朝のガスパール (新潮文庫)

  • 333人登録
  • 3.64評価
    • (25)
    • (24)
    • (64)
    • (1)
    • (0)
  • 24レビュー
著者 : 筒井康隆
  • 新潮社 (1995年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101171340

朝のガスパール (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 新聞連載小説。随時読者の投稿を反映させながらストーリーが展開するというこれまた実験的な小説。物語と自己批評の面白さもさることながら、筒井康隆のくりだす悪口のヴァリエーションは一つの芸。爆笑した。

  • 虚構、虚構内虚構、虚構内虚構内虚構……、そして現実。それぞれの間にある壁を、時に批評し、時に壊し、ついには乗り越えて、進行する物語。タイトルに隠された意味も最後に明かされるのだけど、それさえもシニカル。

  • 配架場所 : 文庫
    請求記号 : BUN@913@T102@12
    Book ID : 80600049949

    http://keio-opac.lib.keio.ac.jp/F/?func=item-global&doc_library=KEI01&doc_number=002409250&CON_LNG=JPN&

  • 良くも悪くも筒井康隆。これだけの実績のある作家が、これだけ実験的な作品を書けるというのは本当にすばらしい。ただ、成功しているかというと、うーん。
    どうやら、この作品単体で読む物ではなく、同時期のパソコン通信ログの出版もセットで読むということのようだけれど…この作品を、単体の作品として完結させることができたら、よりすごかったと思うのだが。
    何にしろ、時代ならではの作品であり、先にも後にもこの時代の筒井康隆であったから実現できた作品であることは間違いない。

  • うーん。
    連載時にちょこっと目を通してすぐにやめちゃったけど、
    これはリアルタイムで読んでないとあんまり臨場感が無いなあ。

  • メタ・フィクションっていう言葉を初めて知りました。

    朝日新聞の連載小説で、読者の意見が反映されながらストーリーが進んでいきます。
    そのために、合間合間に筆者(それもまた虚構)が登場して現実に引き戻されます。

    現実やら作品中の世界やら5つの世界があって、それが最後に収束していくSF小説。
    伊坂さんが横なら筒井さんは縦、みたいな。
    ちょっと違うかな?うまく言えません。

    こういった試みは斬新で面白い!
    筒井さんの魅力に気付かされた作品ですね。
    でも、読者への罵詈雑言をユーモアと受け取れない人もきっといたんだろうなぁと。
    好き嫌いが分かれそう。
    きっとコアなファンが多いんだろうな。

    今、これをやったら掲示板が炎上しちゃいそうだな。

    ちょっとだけ株に興味が湧きました。

  • たまに無性に読みたくなる

  • 筒井康隆の実験小説の真骨頂、とでもいうべき作品。「新聞連載」という形を最大限活用し、90年代初頭にしては斬新なネトゲやオンライントレードなどの概念も盛り込みつつ、投書やパソ通の投稿を巻き込んだメタメタしい世界を作り上げていくその勢いにはただただ圧倒されるばかりです。
    まぁ、作中でも度々公言されているように、いろんな意味で読者に優しくないので、その辺は覚悟して読んだ方がいいのかもしれませんがw

  • 再読。やはりすごい小説だ。筒井康隆上級者向け。

  • 超面白かった。
    電脳筒井線も読んでみたいな。

全24件中 1 - 10件を表示

筒井康隆の作品

朝のガスパール (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

朝のガスパール (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

朝のガスパール (新潮文庫)の作品紹介

コンピューター・ゲーム『まぼろしの遊撃隊』に熱中する金剛商事常務貴野原の美貌の妻聡子は株の投資に失敗し、夫の全財産を抵当に、巨額の負債を作っていた。窮地の聡子を救うため、なんと"まぼろしの遊撃隊"がやってきた。かくして債務取立代行のヤクザ達と兵士達の銃撃戦が始まる。虚構の壁を超越し、無限の物語空間を達成し得たメタ・フィクションの金字塔。日本SF大賞受賞。

朝のガスパール (新潮文庫)のKindle版

朝のガスパール (新潮文庫)の単行本

ツイートする