- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101171012
感想・レビュー・書評
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人間って、怖っ。
40年前の作品と思えない面白さ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
筒井康隆初体験。選択が良かったのか悪かったのか…
登場人物の多くの内声にセックス・ドライブが表現されているのに何となく違和感。
お手伝い七瀬がシリーズ化されている様だが、正直言って理解不能…
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今更ながら時をかける少女を読み、筒井作品を読みふけってみたくなって購入。
七瀬は男性、少年で学園SFものだと思っていたのでだと思っていたので、お手伝いさんという設定にややショック。
そして七瀬の思考の鬱々さに4作目あたりで飽きた。 -
わたし筒井康隆大大大大大好きなんです。数少ない未読作ということで、わくわくしながら読んだ。にも関わらず結果は★2つとなり、驚きかつ残念……。
主人公七瀬も含めて、登場人物全員が心底ゲスで、読んでいてうんざりした。筒井康隆キャラは、黒い中にもユーモアがあるところが好きなのに、ユーモアが感じられず。うーーーむ。 -
最初は家族のいろいろな形を現している内容かと思った。
ほのぼのした内容や、感動的な内容、など。
短編ではあるがしっかりミステリーでホラーな内容。
先読みできたのは置いといて、心を読める能力で人の不幸ばかりを書く筒井康隆さんのセンス。
ただ、古い本(70年代?)なので少し読みにくい。
純文学っぽい読みにくいではなく、ヴェランダとか。 -
家族に関するドロドロリアルな短編集だった。
実は浮気してるとか、相手のことけなしまくってるとか、読んでてリアルだったけど、あんまり刺さらなかったかな -
何だか期待外れだった。 人の心の中が読める能力を持つ主人公が不幸ということなのか、人間の心の闇の部分をただ描きたいだけなのか。 誰だって人に言えないような事を考えてるものだし、主人公のしてることはそれを自身の能力を使って心の闇を行動又は言動として外に排出させようと少し背中を押してる行為だ。 その行為を否定することがこの小説の核なら、共感できるが...。 もう少し奥深く、人間の心情心理を追及してほしかった。 続編もあるが今の時点では、読む気があまり起こらない。
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どこの家族もみんな同じ
みんなの頭の中おなじ
欲望欲望自制嫉妬もろもろもろもろ
わたしもそう -
七瀬のテレパスがだんだん大胆になっていく印象を受けた。うーん、でも昭和の家庭?みたいなかんじ…。