自家製 文章読本 (新潮文庫)

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著者 : 井上ひさし
  • 新潮社 (1987年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101168197

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自家製 文章読本 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ドイツ語やエスペラント語、漢文。外国語と日本語を対比して、日本語の特性を分析。

    日本語の音韻に注目し万葉集から芥川龍之介まで古今の名著を紐解いて、文体・表現方法を解析する国語の本。

  • 想像していたよりも難しい内容だった。
    「文章読本」は、谷崎、三島、丸谷など大家が著しておられる。本書井上本はそれらも引用しながら展開されてゆく。
    しかし文章の形態を定義づけたり、日本語との関連、そして書き手側と読み手側の違い……。
    このような本を書ける作家は、文章や日本語を本当に真面目に考えているということがよく分かる。
    数ある「文章読本」だが、きっとどれも素晴らしいものなのだろう。

  • なんか他の人の文章読本をちょいちょいつまみ食いしているだけで結局何が書きたかったのかわからない。井上ひさしは聞いたことがあるけれど、今のところ、見たいと思えない。

    ただ三島由紀夫の「小説の中で一番の美人は誰ですか?」という質問に対する答え「『彼女は古今東西の小説のなかに現れた女性のなかで一番の美人だった』と書けばそれが一番の美人」と答えたのが小説の本質を突いていると思う。

    それとやはり日本の小説家における秀逸な「比喩表現」はまとめて記録しておきたいと思った。

    あとは、自然科学の世界における「単純さの原理」の話、オッカムの剃刀の話はなんとなく覚えていたけど、やっぱりシンプルイズベストなんだなと思った。

  • 井上ひさしの文章論。
    どんなものかと読んでみたけれど、古い作品の引用が多く、よくわからなかった。
    上級者向けというのかな?
    とにかく、文章力の向上に役立てたいと気軽に読む話ではない。

  • 文章読本は、これと谷崎、丸谷がおすすめ。

  • 話すように書け、透明な文章がよい、オノマトペは使うな・・・などなどの、文章法の「常識」に次々と疑問が投げかけられる。
    代々の文豪や学者の言説が、一つ一つ取り上げられ、検討されていく。
    猛烈な勉強に裏付けられているため、議論に迫力がある。

  • 2013/11/17
    文章の書き方を学びたくて手にとった。流石にいきなりこの内容は理解できなかったが、途中で投げ出さずに最後まで読めたのでよみやすかったのかな。またいつか読みなおしたい。

  • 「私家版 日本語文法」が面白かったのでこちらも購入した。「日本語文法」ほどの読みやすさはなかったが、他の著者の「文章読本」・小説・評論などが多数引用され(海外の文献も豊富に扱われている)、より深い内容となっている。自分の文章にこの本の教えを生かすには二読・三読が必要なように思う。

  • 既存の文章読本を批判しながら、古今東西の名文をもとに日本語の文章について考察していく様子は、実用的かはともかく読み物として面白い。なにしろ最後の2ページで、まんまとあっけに取られた。一筋縄ではいかないな井上ひさし…

  • 若干読みづらさがあったけど、文章の書き方の本質を書いた作品であったと思う。文章読本系はこの本が初めてだったが、日本語の特徴であったり、表現方法の工夫などを学ぶことが出来て、三島由紀夫など他の作家の文章読本も読んでみたくなった。
    また、文章のみに関わらず、映像、デザインなど、表現全般においても参考になる方法を学べると思う。

  • この本を読む前に多少の知識と勉強が必要かと。文章の書き方を丁寧に教えてくれているのでしょうが、もともとの資質がある方は別としてそうでない者は文章についてちょっと独自に勉強してから読むと良いのかもしれません。本書でも語られていますが、色々な方が文章読本を書かれているので読み比べてみるのも楽しみ方の一つかもしれません。

  • 人は、読書により過去とつながり、文章を綴ることで未来へとつながろうとしている、という言葉が一番、印象的だった。
    文体や修辞、擬音語などなど、さまざまな角度から、日本語と文章というものについて分析がなれていく、というのが主な内容。学問的な色合いがやや強く、正直なところ初めは少しとっつきにくかった。
    しかし、ありとあらゆるジャンルの文章例を挙げながらのユーモアあふれる語り口は、引用されている学説を100%理解できていなくても十分楽しい。
    「では、言語の目的とは・・・」という最後のところまで、飽きることない、読み応えのある一冊だった。

  • 最初に読んだときは新しい視点に感心した
    途中から眠くなる

    文章読本て、例文のなんだか主観的な分析読んでいると目が閉じます

  • 井上ひさしさん本人の『文章読本』だけでなく、
    過去に出版された谷崎潤一郎を始めとする各氏の文章読本にも
    触れられているお得な一冊。
    感心する所は多いものの、読み物としては『私家版日本語文法』の方が
    面白かったかな。

  • 文章うまくなりたくて、文章読本を読もうと思った。

    とはいえ、いきなり大御所に手を出しても、
    意味がつかめない上に多分寝るだろうと思ったので
    読み物として普通に面白そうな、井上ひさしをチョイス。
    (アマゾンのレビューなどから)

    語り口は軽快なのに
    過去の主要な文章読本からの引用もたっぷりあり
    笑いのエッセンスが(しかも黒いのが)散りばめられていて
    なのにポイントは抑えてあるので、とても面白く、勉強にもなった。
    なんという一石二鳥。

    印象に残ったのは「文間」「オノマトペ」「文章の燃料」それと「文体」。
    20年以上前に書かれたエッセイなのに、
    フレームワークがちゃんと作られていて新鮮。
    ちゃんと噛み砕いて、精進したい。

  • 20100827購入。グー・ブック@アマゾン。

  • 真空接続詞論は必見。偉大な猛勉強家でもある、著者ならではの文章考。

  • 川端、谷崎、三島、丸谷才一版「文章読本」をふまえた一冊なので、お得感たっぷり。
    井上ひさしさんの言葉に対する感性、そしてこだわりはすごいです。


  • なかなか面白い。もっと勉強せねば。

  • 「言語の目的はなにか」という問いかけから出発した文章読本。

  • よい文章って透明な文章のこと?

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