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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
古典BL。三島とか森茉莉とか、赤江爆とか。BLじゃなくて、耽美ですね。BLじゃなくてJUNEでもない頃の文学的香りが高尚なかんじ。何度も読み返しては、外来語の漢字表記と、ドロドロの同性愛にうっとりしたのでした。
森鴎外も偉大ですが、娘も堂々と耽美に身を投じているところが尊敬。BLの先駆者。
最初に思ったことは、「うわっ、濃厚・・・・・」ということでした。
文体とかストーリーは好きです。表現が詩的でとても綺麗なのが印象深いですね。
ただ、内容にはかなり作者の好みが反映されている上、最初に書いたように濃厚、というか濃密というか・・・
それから、かなり強い同性愛要素。
苦手、好きじゃない、という人は読むのかなりきついんじゃないのかな、と思わせられます。
読者を選ぶ本、というのでしょうか。
私もちょっときつかった。
物語としてはチープだけど、この森茉莉さんの描く世界特有の第三者的万能感がよいです。
エーテルが支配してる世界みたいな。
すべては可視出来る範囲で過不足なく始まって終わる。
噂ほど面白い・良いとは思えなかった。
百聞は一見にしかず。
▼2012年3月24日追記
【日曜日に僕は行かない】を再読。
二度目にして伴朱の色気と魅力に気付いた。
★一つ追加。
昭和、私が生まれる以前の作品。
そのせいだからかな。
旧字体や変わった文体。
読みづらいので初めて「雰囲気読み」した。
真夜中に、枕元の明かりだけで読む。
じんわりと雨みたいに言葉が降ってくる。
愛憎劇、っていう表現がぴったりな本。
今まで読んだ本の中でも異質。
重くて深くて、読み解けなかった。
愛情は、嫉妬は、こんなにも怖いものなのかと思った一冊。
ちなみに同性愛の話なので、苦手な人は止めた方がよいかもです。
一度挫折したのを、自分内環境を整えて再読。
うーん、正直面倒くさい奴らだなぁと思います。
登場人物全てから「どう?僕達美しいでしょ、愛し合ってる僕達って本当に美しいし、悩んでいる僕達も美しいし、破滅に向かう僕達も美しい…」みたいなアピールを感じるんですよね。
森茉莉さんの「美男子たちが破滅していくって素敵…」みたいな陶酔も感じられてね、もうなんかほんまメンドくさいやっちゃなぁ、と。
なんというか、様式美なんですがちょっとやりすぎ。
全身柄物ファッションがださい、に似た、足し算を繰り返し過ぎてちょっと残念になってしまった様に思いました。
11.09.21(再読)
森茉莉さんの小説を読む時は、気分をお耽美方面に整えておかないと話が上滑りしてぜんぜん入ってこないですね。
準備してもっかい読む事にします。
11.07.20
頽廃と純真の綾なす官能的な恋の火を、言葉の贅を尽して描いた表題作、禁じられた恋の光輝と悲傷を綴る「枯葉の寝床」など4編。
最初の一遍以外はサドスティックにホモホモしかった(なにそれ)。
だから一番好きだったのは一番最初の話でした。ちょっとしたシーンだけど、主人公の女の子(名前失念…)が振り返るところなんかは画が浮かびました。綺麗。
「枯葉の寝床」は展開にびっくりした。背表紙にあらすじ書いてたのに(読んでなかっただけじゃん)。
「ボッティチェリの扉」「恋人たちの森」「枯葉の寝床」「日曜日に僕は行かない」 4編中3編が同性愛もので、耽美的な世界だった。 私は…正直つらかった…読むのが… 読んでるはずなのに、目線が字面を追うだけになっちゃって、ん?これどんな話だっけ?となってしまう…独特の文体、漢字の読み方、仏蘭西ぽい雰囲気、読点の打ち方…なかなか私にはまだ理解できない世界だった。 でも、「枯葉の寝床」だけはなぜかしっかり... 続きを読む »
以前から気になっていた森茉莉著。目眩がするような、胸が苦しくなるような、耽美。最初は気になった文体も馴染んで、すっかりはまってしまった。
ロマンと憧れ。 仏蘭西かぶれでござあいますね。表題作「恋人たちの森」は、気をつけて読まないと笑ってしまうほどフランス一色だ。 ただし、作品ギドとパウロ(この名前もすごい)をとりまく舞台が鮮やかなのは、フランスの色ではなくフランスへの憧れの色だ。 シャツ、ネクタイやマフラーの着こなし方、香水やペンダントや腕時計、そしてチョコレエト、ウイスキィ、ジンフィズ、パンに塗ったキャビ... 続きを読む »
この本の中の「日曜日には僕は行かない」が一番好き。他の作品よりも背徳とスリリングさが濃厚な気がする。茉莉さんのこの手の作品には珍しく、ハンスという名前の大人しく魔的な色合いの少ない青年の性格描写のせいかも。
読んでるときは脂っこいぎとぎとした感じだけど,読み終わったら意外とあっさりめに仕上がってる感じです。
なんかよくわかんないけどオリーブオイルみたいな短編集です。
読んでたらフランスとか西洋の伝統的な文化の匂いや雰囲気に浸ります。古き良き時代,みたいな。
取り上げてる題材が嫉妬とかそーゆー烈しい感情や同性愛だから好き嫌いは分かれると思いますが,その辺の恋愛小説より感情の生々しさがあってわたしは好きです。
枯葉の寝床が好きだなー
ギドウとレオの追いつかない永遠の鬼ごっこ。

担任であり同志の先生(再び)から頂いた(!!)もの。因みに先生のおすすめは「枯葉の寝床」。





