- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101167602
感想・レビュー・書評
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恋を題材にした短編集。ひとつひとつの物語はもちろんだけど、中村うさぎさんのあとがきで了。秘密ってキーワードですとんとすべてが理解できたような気がします。「春太の毎日」「冬の一等星」が特にお気に入り。
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同性愛とか、犬の恋愛とか、浮気とか、
色んな恋愛の形があって、
短編1つ1つが、美しい話だなぁと感じながら読みました。
私は経験したことがないような恋愛ばかりだったのに、
三浦さんの描写はなぜか共感することだらけでした。
どんな形でも、人を好きになるのは万人共通だし、
恋愛っていいなぁと感じさせられる作品でした。-
「なぜか共感することだらけ」
チョッと読んでて辛かった。でも読み終わって考えると、何にも代え難い「究極」の思いが詰まってると羨ましくなりまし...「なぜか共感することだらけ」
チョッと読んでて辛かった。でも読み終わって考えると、何にも代え難い「究極」の思いが詰まってると羨ましくなりました。。。、2013/04/10
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カタチに囚われない最強の恋愛小説集。
11個もお話あって、ほとんど良きなんだけど
中でも好きなのが#永遠に完成しない二通の手紙
#裏切らないこと#私たちがしたこと
#ペーパークラフト#森を歩く#冬の一等星 かなぁ
裏切らないこと、は電車で読んでてちゃっかり泣いた -
ハズレのない短編集で、未だに本棚の1番前の列にある本。言葉でいくら定義しても、この地球上にひとつとして同じ関係性はない。ほんとにこの通りで、色んな愛が見えるけれどくどくもなくて、押し付けがましくもなくて、綺麗で好きです。
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それぞれの愛の形が認められていく様子が心地よかった。現代では、こんな男がモテるとか、こんな女は捨てたらだめだとか言われるけど。。。
そうじゃなくて、この人と人生を歩みたいと私が思ったならそれで良いじゃない。こんなこともあったけど、それでも愛する、それで良いじゃない!と、いろんな愛の形を認めていくところがよかった! -
裏切らないこと 以外全部よかった。
題目の短編はなかった。全部が君は北極星ってことかな? -
文蔵の話と、寺嶋と岡田の話がとても感動したなぁ。面白かった!