新源氏物語 (上) (新潮文庫)

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著者 : 田辺聖子
  • 新潮社 (1984年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175140

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新源氏物語 (上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • とにかく源氏が嫌い。恋といっても現代じゃ犯罪だし。それでも最後まで読めてしまう。これは源氏じゃなく様々な女性の生き方を書いているんだなと思う。千年前にこれだけの女性を書き分けたのは、やはりすごい。でも源氏って、明石の上以降は振られてるのね。秋好中宮には残り香さえ嫌って言われてるし。

  • 本棚の奥に見つけたので。
    窯変読んだ後だとあっさりだわぁ…。エピソードの確認みたいな気持ちで読んだんですけどね。

    長さがこんなもんだから、内容は当然なんだけどもそれにもまして文章が、あっさりあっさり。
    窯変の文体はくどくどしいまでの美文調だったのだと思いました。あれくらいねちねち描いてくれないとものたりないカラダにされてる…!(バカねぇ)

  • 配置場所:摂枚フマニオ
    請求記号:913.6||T||*
    資料ID:95970053

  • 実家の本棚より。
    確か20年くらい前に夢中で読んだ本。
    再読。

    なんと涼しげで静かな本。
    それでいて人間臭い。

    昔感じたこととの違いを楽しみながらゆっくり読む。

    最近ミステリーや青春ものを読んでたから、なんだか久しぶりに帰ってきた感じ。
    先が気になってガンガン読むのもいいけど、一文一文を味わって夢見心地で読むのもいい。

    若い頃の頭の中将と源氏の君のコンビが楽しすぎる!マンガみたい!

    時々ブラックな考え方をする源氏の君にニヤリ。
    紫の上の初めての日の場面で泣けてしまったのはなぜ?
    昔は全然だったのに…。
    娘が出来たから?

    あとやっぱり源氏は脂の乗ったおっさんになってからが面白い。

    昔読んだ時は空気のような存在だった花散里。
    かなりいいポジションにいるのに気づく。

  • 源氏物語の入門書として、オススメです。

  • 源氏物語の中では1番詳しく訳されていてよかった。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    現代のヒーローとして甦った“光る君”。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で“現代”のよみものとして描いた大ロマン長編―比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。

    【キーワード】
    文庫・源氏物語・古典・恋愛



    ++1

  • 角川ソフィア文庫ビギナーズクラシックス、瀬戸内寂聴訳を経ての本書。これは紫式部の「源氏物語」ではなく、田辺聖子の「新源氏物語」であって、田辺聖子が解釈し想像を広げていったものである。他の方の訳、或いは原文を読んだらまたおもしろいだろう。寂聴源氏の方が余白、行間があり、自分の想像力も使って読めたのでおもしろかった。

  • とにかく読みやすい
    女の業はいつの世も変わらないものなのかと…。

  • 10月10日読了
    上巻だけなのに3ヶ月もたらたら読んでいたらかかってしまいました。正直、なかなか進まず読むのやめた時期もあったけど、話としては同じようなことは源氏が繰り返す。そして、自分は罪な男だと思いながらもまた繰り返す…。
    今の時代こんな男がいたら、叩かれているでしょう。だから、気品があり、美しい。だから女は流されてしまうのですね。

    ただただ、源氏物語のいいところは和歌が美しい。本当に、日本語が美しい。こんな使い方をしてみたい。愛する気持ちをたくさんの状況や風景を置き換えることで切なさや、切実さが増すのですね。

    痺れる場面が何度もありました。

    わたしは明石の君が好きです。
    謙虚で上品な女性なのが伝わってきますね。
    頭の中で映画を見ているように背景を浮かべることができました。

  • 紫式部の『源氏物語』のストーリーを、現代の言葉で語りなおした本です。

    上巻では、「桐壷」の巻は省かれ、「空蝉」から「澪標」の巻までが扱われています。現代のロマンとして読めるような著者の達意の文章にも、現代でも通用する原作のストーリーにも、感心させられることしきりです。

  • 現代語訳というよりも田辺聖子版源氏物語という感じですね。谷崎潤一郎訳の源氏物語に挫折した身としてはとても読みやすいです。ただ久しぶりに読んだけど、こんなに長かったかなーという印象が一番にきちゃいました。
    上巻は源氏がチャラチャラしてる時期ですね。須磨に流れたのも自業自得な気がしてならないのですが。塞翁が馬ですよ。
    いろんな女に次から次へと手を出していく源氏はむしろ清々しくさえもあります。ちなみに花散里の君が好きです。紫の君も好きですが、明石の君も好きです。源氏じゃないけどみんなそれぞれに素晴らしいところがあり、源氏は本当に幸せな奴だと思います。

  • 上中下で源氏の一生部分を描いた現代語訳。
    原文と離れた部分もあるけども読みやすくて柔らかい。
    「あさきゆめみし」が好きならかなり読みやすい。
    「あさきゆめみし」は大分この源氏物語を参考にしたんだろうなと思われる。源典侍のエピソードとか。
    あ、末摘花はもうちょっと良い感じで描かれてます。


    田辺版源氏では紫の上と源氏を中心に物語が展開されてた。
    死生観とかもさらりと訳してる。

    最初は娘、そして北の方、最後は母親のように源氏への愛情が変化する紫の上。
    結局彼女の死後にその愛情の深さに気付く源氏。
    下巻の最後の源氏の無常観に切なくなった。

  • 一つ一つの文章が美しく丁寧で、平安時代の情景が目に浮かぶようだった。

  • さくさく進める読みやすさ。
    情景や文章が美しく、雅な世界観に浸れる。

    個人的に紫、明石、花散里が好き。

  • 非常に読みやすい。須磨の話で父桐壺院の姿が現れるシーンが好き。

  • 日本語って美しいなと改めて感じた。

  • 「源氏物語」に出てくる女の人で誰が好き?
    っていう話を誰かとしたい。

  • 光源氏の若い頃の話。なぜか中巻を先に読んでしまったので、源氏、若いなあと思いながら読み進む。

  • 「窯変」にどっぷりハマっていたためか最初は物足りなく感じたのですが、読み進めるうちに登場人物に対する田辺さんのやさしい眼差しと語り口に魅力を感じるようになりました。全体的に登場人物がみんなやさしい印象というかいい人に見えます。あの源氏でさえも!(失礼)窯変と、同じ源氏物語でこんなに違うのかと驚きです。やわらかい文章でとても読みやすいので、入門書としても最適かと思います。全体的に健やかで、ほのぼのしてる気がします。中〜下+宇治の恋も楽しみ。

  • 学生時代、文学作品や、こういった有名作品を読むことに抵抗あった頃
    この本と出会ってとても、感動したことを覚えています。
    源氏物語を読むならこの一冊をオススメします。

  • 読み終わって、「サイコーだ!すごいおもろい!」って書こうと思ったんだけど、他の人のレビュー見てたら源氏の人気のなさに驚いた。

    源氏の気の多さに嫌気がさす人が多いようだ

    おいらは自分が男だからか源氏の気の多さにもそこまで悪者には見えず、むしろそれだけ多くの女性と関係を持ちながらも自分から捨てることはしない男気の惚れる。

    女性も皆がみな翻弄されるだけでなくつれなく振り回したり、他の男に乗り換えたりしていてバランスがいい気がする。

    男は愛の入れ物がたくさんあり、そのすべてが真実なのだ

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新源氏物語 (上) (新潮文庫)の作品紹介

現代のヒーローとして甦った"光る君"。平安の宮廷で華麗に繰り広げられた光源氏の愛と葛藤の物語を、新鮮な感覚で"現代"のよみものとして描いた大ロマン長編-比類ない美貌と知性、そして高貴な身分を持つ源氏は、至福の愛を求めて、許されぬ恋、苦しい恋を重ねる…。上巻には、「眠られぬ夏の夜の空蝉の巻」より「佗びぬればはかなき恋に澪標の巻」までを収める。

新源氏物語 (上) (新潮文庫)のKindle版

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