私の美の世界 (新潮文庫)

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著者 : 森茉莉
  • 新潮社 (1984年12月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101174044

私の美の世界 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 美しいものにこだわり、自分の世界に妥協しない、まさに「わたしの美の世界」。世の中のあらゆることにいつも怒っていて、謙遜も追従もしないけれど自惚れもない。そんな茉莉さんが好きです。

  • なんというおばあさん少女…恐ろしいな。

  • エッセイの中で一番すきな作品。
    いつでも読みたいきれいな文章。
    食べ物の描写がいちいちおいしそうなところも素敵。
    些細なこだわりやふとしたつぶやきをこんな風に書けるって、とてもすごい。

  • 確かに独特の世界観はあるな。欧州びいき、アメリカ嫌いが露骨すぎで楽しい。

  • 森茉莉のエッセイがとてもすきで、この本ももう何度めか
    で読んだ。貧乏サヴァランをはじめ、森茉莉独自の美意識
    のこだわりのオンパレード。文章の古めかしさと相まって
    たまらない魅力。プラス、面白さもあるのだから凄い本。
    森茉莉が文章を書くのに努力したとは(性質上)思われない
    のだけど、しみじみ文章がすばらしい。

  • 読むのに時間かけすぎてもう前半の内容覚えてない。(笑)
    途中で中だるみしてなかなか文章に集中できなくなったけどそれより前は面白いと思って読んでた気がするのでそのうちまた読み返す予定。
    現代ではなかなかお目にかかれない優雅なお姫さんだなあと思った。
    美輪明宏っぽい世界。
    綺麗で素敵だけど、鴎外より漱石が好きな私にとっては、ちょっと貴族趣味すぎて坐り心地が悪い感じかな。

  • 森茉莉のエッセイ集。
    読んだことのある文章がところどころ混じっていたのは、文庫の方はけっこう再編集されているのだろうか、それとも何か別のところで読んだのを勘違いしているのだろうか……。

  • 森茉莉さまのようなおばあちゃんに私はなりたい。

  • 茉莉さんの持つ独特の価値観、美意識、唯一無二の世界観に頷いたり首を傾げたり...。クライスラァの演奏会の貴重なレビューも。

  • 最初は面白かったのだけれども、読んでいるとだんだん飽き飽きしてしまった。

  • お嬢様というよりもお姫様。心根がお姫様な人だ。「甘い蜜の部屋」の甘やかされっぷりに衝撃を受けたけど、モイラがそのまま大きくなったような人だったんだな。

    今で言うゴシップ記事が好きだったりテレビが好きだったりするのもなんか森茉莉さんらしい。

    粋であるとかインテリであるということをことさらアピールしているような人たちを軽蔑するというところや、チャリティ嫌いであるということを書いてある「贋ヒューマニズム礼賛」がとても面白かった。あとは食べ物の描写。

    自分の飼っていた黒猫のジュリエットに対する想いから、茉莉さんは猫好きなのかなと思いきや「くたばってしまえと思っているような野良猫」とか「ニャ」という猫を下品にしてしまうあの鳴き声~とか書いたり、森茉莉ってこういう人っていうイメージを細かく裏切り続けてくれた。ますます好きになった。

  • 自分のことをマリアと書くのが痛々しくて読んでられない。
    フランスかぶれの痛いおばあさんの印象。美的意識は独特なものがあるかもしれないがつまらない。

  • ハハハ。大変生きにくいことですね

  • 推測するに、すっごい偏屈なひとなんだろうけど... 。自分を曲げないところや、そこから生まれる美意識が、なんともまっすぐに美しく見える。折り目正しく。

  • 森鴎外のお嬢様、マリアがうっとりしつつも奮闘する日常。
    大好き。

  • 茉莉ちゃんはいつでも優雅だ…。おいしいものが食べたくなる。

  • 枕草子みたい、と言ったら源氏物語を絶賛していた筆者は怒るだろうか。
    自らの好む物事について鮮やかに綴られている。
    価値観に善し悪しはないけれど、良いもの、本物、先進的なものに触れて作られた価値観の持ち主になりたいと、私も思う。

  • この方の嗜好が好きです。

  • 好きなもの、嫌いなものをすがすがしいくらいはっきりと言い表している。
    それが私が使っているのと同じ日本語という言葉で書かれているとは思えないくらい美しくてうっとりする。

    自分を卑下しているところが多々あるが、きっと本当はとても自信があるのだろうと思わせる、けれどもそれが嫌味にならないお茶目な語り方をしている。

    おいしそうな食べ物の描写が特に好き。

  • よきにつけあしきにつけ、森茉莉嬢のこだわりが詰まった1冊。私はこの本で「目玉焼きにしょうゆをかけて食べる人がいるんだ~」と知りました。

  • 漢字使いや言葉の流れがとても綺麗。
    食べ物の描写と硝子の話が好きだなぁ。
    気取らない内容なのにお嬢様らしさが出ている。

  • 好きなものの話はいいけど嫌いなものの話はちょっと

  • この中のエッセイに出てくる香水がとても好きだった。一番いいのは上等な石鹸で洗った清潔な皮膚のにおいで、一流のにおいのお洒落だとのくだりを読んで以来、体を洗う石鹸だけは贅沢をするようになった。
     茉莉さんの香水の使い方がとても素敵で、イタリアの古い薬局の香水を手に入れたら彼女に倣い、同じ使い方をしてみたい。

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