめの風邪くらいなら」
      これからの季節、絶えず調子が悪くなるので試してみます。。。

      初めてエッセイ読んだ時、小説とは別の人が書いて...
      「ひきはじめの風邪くらいなら」
      これからの季節、絶えず調子が悪くなるので試してみます。。。

      初めてエッセイ読んだ時、小説とは別の人が書いてるのか?と思いましたよ。
      2012/10/26
  • 所々クスリとさせる箇所はあった。
    が、この手の作品は好みがはっきり分かれるのでオススメできるかというと…

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著者プロフィール

1976年東京生まれ。2000年『格闘する者に○』で、デビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で「直木賞」、12年『舟を編む』で「本屋大賞」、15年『あの家に暮らす四人の女』で「織田作之助賞」、18年『ののはな通信』で「島清恋愛文学賞」19年に「河合隼雄物語賞」、同年『愛なき世界』で「日本植物学会賞特別賞」を受賞する。その他小説に、『風が強く吹いている』『光』『神去なあなあ日常』『きみはポラリス』、エッセイ集に『乙女なげやり』『のっけから失礼します』『好きになってしまいました。』等がある。

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