- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101171333
感想・レビュー・書評
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一人称『おれ』の語りの部分がどうも不自然で読みにくかったのですが結末まで読んで納得しました。
何となくこの人かな?と思っていた人物が犯人でしたが文章に振り回された感じです。
自分は愛される価値が無いと信じてしまうのは悲しいこと。 -
読了後にすぐ読み返しました。それで納得!ボーッと読んだら二度読み必須です。
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鮮やかなアートのような作品でした。頭の中で思い描いていた光景がガラガラと崩れていくような快感があります。
え?あれ?という感じで二度読みすることになるかと。
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巻末背表紙に推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘うと書かれている(文庫版)
ある意味、トリックについて、確かに面白いものだったが、特殊性が多すぎて(1つや二つじゃないんだ。)疲れてしまう印象だ。
実は、出会いは中学生の頃、古本屋で単行本が安く売られており、とにかく読書が好きで(当時はさほどミステリーに傾倒はしていないが、もう少しすると江戸川乱歩、横溝正史に出会う)適当に買ったのがきっかけだ。
当時、全く読みきれず(美術的な部分から苦手意識があった)離れていたが、少し大人になった頃、評判のミステリーだと知り、たまたま立ち寄った本屋で文庫版があり購入。読了。当然、衝撃的だったし、こういう事か。と腹落ちするミステリーだ。
少なからず好みの部分があるのは事実であり。
あと語りについては「そして誰もいなくなった」の種明かし方法、解決方法といずれも大好きで、どうしてもこの部分を超える作品は見つからないなあ。 -
叙述トリックなのでしょうか。まんまとしてやられました。