- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101167626
感想・レビュー・書評
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鳥肌たった
とくに君は夜 -
短編集ならではのの上、難しくないので全てがサクサク読めはするものの、ほぼ全てにおいて、どうなったんだろう?と気になってしまった。
自分なりの解釈や想像でストーリーを完結させれば良いのかもだが終わりはハッキリとしたものが好み。
世にも奇妙な物語とかである感じの少しモヤモヤする感じ。
物語自体は全て引き込まれて読ませてもらった。
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森の奥:樹海。青年とおじさん。生きようと反転する瞬間の描写がとにかくうまい。
遺言:刺し違えるような切迫感。
新盆の客:三浦さんの得意系。
君は夜:男と女の組み合わせって最悪
炎:凄まじい保身。それが女子高生だからこそ。これだけ5つ星。あとは4つ星。
星くずドライブ:距離感について考えさせられた
SINK:記憶の可塑性 -
7つの物語のうち1.2.4.5話は星5つ
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決して明るい話ではない。前向きでもない。でも、後ろ向きでもない。
何か心に刺さる物がある。そんな話がいくつかある短編小説でした。
新盆の客が好きかな。
君は夜は、何をどうすれば良かったんだろうと思わざるをえなかった。 -
何年か前に一度読んだことのある作品。心中をテーマにした短編集だけど、短編集とは思えないほど1つ1つが読み応えのある作品だった。
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「君はポラリス」よりも好み。短編集って、統一感はありつつも似たりよったりの内容ではない、というのが理想で、そこが難しいところだとは思うけど本作はうまく達成されていたと思う。
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どの話も死(心中)について書かれている短編集。
最初のうちは重い本だったのか、失敗したかもとおもったが引き込まれる。
そして表紙の色合いが綺麗で好きです。
解説を角田光代さんが書いているのだが、こう読めばいいのかとさすがの納得をもらえた。読解力が凄い。