ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)

  • 630人登録
  • 3.50評価
    • (11)
    • (54)
    • (59)
    • (8)
    • (1)
  • 48レビュー
著者 : 三浦しをん
  • 新潮社 (2015年4月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101167633

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 三浦しをんさんが、技能と情熱をもって働く15業種16人の女性に直撃インタビュー。知られざる世界を垣間見ることができるお仕事探訪記。
    お話が凄くストレートだなぁと感じた。好きなことを飾らずに語るのは職人の女性ならでは。男性だと自尊心が邪魔をして、どんな成功者でも嫌味に聞こえる部分が出てきてしまう。もっとも、三浦さんの人徳が大きな要因かもしれないが。

  • 三浦しをんさんが普段あまり話を聞くことがないお仕事をしている女性に取材!
    お仕事のおもしろさはもちろん、三浦しをんさんのかわいさを再確認できました♡

  • 3.5
    16人の仕事をする女性に作者がインタビューする。職業は建設業や靴職人、土産屋等多岐に渡る。自分の仕事への熱意や好きがある人の話は物語があり何でも面白い。
    16人のインタビューがしやすく心を開く勇気と語る言葉があるのは仕事に対する情熱と誇りがあるから。人を短時間で最大限知りたい時は仕事の事を聞くのは有効な方法の1つ。全ての仕事は人を相手に為され、仕事に打ち込む根底には自分の存在を証したい誰かと繋がっていたいという思いがあるから。あたりはとても共感。好きであること、面白いと思うことが大事だと感じた。

  • あとがきの、インタビューその後、が気に入った。パワフルに仕事をする人ってやっぱいいよね。自分もそうでありたい!

    2016.8.27

  • 三浦しをんによる様々な分野で働く女性へのインタビュー集。
    多岐にわたる職業が紹介されていてそれぞれ興味深く読めたけれど、
    その職業のチョイスがいまいち私個人の趣向と合わなかったかな。
    ばらつきはあるけれども、30代半ばの方が多く
    職業人生の中でやっぱり脂がのる時期ってそのあたりなのかな。
    そう遠くないその時期に、自分が今と同じ会社で今と同じ仕事をしているのか、
    もしくは…と考えだすと、すごく怖い。

  • 知らない職業もあったし、知っている職業でも仕事内容は知らなかったので16人みんなの話に「ふむふむ」でした!お仕事では特に靴職人の中村さん、大学研究員の中谷さん、現場監督の亀田さんがかっこよかったです。あとは染織家の清水さんやフラワーデザイナーの田中さんも素敵でした。人としては編集者で、三浦しをんさんの担当もされている年齢不詳の国田さんが気になりました(笑)文庫版あとがきでは、留学された方、子どもが生まれた方、社長になられた方など、それぞれのその後も知れてよかったです。三浦さんの質問も面白くてすぐに読み終わってしまいました。三浦さんは小説も好きだけどエッセイやこのような本も好きだー。

  • 積ん読チャレンジ(〜'17/06/11) 4/56
    ’16/05/26 了

    最も好きな作家である三浦しをん先生のインタビュー本。
    今まで小説は好んで読んできたが、インタビューの本を読むのは初めて。

    読んだ結果としてはとても面白かったの一言に尽きる。
    前の本が300ページほどを3週間もかかって読み終えたのに対して、こちらはわずか二日足らずで読破してしまった。

    女性インタビュアーによる、働く女性に対してのインタビュー本という珍しい形態。
    先進国の中で女性の社会進出が遅れている日本だが、この本でインタビューに答えている女性はいずれも魅力と輝きに満ちた人物であると言うことが本を通して伝わってきて、もっとパワフルな女性の社会進出が進めば良いのにと思った。

    僕は「仕事」と「自分」という人格に対してを一定の距離を置いているので、ここまで「好き」という気持ちを押し出して仕事をしている彼女らが新鮮に思えた。
    解説に寄稿している髙橋秀実氏の指摘で初めて気が付いたのだが、インタビューに答えている女性が皆「好き」を原動力に働いているというのは注目すべきポイントだと思った。
    「好き」が根っこにあるからこそ、彼女たちの言葉は紙面を突き抜けて読む者にメッセージを伝えられるのではないだろうか。

    この本を読んでいて一番共感したのは、「まえがきにかえて」に記された以下の箇所。
    「個人的には、安易な個性礼賛には同意しかねるのだが、「わざわざ礼賛などしなくても、ひとはみないいい意味で『変人』である」と改めて確信できた気がする。」
    「太陽が東から昇って西に沈むように、ひとはフツーに変人なんだ、ってことだ。」
    僕は常日頃から「人は誰しも変態で変人だ」という主張をしているので、大好きな作家さんと意見が一致して嬉しく思ったのだった。

  • インタビューする人が聞き上手で、インタビューされる人がおもしろくいきいきとしているからおもしろいのですが、女の人同士と言うのも大きいように感じる。わたしも直接ふむふむしたい。

  • 働く女性への三浦しをんのインタビュー集

    質問の着眼点や文章の一部に三浦しをんらしさを感じる

    ただ、他は普通のインタビューだもんなぁ
    そんなに面白くは感じなかった

    確かに、知らない職業の事を知って「へぇ~」とは思うんだけど
    それだけ

    やはり小説のほうが面白いなぁ

  • レッツ、ふむふむ!


    この響きがなんとも絶妙!
    さすがしをんさん。しをん節がきいてて、面白楽しく様々な働く女性がどれも素敵に描かれていた。私もお話ししたい!と思ってしまう、スッと引き込んでしまう力には毎度ながら感服です。
    一人一人紹介の初めに小さく顔写真が載っているのが個人的に好きです。

    あと一年で就活かーどうしようー、と思って手に取った一冊。参考程度に読もうかと手に取ったが、読んでみて買ってよかっただった。
    漠然とでもいい、なんとなく働くってなんだろう?どういう感じなのかな?と悩んでる人には仕事について面白く知れるかも。これを良い機会に活字が苦手な人も手を伸ばすきっかけにも良さそうだ。

    三浦しをんさん、どこまでもついていきます!

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    あなたがなりたかった職業は何ですか。靴職人、お土産屋、動物園飼育係、フィギュア企画開発、漫画アシスタントにフラワーデザイナー。夢を叶え、技能と情熱をもって働く15職種16人の女性に、作家が直撃インタビュー。時に持ち前の妄想力を炸裂させ、時にキレキレの自己ツッコミを展開し、時に物欲の鬼と化しながら、聞き取った素晴らしき人生の物語。さあ皆でレッツ“ふむふむ”!

    【キーワード】
    文庫・エッセイ・インタビュー・仕事・女性


    +++1

  • 小説以外のものも読んでみたかったので、手に取った一冊。
    なるほど。三浦しをんという人は、職業というかその仕事の先にいる人を良く観察する人なんだなぁと一人納得。
    自分の興味にまっすぐに情熱を傾けているからこその小説だったり、このインタビュー集(?)なのだと。
    面白かった。

  • 色々な仕事をする女性へのインタビューを通じ、世の中の様々な仕事のことがわかると同時に「三浦しをんさんっていい人だw」ということが伝わってくるようになっている。
    「新潮社だけに取材先選びは慎重に」なんてギャグを挟みつつ、独自の観点を持ち、時にインタビューを脱線して物欲に駆られながらも読み手はきちんと何かが得られるし、しかもそれが押し付けがましくないという非常に読みやすい造り。

    コーディネイターのオカマイさんはぶっ飛んでる。ぶっ飛んでる系、真面目に職人してます系、天然系、等々一風変わった方々の話は興味深い。

  • 小説家である三浦しおんさんが、色んな職業の働く女性16人へのインタビューした記録。女性であるインタビュアーが、働く女性たちにインタビューしており、ガチガチの仕事観を聞き出すという感じではなく、柔らかく、すんなり読める。

  • 2011年刊。2015年5月文庫化。働く女性へのインタビュー。著者は意外におちゃめであった。◆【引用メモ】三浦:ソムリエは、ワインを舌でころがしてぺっと吐きだしたりしていますが、ビールだとそうもいかないんじゃないですか。ビール職人:ビールの官能検査(テイスティングのこと)は喉ごしもチェックするんで、やっぱり飲まないといけないです。少し顔が赤くなるひともいますね。(p.39)◆フィギュア企画開発:よく地方から出てきた友だちと話をするんですけど、「やはり地方のオタクは、ハングリーさがちがう」と。(p.234)

  • 様々な職業の女性へのインタビュー集。
    伝統芸能からサブカル、アカデミックにスポーツまでまさに多種多様なお仕事。みなさん自分の仕事に誇りを持って働いていて、素敵だ。
    インタビュアーの三浦しをんさんの物欲に素直なところも、各人の仕事の素晴らしさが引き金になっているのかな、と思うと、ほっこりする。
    それにしても、ことさら声高に「女性が輝く社会」などと言わなくても、有名無名の女性が、ひっそりと、あるいは公然と自分を磨いて輝いてるんだなあ、と改めてちょっとした発見をした気分になった。

  • 三浦しをんさんが15職種16人の女性に直撃インタビュー!

    ゆるゆるとお話されているようで、どの方のお話も仕事への情熱と愛に溢れていて、何より自分の仕事に誇りを持っていらっしゃった。みなさんパワフルで行動的!
    そして「好き」の原動力たるや!

    しをんさんいわく、社会と個人が絶妙に混ざり合った「仕事」をする人にはそれぞれ物語がある、とのこと。
    ふむふむ。
    仕事に対する想いの度合いによって、その物語のおもしろさや輝きは変わってくるのかもしれません。
    私は自分の仕事についてみなさんのように語ることができるだろうか。
    どうして今の仕事をしたいと思ったのか、初心に帰ろうと少し気の引き締まる思いです。

    しをんさんのおもしろおかしいインタビューのおかげで、想像のつきにくいお仕事もわかりやすく楽しく読めました。

  • 2泊3日の研修帰りに、
    なんだかテンションがいい感じに明るくて
    ひゃほーという気持ちのまま何かを読みたくて、
    しをんさんを手に取った。

    帰りの新幹線の中、まだ半分だけど、
    ひゃほーという気持ちが継続中なので、あたり。

    お仕事に向き合っている女性は素敵だ。
    なんか逞しくて、いきいきとしていて、
    それでいて強く楽しそう。
    しをんさんがそうさせてるのかもしれないけど。

    ちょっと変で奔放な人がたくさん。
    もっと若い頃はずっとレールを外れるのが、
    怖かった。最近少しずつ、怖いものが減ってきた
    ような気もしてる。
    人生は色々。節目も時々。
    それはみんなおなじじゃない。
    この本の中のいろんな人のステップアップを見て、
    なんかわくわくした。
    いろんな曲がり角で色々考え、でも道は続いた先に
    今の仕事と生活がある。
    あと40年以上も生きるかもしれないことを長く
    感じてぞっとしたこともあったけど、
    今は30になるのも、おばさんになるのも
    おばあちゃんになるのも楽しみだ。

    私もなんだか巡り巡って図書館にいる。
    だけど、今の自分をみると巡り巡ったことが
    今の自分を少し力強くしている気がする。

    お仕事悩むこともあるけど、楽しい。
    困った人もいるけども、きっと何かのチャンスだ。
    研修としをんさんでやる気が出たところで、
    今日は金曜。月曜まで忘れないといいなー。

  • 様々な働く女性の仕事に対するインタビュー(対談)をまとめた1冊。
    いやー、面白かった!結婚、出産等のライフイベント(あるいはそれに関する決断)が付いてくる女性に仕事の話を聞くってことは、その方のライフスタイルとか価値観とか生き方の話に繋がるから同姓としてはすごく参考になるし刺激を受けるのだ。
    インタビュー対象となる方の職種も靴職人、ビール職人、染色家、活版技師、芸能家、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、以下略と企業に属する方、自営業の方入り交じり、とても多彩ですごく興味深かった。
    加えて著者でありインタビュアーのしをんさんの溢れる趣味への愛やツッコミや自虐もエッセイ作品同様炸裂し、とても面白かった。
    私も一生働きたい人間としては生き生きと仕事し、楽しめる人生にしたい!

  • ふむふむ、なるほど。
    しをんさんのしをんさんによるしをんさん目線のインタビュー。
    一つ一つの職業も興味深くて面白かったけど
    なぜその職業に就いたのかとか、どんな風にして
    その職場に行きついたのかとか、
    人に対しての好奇心が旺盛で面白かった。

  • これがやりたかったの!って思えるような仕事に出会いたいなぁ

  • 三浦しをんさんによるお仕事インタビュー集。しをんさんの軽妙な語り口に、時に吹き出しそうになりつつ読了。
    仕事への向き合い方は16人16様。でも、どの方も真摯な姿勢で、それぞれに素敵。近頃漫然と働いてた自分に喝が入った気がします。
    よーし、明日から頑張る!

  • 特殊技能を活かして仕事をしている女性に話を聞いたインタビュー集。靴職人、ビール職人、染織家、動物園飼育係、フィギュア企画開発、現場監督等々、多彩な職業の女性達の話も勿論興味深かったが、インタビュアーの三浦さんの言葉がいちいち面白かった。機を織っているときは「鶴になってしまいますから、決して覗かないでください」という感じで集中なさるんですか?とか。文庫版あとがきに全員の近況も載せてあり、気配り満点。ラストにしっかり編集者を登場させたのもよかった。
    巻末で髙橋秀実氏が「私は男でよかった」というような解説をしていたが、本書の内容にそぐわない気がした。

    p64
    機を織っているときは、「鶴になってしまいますから、決して覗かないでください」という感じで集中なさるんですか?

    p225
    まずは、数あるおもちゃ会社のなかで、バンダイを志望した動機をお聞かせください(入社面接風)。

    p226
    おおっ、オタクでしたか!(←激しい食いつきを見せる三浦面接官)

    p264
    「前田建設工業株式会社」のHPです。「ファンタジー営業部」というコーナーは必見です!

    p338
    仕事が一段落したときは、自宅に買い置きしてある「ザ・プレミアム・モルツ」で乾杯。ま、「乾杯しても一人」(自由律俳句風)なんですがね。

    p350
    しかし、どこから手をつければ、このライフスタイルもとい自堕落暮らしに変化をもたらすことができるのか、皆目わからん。なんにも身に覚えがないのに、気づいたら妊娠していた、というような変化が起こらないかなあ。起こりません。

  • 中学生が職業を考えるきっかけになるかな?と読んでみた。三浦しをんだからさくさくと読めちゃう。
    特に深いところはないけど、この本で人生の深淵を覗くことを期待する人はいないだろうからいいんじゃないの。
    文庫化に際して、取材された人の現在がさらっと書かれているが、そこがいちばん味わいがあった。離婚した人、引っ越した人、出産した人…。もっと長く取材すれば更に面白くなったのでは、と思ったが、そこは作家だから今後の小説に生かせるでしょう。
    個人的には、飼育係の人が非正規雇用だったため産休が取れず退職した、というのが、現代社会の問題点を見せつけてくれて、一番の読みどころかな、と思った。
    好きな仕事で生活を成り立たせるのは、本当に難しい。

全48件中 1 - 25件を表示

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)に関連する談話室の質問

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)の単行本

ふむふむ: おしえて、お仕事! (新潮文庫)のKindle版

ツイートする