みだれ髪 (新潮文庫)

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著者 : 与謝野晶子
  • 新潮社 (1999年12月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101170213

みだれ髪 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 情熱的で大胆で官能的で無垢で奔放!

  • さすが…。
    肉食系女子といわれる現代の女性性を超越した積極的かつ率直な歌があふれていた。
    歌を通して通じあい、自分の感情を素直に出せるというのは時代も手伝ってか。
    羨ましくもあり、自由な恋愛を抑圧され、それ自体が罪であるように非難された時代に、ここまで抵抗し、羽ばたいた晶子の感性は強い。

  • 恋=生きる意味だった、人生の一瞬。
    そんな高揚を誇らしげに宣言した詩集。
    時間を越えても色褪せることはない。

  • やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君

    臆面なき自己肯定、おのれのお色気惜しげもなく晒しちゃえる女っぷり・・・
    彼女は女の子のインディペンデンスの象徴のように見える。
    しかし同時に、「鉄幹という男性がいてこその晶子」ならば、
    彼女の文学のすべては、ものすごく依存的な気もする。
    その意味で、キラキラと輝く才能のうらの苦悩も見たい気がした。
    彼女は、過剰に主体的に生きていて、
    それと同じくらい、過剰に依存して生きている。

    えーまとまらないけど、要するに
    男の寂寥を洞察することでしか、主体的な行為がない印象を受けたの。
    なんていうか、彼女の生き方は、女のすべてのコントラディクティヴな要素を
    含んでいるようですごく切なくて。
    私これからどうやって恋愛の文脈のなかで
    目を醒まして生きていけばいいのだろうって思ってしまった。

  • 恥ずかしながら言葉がよく分からず、現代語訳&解説でなんとか読み進んだというのが正直なところ。
    にも関わらず、晶子の熱い気持ちは理屈を越えて伝わってきて胸を打つ。
    与謝野晶子という女性は、愛情も友情も何もかも、すべての情がとても深い人だと感じる。
    はしたないほどの情熱、何も隠さない強さ、恋する相手に対するまっすぐさ。
    かと思えば儚く美しい光景をさりげない言葉で現す表現の美しさ、ちょっとした情景に心乱される繊細さ。
    三十一文字、という文字数が多すぎず、少なすぎず、彼女の心を現すのにぴったりと嵌っている。
    力強さと儚さの両方を持ち、時代も理屈も越えて読み手にまっすぐ刺さってくる歌。

  • この書籍は、与謝野晶子氏の超有名な詩集のひとつです。
    内容もよく一ページ当たり四首限定にして、字も大きく読みやすいです。

  • 私の人生を変えた本。小学生の頃からの愛読書。
    与謝野晶子を知ってから短歌で表現する素晴らしさを知った。
    31文字の中に苦しくなるほど切ない恋愛や、清らかで澄み渡るような乙女心が詰め込まれている。
    情景が浮かぶような美しさと現代人とも変わらない恋心の激しさや切なさが手に取るようにわかる。

  • あまりに現代的で、熱くて艶めかしくて、どきどき。

  • キスあり、ペッティングあり、朝チュンありの問題作。「目の前に若く熱くたぎる肌があるというのに、なぜ触れようとしないのか?」。神をも恐れぬ若さへの自信だが、言い回しが綺麗で可愛らしいので嫌味に聞こえない。短歌って自由なのね。

  • 恋愛至上主義って、結構昔からあったんだねー。みたいな感じだった。

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