暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)

  • 151人登録
  • 3.38評価
    • (5)
    • (10)
    • (37)
    • (0)
    • (0)
  • 13レビュー
著者 : 筒井康隆
  • 新潮社 (1982年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171142

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 表題作は1974年に2001年、つまり21世紀を想像したSFである。そこは高度経済成長時代そのままに公害が世界中の人々の上に重く伸し掛かり、経済格差と人口爆発からスラム化が進行している、まさに暗黒社会。2017年を平穏に過ごしている今が不思議に思える。著者の漫画の才能もすごい。「乱調人間大研究」では、乱調=精神病的というフレーズを著者は好んで使うが、精神神経学に造形の深い著者らしいエッセイだった。

  • 筒井康隆の小説は大抵がくだらない、けれどもそのくだらなさがたまらない。この本にはそんなくだらない短編集が漫画にされて載っている。さぞ相性がいいだろうと思って読んでみたら、あれーなんか違う… 
    やっぱあのどうしようもないくだらなさを支えているのは筒井康隆のリズミカルでムダのない文章なんだよな。だからこの本も漫画よりエッセイ部分のほうが面白い。ああサインが欲しい!

  • これもまた記憶の彼方に。満足感は覚えているのだけれど。

  • 暗黒世界に行ってみたい。

  • 2010.11.17(水)。

  • ・7/25 昨日人形町の古本屋(といってもちょっとしたコーナーのみの店)に立ち寄って、何気なく筒井康隆の本を手にとって見てみたら、永らく探していたこの本を見つけてしまった.思わず買ってしまったが、タイトルがこれだとは思わなかった.なんせ探していたのがこの中の「筒井康隆全漫画」だから、本の名前までは覚えていなかったのだ.てっきり筒井順慶だとばかり思ってたのに違ったから、全然見当もつかなかった.ちなみにこの本も筒井順慶も新潮社からは今は出ていないみたい.絶版になったのかどうかも分からないが、何か訳があるのかもしれない.断筆宣言した際に両作品とも問題になったのかもしれないし.予想外の幸運だった.105円.思わず昨日の夜から読み始めた.懐かしさがこみ上げてくる.読み終えるまで立花隆はお預けとしよう.
    ・7/28 最後の乱調人間大研究は時代を感じさせる.著者本人にも稚拙さが感じられることだろう.でも今日までの最新の科学的医学的情報がなかった時代の作品だから、やむをえないだろうけど.この本が絶版になったとしても、まぁ無理はないだろう.現在からすればかなり謝った認識や情報が少なからずあるだろうから.

    ・3/19 読了.これで読んだのは何回目になるだろう.

  • 表題は2001年の暗黒世界を予測するエッセイ。他には御大自身にとっては黒歴史ではないかと思う自作漫画集等。この漫画がもう本当に本当にキチガイじみてて、どれぐらいかというと筒井康隆の名がなければ怖くて読みたくないレベル。ある種凄まじい絵である。

  • 20年後の世界を予想している〜2001年暗黒世界のオデッセイ:レオナルド・ダ・ヴィンチの半狂乱の生涯:星新一論:筒井康隆全漫画:乱調人間大研究〜まあ・20年後って,とてつもなく違っていると想像するよなあ。マンガは戴けませんが,小説もこんなもんか。古典となりつつあるが,成れなかった

  • 筒井康隆らしい、容赦ない混沌が心地よい。

  • 昔読んで、すげーと思ったもんだ。
    絵が格好いい。

  • 表題作は、作者自らが1974年から2001年へやってきてレポートするという形式であり、当時のあまり明るくない未来予測にある程度則って書かれてある。その他「アフリカの血」などの短編も収められているお徳版。

    昭和57年発行

全13件中 1 - 13件を表示

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)はこんな本です

暗黒世界のオデッセイ (新潮文庫)のKindle版

ツイートする